リタイア間近組

 
 
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セカンドライフ 定年準備と定年後の日々

大江戸ウォーキング(2019年)  江戸や明治の町を歩きます

No.024:江戸時代の旅体験-自宅から伊勢神宮 (04月29日) ページトップへ

 10回目の東海道歩き旅、自宅から伊勢神宮まで511kmを14日、1日平均36.5kmで歩きました。会社同期会がある伊東を経由しての歩きなので、いつもより45kmほど回り道となります。中間点を過ぎたころ、もう歩きたくない、と思うほどの疲れを経験し、まだまだ先が長いのに完歩できるのか、と危惧しましたが、原因が「寝不足」らしいと分かり、睡眠時間をできるだけ確保するように工夫し、何とか完歩できました。
 また、足指のマメにも苦しめられました。いつもは1カ所程度なのですが、今年は3カ所も。マメが固まって痛みが無くなったのは最終日で、それまでの疲れの要因のひとつにもなっていたのです。マメができる前に、足指を毎日揉むなどの、足指ケアの重要さを再認識しました。それに猫背がちの歩きの改善も課題です。歩くのが楽なので猫背になりがちなのですが、毎年ひどくなっています。
 歳とともに課題が出てきて、それがクリアできなくなったときが歩き旅を縮小もしくはやめるときかもしれません。
 費用は総額115,138円(同期会会費は除く)で、13泊の宿泊代76,983円(1泊5,922円)、14日間の飲食代26,435円(1日1,888円)、交通費8,510円、お土産3,2106円でした。

自宅から伊勢神宮までの14日間の行程です。<詳細地図を見る>

4月7日(日)午前0時57分自宅発 18時11分鴨宮着 64.78km

歩いて最初に出会う山、心和む平塚の高麗山。<写真へのクリックで拡大できます>

 出発前日、なかなか寝付かれず、もう出かけようとベッドから出ますが、その度に妻に引き留められ出発を断念、4回目ぐらに、妻の制止を振り切って出発しました。後日、友人たちから、遠足前の子どもみたい、と言われてしまいます。夜中の1時前に家を出て、宿泊予定だった平塚に昼の12時過ぎに着き、宿を変更して、17km先の鴨宮まで歩きました。


8日(月)9時50分鴨宮発 17時24分熱海着 27.44km

小田原城の桜が見ごろだった。<写真へのクリックで拡大できます>

 今年の会社同期会会場が伊東のホテルとなり、そこを経由して歩くことにしたので、2日目は熱海泊です。昨日鴨宮まで歩いたので30km以下の楽々歩きでした。


9日(火)5時34分熱海発 15時39分伊東着 32.67km

一大リゾート地の熱海を一望する。<写真へのクリックで拡大できます>

 海岸沿いの道を歩きます。海の眺めは良いのですが、車が多く、排気ガスが気になります。同期会集合時間とほぼ同時に会場ホテルに到着し、みんなからの出迎えを受けました。疲れてくると楽な姿勢の猫背になってしまい、到着時もかなりの猫背で、友人に指摘されています。


10日(水)終日雨の為、熱海にて休息です。


11日(木)4時47分熱海発 18時50分富士市着 48.17km

熱海峠は朝霧の中だった。<写真へのクリックで拡大できます>

 昨日まる1日休養したので、遅れを取り戻すためにも、沼津泊の予定をその先の富士市泊に変更しました。いつもは標高846mの箱根峠越えですが、今回は標高617mの熱海峠越え、でも峠手前の標高400mあたりに峠を貫通する長いトンネルがあり、峠越えではなく楽々峠通過となりました。


12日(金)8時45分富士市発 18時19分静岡市内着 36.94km

桜えびが躍る由比駅前<写真へのクリックで拡大できます>

 いつもは沼津発なので、由比到着が夕刻ですが、今回は昼間、このため桜エビのかき揚を食べずに通過しました。残念です。


13日(土)3時8分静岡市内発 19時35分掛川着 51.75km

旧東海道の宇津ノ谷(うつのや)集落は小さな宿場、休憩場だった。<写真へのクリックで拡大できます>

 今日掛川に到着すれば、熱海での1日雨宿りの遅れを取り戻せるので、夜明け前から歩きました。いつもは藤枝泊、今回はその26km先の掛川泊、このため藤枝市岡部町での美味しい甘酒での休憩はなし、由比の桜エビとともに心残りでした。


