年末総決算

No.227:今年の総決算

   今年の総決算です。高齢者ならではの総決算かもしれません。

1.家族
兄弟3人。両親が二人とも亡くなってからは、会うのは年に1、2回です。皆それぞれ元気に過ごしているので、それでよしとしています。

2.友人たち
中学・高校同期、大学同期、会社同期との、LINEや飲み会での交流です。大学同期とは泊まり込みで集まる機会が、今年は2回もありました。部活仲間なので「合宿」と呼んでいます。ちょっと学生気分です。

3.趣味
囲碁はAI対局での訓練を始め、囲碁仲間にほんの少しですが勝てるようになりました。ウォーキングは、今年の総歩数は404万歩(24時間装着のスマートウォッチによる計測)。1日平均11,095歩、距離に換算すると1日平均8.04kmでした。昨年は10.34kmでしたから、2割以上減りました。これからはこんなペースになりそうです。

ジムを3月末に退会し、現在は南北に通る高架線路沿いの道を歩いています。11時ごろまでは日陰で、線路沿いで交差する十字路がなく、車もほとんど通りません。空があり、風があり、木々があり、ジムよりも快適です。背筋を伸ばして大股で、直線788mを3往復、計4.73kmを60分で歩きます。頑張って2分短縮し、58分の日もあります。

60代の頃は、60分で5kmは歩いていました。80歳目前の今では、懸命に大股で歩いている横を、後ろから来た若者が普通に歩きながら追い抜いていきます。腹が立つのですが、歳なのでしかたありません。

7年ぶりの台湾。嘉義中央噴水池の銅像は、映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」の呉明捷。<写真へのクリックで拡大できます>

4.旅行
1月京都(4回目の京都での年末年始)、松本、2月札幌、3月は大学友人との横須賀と会社仲間との福井・小浜、夫婦での台湾。5月足利、6月松島、7月会津、8月八戸、9月長崎、11月水戸・仙台と続き、すべての旅に楽しさと美味しさがありました。残念だったのは、4月の松江と10月の熱海での会社同期会を、風邪のため断念したことです。

5.日々の思い
会社同期会から一人が退会しました。会のムードメーカーで、還暦で同期会を始めたときには「最後の一人になっても続ける」と言っていた者なので、よほどの事情があるのだと思います。歳をとって状況や心境が大きく変わっていくのは、ある意味当然なのかもしれませんが。

同期会のメンバーは12名でしたが、これで11名に。さらに11月に1名が亡くなり、10名になりました。残念です。大学部活の同期は14名でしたが、3年前、2年前、そして今年と計3名が亡くなっています。残された者も、これからはできなくなることがますます増えるはずです。残された時間を、悔いのないように過ごしたいものです。

6.日々の暮らし
睡眠時間の短縮を試みました。9時間半以内を8時間半以内に、1時間の短縮です。しかし昼間に眠くなる寝不足気味の日が次第に増え、睡眠スコアもがた落ちとなったため、4週間ほどでやめました。

睡眠時間が9時間を超えると死亡リスクが34%増加する、という報告があるので始めたのですが、ChatGPTに確認したところ、この「34%増加」は最もリスクが低いとされる睡眠時間(7~8時間)との比較による相対リスクで、平均余命にそのまま換算できるものではないとのことでした。影響があるとしても、平均余命で数か月から1年程度の差に相当する可能性が高いそうです。この程度であれば、長く生きている私にとっては誤差の範囲、寝不足気味の日をなくす方が大切です。

7.仕事
個人事務所では、ほとんど仕事がないまま週2日の勤務を続けています。事務所のボスが91歳の一人暮らしなので、話し相手が必要だと勝手に思っての出勤でもあります。お互いに楽しい時間であればそれでいい、それが仕事だと考えています。

の記事

No.215:迷惑な迷惑メール (2024年12月28日)

 迷惑メールが1日200件を超える日があります。サーバーが振分けるので、パソコンには届きませんが、サーバーが振分けた迷惑メールの全てを一応チェックするので、手間です。生活に欠かせないメールという便利なツールが、不便なツールになろうとしています。

No.203:人生の転機となった学校 (2023年12月31日)

 「授業中もぼんやりしていることが多い」とか、「教科書を忘れて来る」、「えんぴつも持たずに登校する」とかを小学校の通信簿連絡欄に書かれていた私ですが、中学に入ってからは少しまともになりました。

No.191:鹿児島・宮崎旅行 (2022年12月31日)

 今年は8回も国内旅行に出かけました。盛んに旅行したアメリカ駐在時代にもなかった頻度です。家を売って気が大きくなったわけではありません。コロナ禍前の年2回ほどの海外旅行よりも少ない出費です。旅行支援も背中を押してくれました。

No.179:沖縄旅行 (2021年12月31日)

沖縄は妻も私も初めてです。ツアーなので気楽、前準備もほとんどせず、その分印象の少ない旅行だったかもしれません。「憧れの沖縄リゾートステイ4日間」という新聞折込チラシを見て、コロナ感染が落ち着いているうちに、と申込みました。

No.167:コロナ禍の1年 (2020年12月31日)

 自宅から事務所まで歩くときに通る渋谷駅前スクランブル交差点、もうすっかりコロナ前の人出の感があります。これでは、感染リスクの高い会食も減ってはいないでしょうから感染拡大が止まらないのも当然か、と思ってしまいます。

No.155:タワマンの脆弱さ (2019年12月31日)

 10月12日の台風19号で、近くの47階建て高層マンションの地下室が水没し、停電、断水が何日も続きました。エレベータが使えず、料理はできず、トイレも使えません。囲碁サークルのメンバーに住民の方が数人おられ、階段の上り下りで足がおかしくなった、とのことです。電気システムが地下に集中しているタワマンの脆弱さが露見したと、マスコミにも大きく取り上げられました。

No.143:キャベツの効果は大きかった? (2018年12月31日)

 東京駅発の大型バス、乗客は私と妻と妻のお母さんの3人だけでした。二度の入院や圧迫骨折などがあって、今年はもう遠出はできない、と思っていたお母さんが元気になって我家に来れたので、福島県いわき市にある常夏のスパリゾート、ハワイアンズ行きのバスで出かけたのです。途中、妻の妹と合流した北千住でそこそこの人が乗り込んできました。現地も結構の人、平日とは思えない賑わいです。各所から無料送迎バスが出ているので、豊富な源泉をかけ流した大きな風呂と映画にもなったフラガールのショー、温水プールなどを気軽に楽しめます。

No.131:運慶展 (2017年12月31日)

 先月、友人を誘って運慶展に出かけました。お目当ての一つは重源(ちょうげん)上人坐像(東大寺俊乗堂。国宝)、源平の争乱で焼失した東大寺を復興した僧侶の坐像です。運慶は、貴族社会から武家社会に移行する過渡期に活躍した仏師で、日本のルネサンス彫刻と称賛する人もいて、圧倒的な力強さと徹底的なリアリティなどで、人々に感銘を与えています。

No.119:十大ニュース (2016年12月31日)

 今年の「私の十大ニュース」です。内容は少しづつ変わってはいるものの、タイトルは変わり映えしません。今年もいつものように無事過ごすことができた、ということのようです。ありがたいことです。

No.107:あやかりたい、三浦敬三さんの「攻めの人生」 (2015年12月31日)

 1日40km弱、9時間ほどを5日間歩きましたが、何事も起きませんでした。歩いているうちに身体が左に傾いてきて、腰を痛め、やがて歩けなくなり中断した今年の東海道歩き旅、その原因を突き詰めようとしたのです。


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