2006

ライターな日々

Yahoo第9話:犬のしつけ

 「犬のようちえん」を見学しました。そこは、そのネーミングから想像する可愛くて楽しいイメージとは異なり、ときには緊張すら感じられる犬のしつけの現場でした。トイレのしつけでは、トイレの場所を教えるためにその気配があるたびに何回でもトイレの場所に連れて行きます。犬同士の遊びでは、常に犬の表情を見ながら喧嘩とならないように介入しなくてはなりません。トレーナーの方々に笑顔はあまりないのです。トレーニングの場である以上は当然なのかもしれません。笑顔で愛犬と接する楽しい時間が持てる飼い主の幸せを改めて感じました。
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Yahoo第8話:犬の温泉浴

 「愛犬と同伴の温泉旅館」という雑誌の記事タイトルを見ながら、温泉ネタもコラムにいいかも、と考えモモに体験してもらうことにしました。前回のセルフシャンプーといい、にわかに忙しくなったモモです。温泉ネタといっても、贅沢な温泉旅館ではなく、お台場の「綱吉の湯」といった近場の天然温泉でもなく、最寄のトリミングサロンでの入浴剤による温泉浴サービスです。普段の質素な生活ぶりからも、このあたりが我家には分相応ということになります。
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Yahoo第7話:犬のシャンプーノウハウが学べます

 愛犬モモの我家でのシャンプーが重労働なので、安くてよい方法はないかと探し出したのが犬の全自動洗浄乾燥機とトリミングサロンでのセルフシャンプーでした。全自動洗浄乾燥機は見学までさせていただいたのですが、臆病なモモには使えそうもなく、セルフシャンプーは実体験してみて我家でのシャンプーよりも大変なことが分かり、結局、我家での重労働シャンプーはこれからも続くという結論になりました。
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Yahoo第6話:子供と犬

 文章がすんなり頭に入ってこない、何が飛び出してくるのか予測がつかず、まるで混ぜご飯を食べているようだ。というのが会社の同僚の感想だった。何の前触れもなく、しかもまるで前述の人名のように新しい人名が出てくる。1つの段落に1つの主題、という原則も崩れている。
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Yahoo第5話:老犬介護

 相変わらず書き手の顔が見えない文章を書いている。そこで、最初の段落に自分の考え方をできるだけ入れることにした。でも「老犬介護」って何だ、とあらためて自分の考えを整理してみると、悲しいとか辛いとかのネガティブなことしか頭に浮かばない。
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Yahoo第4話:ポチたま会

 書き手の立ち位置の分からない文章は、冷たく無機質で得体の知れない不安を読み手に与える。最初の文章を会社の同僚に読んでもらったときの感想が「書き手の顔が見えない、感情のない内容」とさんざんな評価だった。
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Yahoo第3話:駒沢オリンピック公園ドッグラン

 最初に書いた文章は、ドッグランを愛犬家のコミュニティの場と位置づけ、そのコミュニティへの参加を勧める内容だった。会社の同僚からは「不快だ」、妻からも「最低」といった評価を受ける。そんなコミュニティ経験もないのに、「あれいいんじゃない」などと書いても読むほうは不快になるだけということだ。
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Yahoo第2話:叔母と犬

 読み手に伝わらないどころか読む気にもならない文章、それが最初の文章だった。身内の話なので思いつくままをだらだらと書き連ね、自分にとって分かりきったことは省き、嘘すらついている。このときも何回も書き直し、しだいにまとめていった。最初にやったのは「嘘をつかない」こと。格好をつけたり、面倒な説明を省くために嘘をつく、それをやめた。次に、自分だけが分かっていて省いたことを丁寧に文章にして、事情の分からない人でも理解できる文章にすること、そして、思いつくままに書いた文章のほとんどを捨てて、話題を1つのテーマに絞り込んだ。
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Yahooセカンドライフ第1話:犬がいてよかった

 7、8回は書き直した。書いた直後は「やった」と思うが、しばらくして読み直すと気にいらない、そんな繰り返しだ。書き直すたびに内容が収束する感覚があったので、書き直し作業を続けた。この書き直しがテーマをより深く考え、少しは読める文章にできた要因だと思う。このように「書きながら考える」のではなく、「考えてから書く」ほうが効率的だとは思うが、そんな能力がないのだから仕方がない。
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Yahooセカンドライフ コラム執筆の経緯

 「マスコミの学校」仲間の紹介でYahoo!セカンドライフの「趣味と教養」欄に犬のコラムの執筆を始めた。1回1,200字と、ライターとしては軽い仕事なのだろうが、これが思うように進まない。5、6回は書き直し、徹夜に近いこともやり、会社の同僚にはぼろくそに言われ、最後は見直す気力もうせる。お金をいただくというのは何でも大変だということだ。コラム執筆初心者として気付いたことや感じたことを、「マスコミの学校」の講座内容を思い出しながら整理してみた。
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