14日(日)2時41分掛川発 12時6分浜松着 30.34km

写真中央、信号と信号の間に小さく見える縦長ビルが浜松駅前のビル、直線距離で5km以上あり、歩いても歩いてもなかなか近づかない。<写真へのクリックで拡大できます>

 午後から雨の予報だったので、夜中に出て、午前中に浜松に到着しました。歩き始めて10kmほどでもう歩くのがいやになるほどの疲れ、浜松で十分な休息がとれることだけを励みに、だましだまし何とか歩き通しました。この先、40km超えの日もあるので、完歩できるのか不安になります。


15日(月)6時58分浜松発 19時7分豊橋着 39.77km

浜名湖からの風が心地よい。<写真へのクリックで拡大できます>

 昨日とは異なりまあまあ普通に歩けました。浜松で十分な睡眠がとれたためと思われ、昨日の疲れは寝不足が原因だったようです。完歩できる気になってきました。


16日(火)7時17分豊橋発 16時43分岡崎着 32.63km

豊橋の名前の由来となった豊橋を渡る。<写真へのクリックで拡大できます>

 岡崎手前藤川の道の駅で地元野菜料理をいただきました。いつもの通過時間なので、いつもの所でいつもの食事です。


17日(水)7時35分岡崎発 20時32分知立着 14.27km

岡崎城近くの矢作橋で日吉丸(後の秀吉)と小六が出会った。<写真へのクリックで拡大できます>

 雨の予報なので、名古屋泊の予定を26km手前の知立泊に変更して、7時半ごろ出発、9時前から雨となり、近くの喫茶店で雨宿りをしていましたが、12時ごろから昼食の客が入り始めたので追い出されました。雨のためか空席はまだまだあったのに。喫茶店のお客さんが近くにマックがあることを教えてくれたので、小雨の中を30分ほどかけてマックに移動、雨がやみそうになった18時過ぎまでおいてもらいました。大きなマックで空席が沢山あったので助かりました。


18日(木)7時37分知立発 15時36分名古屋着 27.35km

名古屋港<写真へのクリックで拡大できます>

 知立の旅館で美味しい朝食をいただき、7時30分過ぎに出発、14時に名四国道沿いのいつもの定食屋で昼食兼夕食、15時半ごろ名古屋のトラックステーションに着き、大きな湯船でゆったり、ゆっくりしています。


19日(金)4時19分名古屋発 18時4分鈴鹿着 44.84km

伊勢湾に流れ込む木曽川とこの長良・揖斐川、江戸時代は熱田神宮から桑名までの船で渡っていた。<写真へのクリックで拡大できます>

 今日は40km超えなので、昨日早めに寝て夜明け前に出発しました。12時半ごろ四日市駅前のおにぎりの桃太郎でうどんと稲荷、16時ジョイフルで夕食をとり、18時過ぎに鈴鹿市白子に到着、やはり睡眠を十分にとれば、40km超えでも普通に歩けることが分かりました。伊勢湾堤防沿いのいつもの道では、海を眺めながらの心地良い歩きとなっています。


20日(土)7時32分鈴鹿発 18時0分松阪着 34.27km

旧伊勢街道、雲出川橋には常夜灯があった。<写真へのクリックで拡大できます>

 12時半に500円のカルビ丼で昼食、ワンコイン丼に引かれて入りましたが、あまり美味しくありません。16時横綱ラーメンで夕食、早く寝る為に早く夕食をとるようにしています。


21日(日)7時30分松阪発 14時13分伊勢神宮着 25.8km

伊勢神宮内宮鳥居前に到着。<写真へのクリックで拡大できます>

 伊勢手前でへんば餅を、お伊勢参りの人が宮川の渡しで馬を返して、休みがてらいただいたのがへんば(返馬)餅だそうで、店で出されたお茶とともに美味しくいただきました。14時過ぎに伊勢神宮到着、4日前の17日に天皇、皇后両陛下が伊勢神宮へ在位中最後の訪問をされたためか、大変な人出でした。