趣味

No.017:日本一周歩数計の旅に出ました

日本一周歩数計の旅に出ました
6日目に千葉を通過しました。

 東京の端にある羽田から、海岸沿いを北に歩き今日で6日目、100km歩いて、千葉を過ぎました。歩数計「日本一周歩数計の旅」のなかでのことです。

 羽田を出て、北海道から沖縄までの日本全国の海岸沿いを歩いて、また羽田に戻ってくるのに18,880km、昨年同様年間3,200km歩くとすると6年かかります。途中でこの歩数計が壊れてしまうと、わたしは路頭に迷い、羽田には戻れません。そんな機器頼りのバーチャルな旅に出たのです。

 4日目の朝は荒川でした。もうすぐ千葉県だ、と思うとウォーキングにも力が入ります。雨模様の日でしたが、インターネットで調べた小雨の時間帯を歩き千葉県の浦安に到着したのです。東京都を抜けるとき歩数計が「県境」と表示したのを見て、たわいもなく喜んでしまいました。

 「荒川」のような場所表示が全国1,258個所、平均で15km毎にあり、歩くうえでの励みになるし、名産品も表示されるので各場所を楽しくイメージできます。ちなみに「荒川」の名産品は下町の味「もんじゃやき」、「千葉」はわたしの大好物「らっかせい」でした。なかなかの優れものです。

 週刊文春元編集長の花田 紀凱(はなだ かずよし、65歳)氏も歩数計を使っていて、それは初期設定した1日のノルマを達成していくとキャラクターのジェル君が天使に育っていき、達成率があまりにも悪いとジェル君は家出してしまうそうです。「これははまるんだよ」とのことでした。「達成感」が「はまる」大きな要因なのでしょう。雑誌編集という仕事で多くの達成感を味わってきた花田氏が、健康維持というこれからの大切な仕事でも達成感を得る、そのためのツールとなっているようです。お世話になったマスコミの学校の校長で、少し身近に感じられる方なので、歩数計で頑張ろうとしているわたしにとっては励まされる思いがします。

 バーチャルな旅とはいえ、歩くのはリアルです。浦安は小雨だった、とか、千葉のときは暑いので夕方間近になってから歩いたなぁ、などといったリアルな歩き旅もどきの思い出も残ります。6年後に「日本一周おめでとう」が表示されたとき、どんな思い出ができているのか楽しみです。

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No.177:試し歩き (2021年10月31日)

 コロナ禍で2年間中断している東海道歩き旅、来年春には行けそうなので、事前の試し歩きをしてみました。毎日、日帰りで32キロ、5日間、雨のため1日だけ23キロだったので合計151キロ、自宅から静岡までの160キロの少し手前相当の歩きとなります。歳と共に低下する体力、それに加えての長い自粛生活でどうなるのか心配でしたが、何とか来年行けそうな感じです。

No.171:アンクルウエイトを重くしました (2021年04月30日)

 歩くときのアンクルウエイトを片足0.5kgから1.5kgに変更しました。1.5kg2個が入った袋を持った妻は、「こんな重いものを足に付けたら田園調布の坂を越えられないわよ」と心配しています。田園調布の住宅街は高台にあり、川崎の自宅からはそこそこの坂を上るのです。

No.169:コロナ禍最強の趣味 (2021年02月28日)

 「やることがなくて毎日が辛い。(あなたは)どうしてる?」と勤務先事務所のボス、「散歩と囲碁で過ごしています」と答えると、「そう・・・」と羨ましそうな感じでした。緊急事態宣言で在宅勤務、というよりも、仕事がないので勤務はなく、単なる在宅となっていて、ボスとは電話でときどき話をします。人好き、話好きなボスのこと、ストレスがかなり溜まっていることでしょう。

No.164:新たな囲碁の先生 (2020年09月30日)

 囲碁の先生が一人増えて二人になりました。新しい先生からのメールには、私のレベルに合った、大切と思われる詰碁問題と共に「目で5~10秒以内くらいで解ける」ように、との指示が付いています。つまり、詰碁が解けるだけでは駄目で、完璧に身に着けろ、ということなのです。囲碁も武術や柔術のように鍛錬こそ大切、ということでしょうか。

No.163:夏休みは囲碁三昧 (2020年08月31日)

 突然のこと、事務所のボスが2週間のホテル住いとなりました。どうやら、都心にある超一流ホテルに避暑、ということのようです。その間、私も思いがけない夏休み、どこかに行こうかと一瞬考えましたが、所詮はコロナ禍、結局囲碁三昧となりました。

No.162:オンライン囲碁対局 (2020年07月31日)

 地域の囲碁サークルで毎週日曜日にオンライン囲碁対局を始めて8週目となりました。皆さんご高齢なので参加されるか否か、提案者としては不安でしたが、始めてみるとみなさん熱心で、毎回10名ほどが参加されています。いままでの実対局でも、8名から多くても15名の参加でしたから、まずまずの成功、と言えます。

No.153:囲碁サークル (2019年10月31日)

 「上達しましたね」と私の囲碁対局を取り囲む人たちが口々に褒めてくれました。毎週日曜日の囲碁サークル、終了時間間近で他の対局はすでに終わって、メンバー全員が見守るという中で勝利したのです。ルンルン気分で帰宅しました。この日は2勝1敗、1年間続けて初めての勝ち越しです。9目という大きなハンディをもらっての勝利なのですが、それでも勝てなかった今までと比べると大進歩です。「勉強してますね」とも言われました。

No.147:10回目の東海道歩き旅 (2019年04月30日)

 今年で10回目となる東海道歩き旅、川崎の自宅から伊勢神宮まで、512kmを79万6千歩で完歩しました。ここ数年、気持よく歩ける日が少なくなり、歳とともに体力の衰えを実感するようになっています。

No.146:囲碁サークル (2019年03月31日)

 趣味は「旅行」と「ウォーキング」です。最近、それに「囲碁」が加わろうとしています。実益など求めず、ただただ楽しむ、それが本来の趣味というものなのかもしれませんが、私の場合は実益のない趣味は考えられません。貧乏性なのです。「旅行」は妻と二人、一緒に暮らす智恵を授けてくれます。一人旅はしません、実益が見いだせないのです。毎年の「東海道歩き旅」は一人ですが、これは毎日のウォーキングの励みの元になる、という実益があります。

No.135:東海道歩き旅で転倒しました (2018年04月30日)

 一瞬、何が起きたのか分かりませんでした。あっ、という間の転倒、自転車とのすれ違いざまでのことです。なかなか起き上がることができず情けなく、立止まった自転車の女子高校生から「大丈夫ですか」と声を掛けられ恥ずかしくもありました。


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