渡良瀬遊水地の谷中湖のワカサギ釣りが最盛期を迎え、連日たくさんの釣り人でにぎわっている。今年は魚影が濃く、ベテランになると一日で400~500匹も釣る。いつもの釣り仲間と週2~3回通っているが、いいポイントは日の出前には埋まってしまい、日が高くなってからでは端の方にしか入れない。でも最近は釣りのコツを覚えたせいか日没までいると平均的に100匹前後は釣れる。
数十匹だった頃は家内がテンプラにしてくれたが連日大量のワカサギを持ち帰るので最近は自分で料理するハメになった。仲間も皆同じ境遇のようだ。釣りながら自慢の調理方法をいろいろと紹介し合ったりする。力作を持参して振る舞ってくれる仲間もいる。
今日はポイントが良かったようで300匹を超えた。塩水に浸してから一晩干して翌朝素焼きにした。さらに半日ほど天日干しにして半分はそのまま冷蔵庫に保存、残りは醤油やみりんなどで煮て甘露煮を作った。この甘露煮は家内に合格点をもらっている。素焼きのワカサギは再度火で軽くあぶるといい酒の肴になる。飲みながらポリポリといくらでも食べてしまう。
釣った獲物を自分で料理する。これも釣りの楽しみのひとつだ。