今年は大変な年でした。1月に母が亡くなり、同じ1月に39年間所属した会社を辞め、個人事業の大得意、というよりはほぼ唯一のクライアントを7月に失いました。人生急降下の年、となるべきところを救ってくれたのが3年前からの個人事務所での仕事でした。この事務所が会員制サイトを新設することとなり、今年の後半はその構築に忙殺されたのです。忙しさが、急降下をなだらかな下り坂に変えてくれたと考えています。ありがたいことです。
このため、ウォーキングの距離は15%ダウン、昨年の4,739kmが今年は4,039kmに、忙しかった8月、9月は40%に近い落ち込みでした。母の見舞いの日も長距離を歩いており、これがなくなったのもダウンの要因ですが、最も大きい要因はサイト構築なのです。大好きな歩きを犠牲にしてまで打ち込んだ、充実のとき、と言うことができます。
この歳になると人生下り坂が当たり前、充実した時間を持つことでその下り坂をなだらかに、うまくすれば上り坂にすることもできる、そんな気がします。充実感は人それぞれ、歩く以外にさして趣味のないわたくしの場合は、やはり仕事、現役時代と比べると僅かな収入であっても、やはり仕事なのです。個人事務所の仕事ができるだけ長く続いて欲しい、と願います。幸い、後期高齢者を過ぎた事務所オーナーはいたって元気、言いたい放題の発言で全国各地を飛びまわっています。それが元気の元でもあるのですが、頑張って欲しいものです。わたくしのためにも。
今年は静岡から京都までを歩き、昨年の自宅から静岡までを入れて、自宅から京都までを完歩しました。お江戸日本橋から京都三条大橋までになぜしないのか、人に説明しにくいじゃないか、と友人に責められ、自宅から日本橋までを歩きました。これで日本橋から三条大橋まで完歩です。来年は自宅から京都まで歩きます。14日間の予定、排気ガスを避けて間道を歩くためのGPS機も使い込んでいて準備万端です。
友人が「My今年の10大ニュース」をブログに掲載していたのでわたくしも。
- 母亡くなる:92歳、子ども一筋の母でした。
- 39年間働いた会社を退社:結婚し、家を買い、年金をもらう、という人並みの人生が送れているのも会社のおかげです。
- 個人事業の主要クライアントを失う:このクライアントのおかげで出向先会社での在籍が7年も維持できました。感謝感謝です。
- 静岡から京都までを完歩:来年は自宅から京都です。
- 義理の両親との2度目の台湾旅行:美味しいものをたくさん食べてきました。
- 20年ぶりの「青春18きっぷ」の旅:3泊4日の東北、普通列車ののんびり二人旅でした。
- 夫婦で健康:二人とも風邪をひかなくなりました。二人での6km散歩をほぼ毎日続けている成果です。
- 愛犬モモも健康:散歩コースを変えてから、病気知らずになりました。
- 二十歳代の体重に:一時、体重60.5kgを記録、ズボンのウエストが85から76に。ウォーキングと噛ミングの成果です。
- 薄型テレビを購入:母が残してくれたお金で買いました。母からの最後のプレゼントです。