趣味

No.135:東海道歩き旅で転倒しました

 一瞬、何が起きたのか分かりませんでした。あっ、という間の転倒、自転車とのすれ違いざまでのことです。なかなか起き上がることができず情けなく、立止まった自転車の女子高校生から「大丈夫ですか」と声を掛けられ恥ずかしくもありました。

 9回目の東海道歩き旅、会社の同期会が今年は神戸だったので、翌朝神戸から京都に移動し、三条大橋からお江戸日本橋を目差して歩きました。8日目の静岡県掛川で、宿到着直前、車道との間に鉄柵のある狭い歩道で、対向してきた自転車を避けようとしてバランスを崩したのか、鉄柵の柱につま先をぶつけたのか、よくは分からないのですが、普段であれば決して転ぶような場所でも状況でもないところでの転倒でした。1日中歩いて疲れているとはいえ、今までの歩き旅では無かったこと、かなり落ち込みました。

 コンクリートで右膝を強く打ったようで、結構痛みます。翌朝、腫れてもいたので一旦帰宅し診断してもらうと、骨に異常はなく軽い打撲、とのことでした。翌々日出勤し、その翌朝4時過ぎに、自宅から掛川を目指して歩き始めました。右膝の痛みがあったのでゆっくり歩こうと早めに出たのです。平地や上り坂はあまり痛みは無いものの、下り坂では結構痛みます。これでは箱根越えは無理、と考えていたところ、歩いて2日目の午後になると痛みがかなり和らいできました。そこで、予定通り3日目に箱根越え、もう膝の痛みはありませんでした。


静岡県数カ所で4月最多雨量の記録を更新した雨で増水した大井川。江戸時代であれば確実に川留めでしょう。<写真へのクリックで拡大できます>

 以後順調に歩きましたが、5日目の午後3時ごろから6日目の午前11時ごろまで雨の予報となり、しかたなく5日目は深夜2時に出発しました。宿泊地の藤枝には午後2時に到着、すぐに雨となり、天気予報の精度の高さに驚き、感謝もしています。6日目は最終日、午前10時過ぎに雨が止んだので、急げば新幹線を使わずに帰宅できそうです。昼食は歩きながらのクッキー、などの工夫をして、掛川には午後5時前に到着、在来線で夜9時過ぎ帰宅しました。東海道歩き旅、前半8日、後半6日の計14日で完歩です。

 帰宅翌日に出勤、事務所のボスが「東海道の残り、また歩くの?」と訊くので、「もう歩いて、昨日帰ってきました」と伝えると、「人それぞれね・・・・」と、驚いたような呆れたような様子でした。前回の出勤時、膝を痛めて途中で帰ってきた、と伝えたばかりだったので意外だったのでしょう。

 一旦帰宅して膝を診断していただいたとき、ついでに骨や軟骨の状況も伺いました。何ともありません、若いですよ、と褒められ気分を良くしています。一年を通して歩き過ぎでは、との懸念があったのですが、安心しました。これからも歩き旅ができそうです。

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No.177:試し歩き (2021年10月31日)

 コロナ禍で2年間中断している東海道歩き旅、来年春には行けそうなので、事前の試し歩きをしてみました。毎日、日帰りで32キロ、5日間、雨のため1日だけ23キロだったので合計151キロ、自宅から静岡までの160キロの少し手前相当の歩きとなります。歳と共に低下する体力、それに加えての長い自粛生活でどうなるのか心配でしたが、何とか来年行けそうな感じです。

No.171:アンクルウエイトを重くしました (2021年04月30日)

 歩くときのアンクルウエイトを片足0.5kgから1.5kgに変更しました。1.5kg2個が入った袋を持った妻は、「こんな重いものを足に付けたら田園調布の坂を越えられないわよ」と心配しています。田園調布の住宅街は高台にあり、川崎の自宅からはそこそこの坂を上るのです。

No.169:コロナ禍最強の趣味 (2021年02月28日)

 「やることがなくて毎日が辛い。(あなたは)どうしてる?」と勤務先事務所のボス、「散歩と囲碁で過ごしています」と答えると、「そう・・・」と羨ましそうな感じでした。緊急事態宣言で在宅勤務、というよりも、仕事がないので勤務はなく、単なる在宅となっていて、ボスとは電話でときどき話をします。人好き、話好きなボスのこと、ストレスがかなり溜まっていることでしょう。

No.164:新たな囲碁の先生 (2020年09月30日)

 囲碁の先生が一人増えて二人になりました。新しい先生からのメールには、私のレベルに合った、大切と思われる詰碁問題と共に「目で5~10秒以内くらいで解ける」ように、との指示が付いています。つまり、詰碁が解けるだけでは駄目で、完璧に身に着けろ、ということなのです。囲碁も武術や柔術のように鍛錬こそ大切、ということでしょうか。

No.163:夏休みは囲碁三昧 (2020年08月31日)

 突然のこと、事務所のボスが2週間のホテル住いとなりました。どうやら、都心にある超一流ホテルに避暑、ということのようです。その間、私も思いがけない夏休み、どこかに行こうかと一瞬考えましたが、所詮はコロナ禍、結局囲碁三昧となりました。

No.162:オンライン囲碁対局 (2020年07月31日)

 地域の囲碁サークルで毎週日曜日にオンライン囲碁対局を始めて8週目となりました。皆さんご高齢なので参加されるか否か、提案者としては不安でしたが、始めてみるとみなさん熱心で、毎回10名ほどが参加されています。いままでの実対局でも、8名から多くても15名の参加でしたから、まずまずの成功、と言えます。

No.153:囲碁サークル (2019年10月31日)

 「上達しましたね」と私の囲碁対局を取り囲む人たちが口々に褒めてくれました。毎週日曜日の囲碁サークル、終了時間間近で他の対局はすでに終わって、メンバー全員が見守るという中で勝利したのです。ルンルン気分で帰宅しました。この日は2勝1敗、1年間続けて初めての勝ち越しです。9目という大きなハンディをもらっての勝利なのですが、それでも勝てなかった今までと比べると大進歩です。「勉強してますね」とも言われました。

No.147:10回目の東海道歩き旅 (2019年04月30日)

 今年で10回目となる東海道歩き旅、川崎の自宅から伊勢神宮まで、512kmを79万6千歩で完歩しました。ここ数年、気持よく歩ける日が少なくなり、歳とともに体力の衰えを実感するようになっています。

No.146:囲碁サークル (2019年03月31日)

 趣味は「旅行」と「ウォーキング」です。最近、それに「囲碁」が加わろうとしています。実益など求めず、ただただ楽しむ、それが本来の趣味というものなのかもしれませんが、私の場合は実益のない趣味は考えられません。貧乏性なのです。「旅行」は妻と二人、一緒に暮らす智恵を授けてくれます。一人旅はしません、実益が見いだせないのです。毎年の「東海道歩き旅」は一人ですが、これは毎日のウォーキングの励みの元になる、という実益があります。

No.126:夏のウォーキング (2017年07月31日)

 真夏日が続き、猛暑日の日もあって、2時間半の毎日ウォーキングは汗だくになります。あまりの暑さで、人影も少なく、いつも出会っていた保育園児たちの行列も見かけなくなりました。そんな中、私と同年代と思われる男性3,4人のグループは変わりなく集まっています。小さな川沿いの、桜の木々に囲まれた、木陰の野外テーブルベンチで、持参のペットボトルのお茶などを飲みながら話しをしています。横を通るときに、楽しそうな笑い声が聞こえたりします。ご近所さんで、幼馴染なのかもしれません。楽しそうな雰囲気です。


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