趣味

No.073:恒例の半日スキー

 毎年恒例となったガーラ日帰りスキー、今回はちょっとだけ滑って、後は温泉でゆっくりする、と友人が往きの新幹線で宣言しました。健康診断でいろいろと悪い数値がでている、このままではそのうち通院が必要になる、と脅かされたようです。前回も同じような数値なのに何も言われなかったのに、とぼやいていましたが。実際に、力を入れると腕が痛くて、ストックもうまく操作できそうにない、とのこと。

 そういう年頃なのか、と複雑な気持ちで聞いていたのですが、スキー場に着くとこの友人が一番元気でした。午後半日のスキー、いつもは少し長めの休憩を途中に入れるのですが、今回は全くなしで最後までしっかり滑っています。最初はあまり自信なかったようですが、数回滑るうちに、調子よくなった、と。身体を動かすことの大切さを改めて認識しました。でもあれだけ滑りに滑って、筋肉痛が数日間は続いたのではないでしょうか。メールで具合を尋ねても返信がないので分かりませんが。

 スキー場では77歳の男性に出会いました。3人乗りのリフトで、「体を動かしてこそ命は維持されるんだ」といったことを友人と話していたら、この話に共感されたのか、「私は77歳ですよ」と話しかけられました。健康そのものといった感じの精悍な顔つきの方で、スキーがお好きで、スイスにも仲間と出かけるそうです。その仲間には80歳を超えた人もいるとのこと。リフトを降りるまでの数分でしたが、印象に残る会話でした。10年後、自分もこんなふうにスキーを楽しめたらいいなぁ、と。こういう元気な人を目の当たりにして、頑張ろう、という気になりました。

恒例の半日スキー
前期高齢者の二人

 到着したときは快晴、ガーラでこんなに晴れたのは初めてです。リフトで上がると、青い空と雪の山々がどこまでも広がり、これぞスキー、と嬉しくなります。中国語や韓国語のアナウンスが昨年まではあったのですが、今年は聞かなかったような気がします。もう日本に来なくなったのか、地元が相手にしなくなったのか、わかりませんが、いいことです。また、スノーボーダーがかなり増え、スキーヤーは少数派となりました。スノボーの方が運搬が楽で、滑り降りる快感は同様なのでしょう。

 滑っているうちにしだいに曇って来ました。雪がちらほら降ってきたころに、2.5キロメートルの下山コースでガーラ湯沢駅へ。スキーウエアや靴を脱いで、温泉に入る、いつものことながらこの解放感は最高です。前期高齢者3人でのスキー、今年も何事もなく楽しく終わりました。このまま77歳まで続けたい、と願いつつ帰路についています。

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No.177:試し歩き (2021年10月31日)

 コロナ禍で2年間中断している東海道歩き旅、来年春には行けそうなので、事前の試し歩きをしてみました。毎日、日帰りで32キロ、5日間、雨のため1日だけ23キロだったので合計151キロ、自宅から静岡までの160キロの少し手前相当の歩きとなります。歳と共に低下する体力、それに加えての長い自粛生活でどうなるのか心配でしたが、何とか来年行けそうな感じです。

No.171:アンクルウエイトを重くしました (2021年04月30日)

 歩くときのアンクルウエイトを片足0.5kgから1.5kgに変更しました。1.5kg2個が入った袋を持った妻は、「こんな重いものを足に付けたら田園調布の坂を越えられないわよ」と心配しています。田園調布の住宅街は高台にあり、川崎の自宅からはそこそこの坂を上るのです。

No.169:コロナ禍最強の趣味 (2021年02月28日)

 「やることがなくて毎日が辛い。(あなたは)どうしてる?」と勤務先事務所のボス、「散歩と囲碁で過ごしています」と答えると、「そう・・・」と羨ましそうな感じでした。緊急事態宣言で在宅勤務、というよりも、仕事がないので勤務はなく、単なる在宅となっていて、ボスとは電話でときどき話をします。人好き、話好きなボスのこと、ストレスがかなり溜まっていることでしょう。

No.164:新たな囲碁の先生 (2020年09月30日)

 囲碁の先生が一人増えて二人になりました。新しい先生からのメールには、私のレベルに合った、大切と思われる詰碁問題と共に「目で5~10秒以内くらいで解ける」ように、との指示が付いています。つまり、詰碁が解けるだけでは駄目で、完璧に身に着けろ、ということなのです。囲碁も武術や柔術のように鍛錬こそ大切、ということでしょうか。

No.163:夏休みは囲碁三昧 (2020年08月31日)

 突然のこと、事務所のボスが2週間のホテル住いとなりました。どうやら、都心にある超一流ホテルに避暑、ということのようです。その間、私も思いがけない夏休み、どこかに行こうかと一瞬考えましたが、所詮はコロナ禍、結局囲碁三昧となりました。

No.162:オンライン囲碁対局 (2020年07月31日)

 地域の囲碁サークルで毎週日曜日にオンライン囲碁対局を始めて8週目となりました。皆さんご高齢なので参加されるか否か、提案者としては不安でしたが、始めてみるとみなさん熱心で、毎回10名ほどが参加されています。いままでの実対局でも、8名から多くても15名の参加でしたから、まずまずの成功、と言えます。

No.153:囲碁サークル (2019年10月31日)

 「上達しましたね」と私の囲碁対局を取り囲む人たちが口々に褒めてくれました。毎週日曜日の囲碁サークル、終了時間間近で他の対局はすでに終わって、メンバー全員が見守るという中で勝利したのです。ルンルン気分で帰宅しました。この日は2勝1敗、1年間続けて初めての勝ち越しです。9目という大きなハンディをもらっての勝利なのですが、それでも勝てなかった今までと比べると大進歩です。「勉強してますね」とも言われました。

No.147:10回目の東海道歩き旅 (2019年04月30日)

 今年で10回目となる東海道歩き旅、川崎の自宅から伊勢神宮まで、512kmを79万6千歩で完歩しました。ここ数年、気持よく歩ける日が少なくなり、歳とともに体力の衰えを実感するようになっています。

No.146:囲碁サークル (2019年03月31日)

 趣味は「旅行」と「ウォーキング」です。最近、それに「囲碁」が加わろうとしています。実益など求めず、ただただ楽しむ、それが本来の趣味というものなのかもしれませんが、私の場合は実益のない趣味は考えられません。貧乏性なのです。「旅行」は妻と二人、一緒に暮らす智恵を授けてくれます。一人旅はしません、実益が見いだせないのです。毎年の「東海道歩き旅」は一人ですが、これは毎日のウォーキングの励みの元になる、という実益があります。

No.135:東海道歩き旅で転倒しました (2018年04月30日)

 一瞬、何が起きたのか分かりませんでした。あっ、という間の転倒、自転車とのすれ違いざまでのことです。なかなか起き上がることができず情けなく、立止まった自転車の女子高校生から「大丈夫ですか」と声を掛けられ恥ずかしくもありました。


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