コロナ禍で2年間中断している東海道歩き旅、来年春には行けそうなので、事前の試し歩きをしてみました。毎日、日帰りで32キロ、5日間、雨のため1日だけ23キロだったので合計151キロ、自宅から静岡までの160キロの少し手前相当の歩きとなります。歳と共に低下する体力、それに加えての長い自粛生活でどうなるのか心配でしたが、何とか来年行けそうな感じです。
100歳の現役スキーヤーだった三浦敬三さんに倣っての、アンクルウエイト装着ウォーキングの効果もあるのでしょう。始めてから、筋肉量が35%台から37%台と2%増となり、体重60kgなので1.2kgの筋肉増量となっています。試し歩きの翌日、1週間ぶりにアンクルウエイト(両足で計3kg)を着けて歩き、結構な重さを感じ、半年前に始めたときを思い出しました。筋トレになっているのは間違いなさそうです。
体力だけでなく、右足親指の爪も心配でした。2017年春の歩き旅で、箱根旧街道を下山した際に爪が紫色に変色し、数週間後に爪が外れてしまい、新しい爪ができるのに1年かかりました。それからは毎年変色し、1年かけて戻るのを待つ、といった具合でした。昨年春はコロナ禍のため歩き旅をあきらめて、今回のように日帰り32キロで連続2週間歩こうとしたのですが、わずか3日で爪が変色し中止しました。元に戻るのに、やはり1年以上かかっています。
特に痛みがあるわけではないのですが、こんなことを繰り返していると爪が元に戻らなくなるのでは、と心配しています。そうなると、一番力がかかる足親指なので、歩きに支障をきたすことになるでしょう。今回5日間歩いた範囲では目立っての変色は起きませんでした。今までの反省から、テーピング方法を変えたのです。これも今回の試し歩きの大切な検証項目でした。
検証実験のような試し歩き、何とか来年行けそう、ということになりました。東海道歩き旅、歩けるところまで歩こう、という気持ちで毎回出かけますが、歩き始めると完歩まで頑張ってしまいます。来年は後期高齢者になるので、本当に「歩けるところまで」と今は考えています。歩き始めたらわかりませんが・・・。