暮し

No.168:近況報告

   新卒入社し、定年まで無事務めた会社のおかげで、暮しに困ることも、健康を害することもなく今日まで過ごしてきました。会社への感謝は言葉では言い尽くせません。今回、在職中にお世話になった方々に近況をお知らせできる機会がありました。会社の企業年金機関誌に次の内容を掲載していただいたのです。

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   金融機器や工場自動化機器のソフト開発で39年間、多くの方々にお世話になりました。ただただ感謝あるのみです。10年前に雇用延長が終了し、その後は評論家の個人事務所で10年以上お世話になっています。

   仕事以外のほとんどの時間をウォーキングと囲碁で過ごしています。ここ12年間で4万8千キロ以上、1日平均で11キロ歩きました。「歩き過ぎ」と周りから言われますが、やめられません。

   毎年、川崎の自宅から伊勢神宮または京都三条大橋まで、東海道500キロ近くを11~14日間連続で歩きます。昨年が10回目でした。今年はコロナ禍で行けませんでしたが、来年は行こうと思っています。(2020年11月記)

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   会社仲間とのオンライン飲み会で話題になりました。10人ほどの飲み会ですが、驚いたことに、そのうちの4人もの近況報告が同時掲載されていたのです。まるで我々仲間の特集号のようだ、との声がありました。「何でそんなに歩くの?」との質問もありました。

   それは、歩く以外に他にやることがない、ということなのですが、マンションでの妻との2人暮らしで、お互いが一人になれるのが私の歩く時間、ということもあります。それに、やめたら、快眠快食快便の日々を失うのでは、いやそれどころか、病気になるのでは、といった不安もあります。


東海道歩き旅は1年間の総仕上げです。(木陰がありがたい旧東海道松並木(袋井2014年5月撮影))<写真へのクリックで拡大できます>

   東海道歩き旅は、毎日の歩きの目標というか、励みとしています。完歩できたとき、この1年間頑張った証、と思うのです。名所旧跡を見物したり、美味しい名物をいただく、ということはありません。旧街道へのこだわりもなく、車の少ない、歩きやすい道を歩き、出発点も日本橋ではなく自宅です。一年間頑張った実証実験のようなもので、歩くことに集中しています。

   300字以内という制限での近況報告、元気であることと、みなさんに感謝していることが伝われば満足です。おかげで、昔の仲間から何十年かぶりで連絡をもらい、懐かしさと、嬉しさでいっぱいになりました。良い機会をいただき、ここでも会社に感謝です。

の記事

No.203:人生の転機となった学校 (2023年12月31日)

 「授業中もぼんやりしていることが多い」とか、「教科書を忘れて来る」、「えんぴつも持たずに登校する」とかを小学校の通信簿連絡欄に書かれていた私ですが、中学に入ってからは少しまともになりました。

No.198:睡眠は改善したものの・・・ (2023年07月31日)

 スマートウォッチによる睡眠の質が「良し」となる「睡眠スコア80以上」の日が続いています。記録し始めた昨年7月から、30日移動平均が75から80の間で上下していましたが、今年6月から80超えで安定し、現在82超えとなっています。ですから免疫力には少々自信があったのですが、7月に帯状疱疹になってしまいました。年金生活者にとって、健康維持は大切なお仕事、お務めのようなものですが、いろいろ努力しても歳には勝てない、ということなのかもしれません。

No.197:帯状疱疹になりました (2023年06月30日)

 痛みが一日中治まらず、夜眠れずに痛み止めを飲みました。原因は帯状疱疹だったのですが、痛み出してから1週間ほど経って首に発疹が出て初めて分かったのです。眠れないほどの痛みは数日でしたが、一日中の痛みは3週間ほど続き、その後も若干の痛みが1週間ほど続きました。

No.193:睡眠スコアその後 (2023年02月28日)

 今月、スマートウォッチの睡眠スコアが63になった日がありました。89~80が「(睡眠の質が)良い」で、79~60は「やや低い」、59~は「低い」なので、「低い」に近いスコアです。気のせいかもしれませんが、スコアが高いと体調が良いし、低いと寝不足感があります。

No.187:睡眠スコア (2022年08月31日)

 睡眠の質が「良い」の睡眠スコア80を越える日が増えました。睡眠スコアはスマートウォッチを着けて寝ることで測定します。今月前半2週間では、80を超えたのが2日、平均74.6でした。それが、後半2週間では80越えが6日あり、平均80.3と、平均で5.7ポイント上がりました。前半2週間は暑さのため昼間のウォーキングをやめており、後半2週間は、ジムマシンでの屋内昼間ウォーキングを始めています。運動量の違いが、睡眠の質の違いになった、ということだと思います。

No.183:帝国ホテル特製フレンチトースト (2022年04月30日)

 京都、横浜、シカゴ、銀座など、「おしゃれ」を連想させる地域が勤務地でした。そして今、内幸町の帝国ホテル東京となり、「高級」という響きが加わりました。おしゃれや高級とは最も縁遠い私が、そんなところで働くなんて、不思議なめぐり合わせです。最近暑くなってきて、半そでTシャツでの出勤、そんな恰好だと帝国ホテルに入れてもらえないわよ、と妻に言われながら出かけます。

No.182:マンションの売却 (2022年03月31日)

 貸していたマンションを売却しました。入院中の長兄が自宅を売ろうとしたのですが、そのうち物事の判断ができなくなり、売るに売れない状況になりました。家が売れたのは長兄が亡くなってからです。そんなことがあって、80歳までには売却しておきたいと考えていました。

No.181:勤務先は帝国ホテル (2022年02月28日)

 事務所のボスが事務所兼自宅を売却して新しいマンションを購入しました。マンション完成まで2年弱あるので、それまでを帝国ホテル東京で過ごすと決め、昨年の12月からホテルに住んでいます。このため、私の勤務先が帝国ホテルとなり、それまで歩いていた自宅から新宿が、自宅から内幸町となりました。

No.175:囲碁三昧の日々 (2021年08月31日)

 「何で(事務所に)来ないの!!」と事務所のボスに責められぎみです。事務所への往きは歩きなので、感染の危険は渋谷スクランブル交差点付近ぐらいですが、帰りは電車なので、小さいとはいえ感染リスクがあります。感染力の強いデルタ株で感染が爆発しており、どこに感染者がいるか分かりません。それに、感染したら自宅療養、という切迫した医療状況なので、避けることができるリスクは避けるべきでしょう。

No.174:月を眺めるひととき (2021年07月31日)

よく出会う80代と思われるお二人、ご夫婦に違いなく、女性は杖代わりのように男性の腕をつかんでゆっくりゆっくり歩いています。お二人に出会うのは夕食後の妻との散歩のとき、我々の10年後を想像してしまいます。どちらかを杖代わりにして散歩しているでしょうか。お二人の歩きはおそらく健康のためでしょう、敬意をもって見つめています。


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