暮し

No.097:自律神経の乱れ

 自律神経のバランスが崩れていると感じています。顔が火照ったり、「顔が赤い」などと妻から言われるときがあるからです。自律神経のバランスが取れていないと免疫力が低下して病気になりやすくなる、実際今年になってから、風邪と思われる下痢や発熱がありました。自律神経を整えるためには、昼は日光を浴びしっかり動いて交感神経を活性化させ、夜は暗いところでぐっすり寝て副交感神経を活性化させる、ということのようですが、これがなかなか難しいのです。

 「昼しっかり活動する」は自分の意志でなんとかなるとしても、「夜ぐっすり寝る」のはどうしたらよいのか分かりません。「自律神経を整える10の方法」を見ると全項目とも「ぐっすり寝る」ために大いに役立ちそうです。まあまあ出来ているかな、と思われるのは「身体を動かす」「よく噛む」「就寝3時間前までの夕食」の3項目、「たくさん笑う」は副交感神経を活性化して免疫力を高めるとのことなのですが、なかなかできていません。免疫力を弱めてしまうストレスを克服するためにも一番大切なことなのかもしれませんが。「規則正しい生活」「朝の散歩」「朝の日光浴」の3項目を意識して、朝7時起床-夜11時就寝の7-11の規則正しい生活と、散歩のときに積極的に日光を浴びるようにしています。「ゆっくり入浴」「就寝前にテレビやパソコンを見ない」「就寝前に腹式呼吸」の3項目は面倒そうなので、気に留める程度にしています。まあ相変わらずのいい加減ぶりではありますが。

 自律神経のバランスが崩れたままで、免疫力が落ち込んでいくと、大きな病気になりかねません。例えば、癌を防ぐのは免疫力だ、と言われています。我々の体内で発生する癌細胞は、1日5千個ほど、並べると5センチから10センチもの長さになるそうです。毎日です。それでも癌にならないのはひとえに我々の免疫力のおかげなのです。手術や薬に頼らず、免疫力だけで末期癌を消滅させた(【癌ブログ】末期がんを免疫療法で克服)、といった報告もあります。

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散歩で我々夫婦の健康に貢献してくれていたモモ君

 今まで、風邪をひかないというのが自慢でしたが、もうあまり自慢できなくなりました。歳のせいもあるのでしょうが、生活の変化が大きく影響しているのではないかと考えています。2年前に現在のマンションに引越して、すぐに愛犬モモが亡くなって、暮らしぶりが変わりました。駅直結のマンションで歩く機会が減り、自宅が2割以上も狭くなって家での動線が短くなり、テレビの前にリクライニングチェアーを置いたのでそこでの時間が増え、モモの散歩が無くなったので日光に当たる機会が少なくなったのです。生活が変化してから数年後に影響が出てくる、ということなのでしょう。

 人間ドッグの白血球分布データから自律神経のバランスを見てみると、8年前の60歳のときからの6回受診では、現在の個人事務所に勤める前の2回はバランスが崩れていて交感神経過剰、勤務開始後の3回はバランス範囲内、引越半年後はまたバランスが崩れて副交感神経過剰となっています。やはり、仕事や生活の変化が自律神経のバランスに影響しているということのようです。ちなみに36歳から43歳までの7年間4回受診では、4回ともバランスをほぼ崩しており、交感神経過剰と副交感神経過剰が交互に出ています。若い頃はバランスを崩して免疫力が下がっても風邪をひくぐらいで済んでいたのでしょうが、還暦を過ぎるとそうはいかなくなるでしょう。昼はしっかり動いて、夜はぐっすり寝る、自分のペースで暮らせる今であればそれができるはずです。自分次第だからこそ難しいという面もありますが。

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No.214:80歳の壁 (2024年11月30日)

 会社仲間の集い、あわら温泉での宴の翌日、車3台で観光に出かけました。一緒に宿を出たのですが、内1台が集合場所に現れません。電話で、「どこにいるの?」と尋ねると、「第1駐車場」との答、ここの駐車場は1つ、第1も、第2もありません。結局、「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」集合を「一乗谷朝倉氏遺跡」集合と思い込んでいたようです。事前に決めた行程が狂い、「行程表を見ていない」と、幹事は少々お怒りでした。

