自宅から事務所まで歩くときに通る渋谷駅前スクランブル交差点、もうすっかりコロナ前の人出の感があります。これでは、感染リスクの高い会食も減ってはいないでしょうから感染拡大が止まらないのも当然か、と思ってしまいます。
グーグルによると、「レストラン、ショッピングセンター等」の利用率(訪問数や滞在時間)は感染拡大前(2020 年1月3日〜2月6日の5週間の曜日別中央値)と比べて、「第1波」のときは約マイナス40%、「第2波」では約マイナス15%まで減少していたのに対し、10月下旬以降は約マイナス10%の水準で横ばいとなっています。(「コロナ『第3波』、行動への影響は統計的に『ゼロ』」(12/26東洋経済ONLINE))
私自身も、3密を避け、対話による飛沫感染に注意すればコロナから逃げ切れるのでは、という気分になっています。でも、碁盤上のたった1手で逆転負けするような、うかつな私としては油断できません。
第3波もそのうち収まると期待して、それまではおとなしくしていようと思います。来年はいい年になるといいのですが。
今年の総決算です。
1.家族
長兄が亡くなりました。2年に及ぶ入院、後半1年間は、話すことも、自分では身体を動かすこともできず、どれほど悔しかったことかと思います。見舞いに来た学生時代からの親友を見て涙を流したそうです。兄貴の涙など見たことがありません。もしその場にいたら、オロオロしてどうしてよいか分からなかったことでしょう。こんなことを書くと、プライドの高い兄貴に「余計なこと言うな」と怒られそうですが。
2.友人たち
オンラインでのお付き合いの1年でした。緊急事態宣言の4月以降で直接会ったのは、友人宅でのバーベキュー、別の友人夫妻とのGoTo会食、さらに別の友人夫妻との2泊3日のGoTo旅行の3回でした。直接の顔合わせがベストですが、効率の良いオンライでの集いもなかなか良いものです。
3.趣味
囲碁が趣味として定着したようです。楽しいの?、と聞かれると微妙です。勝てれば楽しいのでしょうが、負けてばかりいるので。でも、ときどきは勝てるようになり、少しは力が付いている、学習の成果が出ている、という思いが励みになっています。この歳でも進歩できる、と自慢したい思いもあって頑張っています。
ウォーキングは3,676キロ、1日平均10.07キロで、記録していなかった歩きを携帯の歩数計記録から拾い出し、1日平均10キロをわずかですが超えることができました。年560万歩、健康で歩けた1年、感謝です。東海道歩き旅はコロナのために行けませんでした。
4.旅行
年末年始に出かけたスペイン以降、当然ですが海外には出かけていません。あと1年か2年は我慢が必要な様子、それまで元気でいたいものです。
3月友人夫妻との2泊3日出雲旅行、4月会社同期との1泊2日奈良旅行、5月5泊6日台湾旅行、そしてこの年末年始5泊6日GoTo京都旅行、などを予約しそれぞれぎりぎりまで様子を見ていましたが、全てキャンセルしました。残念です。
5.日々の思い
友人たちとオンラインで話をすると、コロナ禍で結構ストレスを感じている様子です。友人ほどのストレスを私が感じていないのは、順応性が高いのか、感覚が鈍なのか。その両方かもしれませんが、この歳まで無事にやって来れたのですから、自分自身を「いい性格」と褒めています。
6.日々の暮らし
仕事以外のほとんどの時間をウォーキングと囲碁で過ごしています。やることが無くて辛い、ということは今のところありません。
7.仕事
仕事、と言っても週2日で、4時間近く歩いて事務所に行き、電車が混む前に帰るので、1日2時間ちょいの勤務です。仕事をしている、とは言えません。事務所のボスが、仕事がない、とぼやいていますが、86にもなって仕事がないなんて言わないで、と娘さんに突っ込まれています。