趣味

No.051:放射能漏れ

 京都への歩き旅に明日出発、仕上がりは順調、と言いたいところですが不安はあります。3月、4月とあまりトレーニングができていないのです。主な原因は福島原発の放射能漏れ、トレーニングは6時間以上も外を歩くので、飛んでくる放射能物質を吸い込んだり、その放射線を浴びたりするのが怖かったのです。

 川崎市が放射線量を発表し始めたのは3月11日大地震4日後の15日、いきなり年平均毎時0.035マイクロシーベルトの6倍もの瞬間値を記録しています。その後3倍以上の瞬間値が何回かあったものの、全体的には2倍前後で推移していましたが、21日の雨で4倍以上に跳ね上がり、なかなか下がらず、3倍を下回るようなったのは4月3日です。この雨は東京都水道水の放射能汚染も引き起こしています。

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放射線量を毎日チェック<写真を拡大>

 この間ほとんど歩かず、トレーニングを再開したのは4月4日でした。毎日にらんでいた放射線量が毎時0.10マイクロシーベルト程度になってからです。これなら年間で876マイクロシーベルト、呼吸によって同量を内部被曝したとしても倍の1752マイクロシーベルト、年間2400マイクロシーベルトが自然被曝の世界平均ですから、まず安全でしょう。

 再開のきっかけはもう一つあります。屋内でも屋外でも放射線量はあまり変わらない、というデータがあったのです。放射線の強さや家の状況で違うのでしょうが、我が家でもそうなら歩いても歩かなくても一緒です。確かに、花粉症でくしゃみが出るのは屋内でも屋外でもあまり変わらないのを考えると、花粉同様に放射能のチリも屋内外変わらずに舞っているのかもしれません。

 知識不足、見えない、致命的な健康被害、などから放射能への恐怖はなかなか拭えず、ネットでのもっともらしい書き込みや、極端な拒否反応があります。わたくしのトレーニング中断もそんな愚かな不安からなのかもしれません。福島原発事務本館南の放射線量はいま毎時500マイクロシーベルト程度、川崎の6千倍、原発北西30km地点では毎時22マイクロシーベルト程度、川崎の220倍、そんな環境で作業され、生活されている方々のことを考えると、全くお恥ずかしい限りです。どんどん歩いて、元気になって、「がんばろう!!日本」に僅かながらでも寄与しないと。でも、放射能漏れ、早く何とかして欲しい。

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No.177:試し歩き (2021年10月31日)

 コロナ禍で2年間中断している東海道歩き旅、来年春には行けそうなので、事前の試し歩きをしてみました。毎日、日帰りで32キロ、5日間、雨のため1日だけ23キロだったので合計151キロ、自宅から静岡までの160キロの少し手前相当の歩きとなります。歳と共に低下する体力、それに加えての長い自粛生活でどうなるのか心配でしたが、何とか来年行けそうな感じです。

No.171:アンクルウエイトを重くしました (2021年04月30日)

 歩くときのアンクルウエイトを片足0.5kgから1.5kgに変更しました。1.5kg2個が入った袋を持った妻は、「こんな重いものを足に付けたら田園調布の坂を越えられないわよ」と心配しています。田園調布の住宅街は高台にあり、川崎の自宅からはそこそこの坂を上るのです。

No.169:コロナ禍最強の趣味 (2021年02月28日)

 「やることがなくて毎日が辛い。(あなたは)どうしてる?」と勤務先事務所のボス、「散歩と囲碁で過ごしています」と答えると、「そう・・・」と羨ましそうな感じでした。緊急事態宣言で在宅勤務、というよりも、仕事がないので勤務はなく、単なる在宅となっていて、ボスとは電話でときどき話をします。人好き、話好きなボスのこと、ストレスがかなり溜まっていることでしょう。

No.164:新たな囲碁の先生 (2020年09月30日)

 囲碁の先生が一人増えて二人になりました。新しい先生からのメールには、私のレベルに合った、大切と思われる詰碁問題と共に「目で5~10秒以内くらいで解ける」ように、との指示が付いています。つまり、詰碁が解けるだけでは駄目で、完璧に身に着けろ、ということなのです。囲碁も武術や柔術のように鍛錬こそ大切、ということでしょうか。

No.163:夏休みは囲碁三昧 (2020年08月31日)

 突然のこと、事務所のボスが2週間のホテル住いとなりました。どうやら、都心にある超一流ホテルに避暑、ということのようです。その間、私も思いがけない夏休み、どこかに行こうかと一瞬考えましたが、所詮はコロナ禍、結局囲碁三昧となりました。

No.162:オンライン囲碁対局 (2020年07月31日)

 地域の囲碁サークルで毎週日曜日にオンライン囲碁対局を始めて8週目となりました。皆さんご高齢なので参加されるか否か、提案者としては不安でしたが、始めてみるとみなさん熱心で、毎回10名ほどが参加されています。いままでの実対局でも、8名から多くても15名の参加でしたから、まずまずの成功、と言えます。

No.153:囲碁サークル (2019年10月31日)

 「上達しましたね」と私の囲碁対局を取り囲む人たちが口々に褒めてくれました。毎週日曜日の囲碁サークル、終了時間間近で他の対局はすでに終わって、メンバー全員が見守るという中で勝利したのです。ルンルン気分で帰宅しました。この日は2勝1敗、1年間続けて初めての勝ち越しです。9目という大きなハンディをもらっての勝利なのですが、それでも勝てなかった今までと比べると大進歩です。「勉強してますね」とも言われました。

No.147:10回目の東海道歩き旅 (2019年04月30日)

 今年で10回目となる東海道歩き旅、川崎の自宅から伊勢神宮まで、512kmを79万6千歩で完歩しました。ここ数年、気持よく歩ける日が少なくなり、歳とともに体力の衰えを実感するようになっています。

No.146:囲碁サークル (2019年03月31日)

 趣味は「旅行」と「ウォーキング」です。最近、それに「囲碁」が加わろうとしています。実益など求めず、ただただ楽しむ、それが本来の趣味というものなのかもしれませんが、私の場合は実益のない趣味は考えられません。貧乏性なのです。「旅行」は妻と二人、一緒に暮らす智恵を授けてくれます。一人旅はしません、実益が見いだせないのです。毎年の「東海道歩き旅」は一人ですが、これは毎日のウォーキングの励みの元になる、という実益があります。

No.135:東海道歩き旅で転倒しました (2018年04月30日)

 一瞬、何が起きたのか分かりませんでした。あっ、という間の転倒、自転車とのすれ違いざまでのことです。なかなか起き上がることができず情けなく、立止まった自転車の女子高校生から「大丈夫ですか」と声を掛けられ恥ずかしくもありました。


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