No.207:睡眠スコアその後のその後 (2024年04月30日)

 大谷翔平さんは睡眠を大切にしていて、遠征に寝具を持ち込んだり、日々の睡眠データを計測しているそうです。超ビッグな大谷さんを引き合いに出すのはおこがましいのですが、私も睡眠データを計測しています。私のデータは、睡眠の質を示すスマートウォッチの睡眠スコアです。それが、30日移動平均で、昨年7月28日の、100点満点中83をピークに、どんどん低下し、今年3月19日には70にまで下がってしまいました。

No.203:人生の転機となった学校 (2023年12月31日)

 「授業中もぼんやりしていることが多い」とか、「教科書を忘れて来る」、「えんぴつも持たずに登校する」とかを小学校の通信簿連絡欄に書かれていた私ですが、中学に入ってからは少しまともになりました。

No.198:睡眠は改善したものの・・・ (2023年07月31日)

 スマートウォッチによる睡眠の質が「良し」となる「睡眠スコア80以上」の日が続いています。記録し始めた昨年7月から、30日移動平均が75から80の間で上下していましたが、今年6月から80超えで安定し、現在82超えとなっています。ですから免疫力には少々自信があったのですが、7月に帯状疱疹になってしまいました。年金生活者にとって、健康維持は大切なお仕事、お務めのようなものですが、いろいろ努力しても歳には勝てない、ということなのかもしれません。

No.197:帯状疱疹になりました (2023年06月30日)

 痛みが一日中治まらず、夜眠れずに痛み止めを飲みました。原因は帯状疱疹だったのですが、痛み出してから1週間ほど経って首に発疹が出て初めて分かったのです。眠れないほどの痛みは数日でしたが、一日中の痛みは3週間ほど続き、その後も若干の痛みが1週間ほど続きました。

No.193:睡眠スコアその後 (2023年02月28日)

 今月、スマートウォッチの睡眠スコアが63になった日がありました。89~80が「(睡眠の質が)良い」で、79~60は「やや低い」、59~は「低い」なので、「低い」に近いスコアです。気のせいかもしれませんが、スコアが高いと体調が良いし、低いと寝不足感があります。

No.187:睡眠スコア (2022年08月31日)

 睡眠の質が「良い」の睡眠スコア80を越える日が増えました。睡眠スコアはスマートウォッチを着けて寝ることで測定します。今月前半2週間では、80を超えたのが2日、平均74.6でした。それが、後半2週間では80越えが6日あり、平均80.3と、平均で5.7ポイント上がりました。前半2週間は暑さのため昼間のウォーキングをやめており、後半2週間は、ジムマシンでの屋内昼間ウォーキングを始めています。運動量の違いが、睡眠の質の違いになった、ということだと思います。

No.183:帝国ホテル特製フレンチトースト (2022年04月30日)

 京都、横浜、シカゴ、銀座など、「おしゃれ」を連想させる地域が勤務地でした。そして今、内幸町の帝国ホテル東京となり、「高級」という響きが加わりました。おしゃれや高級とは最も縁遠い私が、そんなところで働くなんて、不思議なめぐり合わせです。最近暑くなってきて、半そでTシャツでの出勤、そんな恰好だと帝国ホテルに入れてもらえないわよ、と妻に言われながら出かけます。

No.182:マンションの売却 (2022年03月31日)

 貸していたマンションを売却しました。入院中の長兄が自宅を売ろうとしたのですが、そのうち物事の判断ができなくなり、売るに売れない状況になりました。家が売れたのは長兄が亡くなってからです。そんなことがあって、80歳までには売却しておきたいと考えていました。

No.181:勤務先は帝国ホテル (2022年02月28日)

 事務所のボスが事務所兼自宅を売却して新しいマンションを購入しました。マンション完成まで2年弱あるので、それまでを帝国ホテル東京で過ごすと決め、昨年の12月からホテルに住んでいます。このため、私の勤務先が帝国ホテルとなり、それまで歩いていた自宅から新宿が、自宅から内幸町となりました。


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