台湾旅行

No.103:台北での夏休み

 亜熱帯気候の台北での夏休みでした。勤務先事務所のボスが台湾に行くというので、その間事務所はお休み、北海道へでも行こうかと妻と相談したのですが、我々も台湾に行ってマンゴーかき氷を食べよう、ということになりました。7回目の台湾ですが、初めての夏、マンゴーの季節です。もちろん、台湾育ちのボスにご馳走になろう、という下心もありました。

 3泊4日の台北、到着初日は明福台菜の台湾料理、2日目は秀蘭小館の上海料理、3日目が兄弟大飯店・蘭花廳(庁)の台湾料理とボスにすっかりご馳走になりました。明福は相変わらずの美味しさで、日本から事前に注文した仏跳牆(ぶっとびすーぷ)と紅麹肉(べにこうじ浸け豚肉)はもちろん、初めていただくタケノコ、いつものカキ天ぷらや台湾風焼きそばなど、日本では味わえない台湾料理を堪能しました。秀蘭は初めて食べたときの感動以上の美味しさがありました。いろいろな鍋料理ですが、同じ白菜や魚でも季節の違いで美味しさが異なるのでしょうか。白菜獅子頭や豚の太ももなど最高です。蘭花は初めて、司馬遼太郎の「台湾紀行」に登場する老台北こと蔡焜燦(さいこんさん)さんお気に入りのレストランとのこと、いろいろな具が入っている台湾風フカヒレスープなど初めて体験する美味しさの数々でした。次から次へと出される料理、後半で「もう食べられない」と思っていたところに出てきた鶏料理、少しだけと思って食べたのがかなりの美味しさ、思わずたくさん食べてしまいました。鶏一羽をさっぱり味で仕上げていて、肉はジューシーで旨み十分、皮はぱりぱりして美味、台湾の鶏の美味しさは格別ではないでしょうか。なにしろ街の市場で生きた鶏を売っている土地柄ですから。

 亜熱帯気候の夏ウォーキングも実現しました。台北市内のホテルから温泉地の北投までの16km、朝6時ごろに出発して、10時頃到着、亜熱帯気候での夏ということで少し緊張しましたが、午前中ということもあってか、日本で歩くのと変わりありません。東京で猛暑日が8日間続いたときに、毎日20km以上歩いていましたが、そのときの方が汗だくで大変でした。ちなみに、8日間は猛暑日連続新記録なので、私も猛暑日連続ウォーキング新記録樹立ということになります。

マンゴーかき氷
マンゴー尽くしのかき氷

 ところで、台湾行のきっかけとなったマンゴーかき氷ですが、3種類いただきました。まず、東京・表参道にも出店しているアイス・モンスターのマンゴーかき氷、マンゴー・ジュースの氷のかき氷にマンゴー、マンゴー・アイス、マンゴー・シロップと、まさにマンゴー尽くしの豪華版、やはり一度は食べておくべきかき氷でした。次が冰讃、これは普通の氷のかき氷でその分マンゴーが沢山入っており、こちらの方がマンゴーを食べた、という気がします。最終日が黒岩 古早味黒砂糖cuo冰、ここは濃厚な黒砂糖シロップが美味しく、マンゴーもたくさん入っています。最後なので、黒岩八寶冰という、八つの具の入ったかき氷もいただきました。この店が一番美味しかったように思います。飛行機の時間が迫っていたので、昼食をあきらめてのかき氷でしたが、正解でした。初日だけかき氷を食べることができなかったのが唯一悔やまれます。台北到着後の昼食で、鼎泰豐での小籠包を食べ過ぎ、豪華な夕食が迫っていることもあってかき氷をあきらめたのです。その後の昼食はかき氷分をセーブするようにしました。

 豪華な夕食はボス持ち、かき氷など手軽な食べ物だけが自腹、といういつもの台湾旅行、観光や遊びが一切無い旅行でしたが、大満足です。

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No.122:「食の都」台南 (2017年03月31日)

「B級グルメを楽しんできます」、台北行便への搭乗待ちで妻が友人に宛てたメールです。友人からは「いやいや、A級で!」との返信がありました。9回目の台湾、今回は台南に初めて行きます。台南は「食の都」、しかもいつもは勤務先事務所のボスとの食事が多いのですが、今回は6泊7日のうちの2回だけ、あとは妻と二人だけで心置きなくB級グルメ食べ歩きができるのです。とても楽しみ、嬉々として飛行機に乗り込みました。

No.106:初体験、格安航空会社(LCC)便 (2015年11月30日)

 夜の成田空港第3ターミナル内を、スーツケースとショルダーバックの合計10kgを持って走り抜けました。格安航空会社(LCC)バニラエアー台北発が成田に到着して、搭乗口が開いたのが予定から15分遅れの22時25分、10分後の22時35分発東京行バスに乗ろうと、タラップを降りて、階段を上り、長い通路を走り、入国審査、税関審査を通り、航空会社のカウンター横を走り、バス停に着いたのが22時33分、8分という快挙でした。タラップを降りるときは15番目ぐらいでしたが、入国審査前からはトップを独走、境内を走る西宮神社の福男選びの気分です。このバスに乗らないと、東京駅発最終電車に間に合わない可能性が大なのです。

No.084:正月台湾旅行 (2014年01月31日)

 美しい初日の出に今年の健康を祈願しました。羽田空港、搭乗ゲートを通過して機体ドアに向かう途中の大きな窓から拝んだ日の出、昨年は雲で隠れて見ることができませんでした。幸先のよい正月台湾旅行です。今年は事務所のボスがバリ島へ、それからの台湾なので一緒の夕食は1月3日のみ、このため1月1日、2日と夜遅くまで気ままな外出を楽しむことができます。

No.072:今年もいい年になりそうな気配 (2013年01月31日)

 「お正月は今年も台湾美食の旅」と自慢げに年賀状に書きました。連日豪華な食事となる楽しみの旅行、しかも昨年同様、フライト、宿泊、食事、全てが事務所持ちです。去年の1月にも書いたので繰り返しませんが、ひとつだけ、昨年は行かなかった「明福」というお店のことを。

No.060:食へのこだわり (2012年01月31日)

 今年は豪華なお正月となりました。事務所のボスが年末年始を台北で過ごすので、我々夫婦も元日に台北へ、ボスと共に三日三晩の美食の日々となったのです。宿泊もボスと同じ高級ホテル、広々とした部屋、高級なアメニティ、1日2回のベッドメイキングなどがグレードの高さを実感させます。2回目のベッドメイキングは寝るためのもの、高級ホテルでは普通のサービスらしいのですが、初めての体験です。

No.056:ウォーキング海外デビューは台北 (2011年09月30日)

 ここ台北は、昨日までの強い日差しを雲が遮り、蒸し暑さは変わらないものの、まずまずのウォーキング日和です。市内のホテルから北投(ベイトウ)まで約13km、3時間弱の海外街歩きに出かけました。


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