友人

No.190:53年ぶりの合宿

   大学同期の部活仲間との53年ぶりの宿泊旅行です。卒業後はほとんど会うことがありませんでしたが、定年間近になってから数カ月に1回程度会うようになりました。そのころ始めたこのブログ、名前「リタイア間近組」はこの仲間のことです。コロナ禍では、オンラインでの飲み会を毎月のように開催していました。3年ぶりのリアル飲み会、しかも泊り、です。

   定年間近から今まで、20年近く続いているのは、「会いたい」というみんなの思いだけでなく、毎回のように幹事を引き受けてくれる友人のおかげです。今回もその友人が企画、手配してくれました。宿泊は友人お気に入りの旅館、同じ会社のOGが女将として切り盛りしています。

   新潟県松之山温泉「凌雲閣」、昭和13年築の木造三階建ての建物は登録有形文化財に指定されています。日本秘湯を守る会会員で、薬湯と名高い浅緑色の「鏡の湯」と地元の郷土料理、お酒が楽しめます。天然の素材を使った山の幸の数々、黄金イクラと言われるヤマメの卵やヤマメの刺身もあり、新潟の美味しいお酒を楽しみながらの、丁寧に調理されたおもてなし料理にみんな大喜びでした。

   食後は部屋で勉強会、ここが合宿の合宿たる由縁です。友人が持参したパソコンとプロジェクターで、「地球温暖化」や「縄文土偶」など、仲間の2人がまとめてきた資料での講義がありました。八海山を飲みながらで、酔いが回るにつれ話が支離滅裂になり、果てし無い議論が深夜まで続きました。途中から女将も参加、延々と続く議論を楽しんでいます。

女将の案内で星峠の棚田へ。「にほんの里100選」に選ばれている。<写真へのクリックで拡大できます>

   参加者は男6人、車2台で、まず新潟県魚沼市・西福寺開山堂で鬼才石川雲蝶(うんちょう)の彫刻を鑑賞、重圧感や迫力、繊細さ、華やかさを併せ持っている、と言われるだけあって、とても見ごたえのあるものでした。その後旅館へ、翌日は星峠の棚田十日町博物館を女将にご案内いただきました。棚田では、遠くの山々の名を、山登りが趣味の彼女が丁寧に説明、道端の草花や山菜を、生け花や食材に精通した女将ならではの解説、縄文時代の火焔型土器(国宝)が展示されている博物館では、縄文楽(がく)検定の上級合格者として、展示の見どころやポイントを案内していただき、終始、楽しく、充実した時間となりました。

   昼食のとき女将が、素敵なお仲間ですね、とおっしゃっています。もう二度と作ることはできない、貴重な仲間、これからも末永く楽しい時間を一緒に過ごしたいものです。

の記事

No.209:「ありがとう 秀吉さん」の長浜 (2024年06月30日)

 今月は長浜へ、秀吉が初めて一国一城の主となり、城を造り、城下町を作りました。周辺から商人を集め、楽市楽座などの施策で町の経済を発展させた秀吉は、町衆に慕われ続けていたようです。天下人となって作った城下町、大阪の原点とも言える町なのでしょう。

No.206:日本海に蟹を食べに行きました (2024年03月31日)

 「(福井県の)小浜に蟹を食べに行くけど・・・(行かないか?)」と京都在住の友人からメールが届きました。京都に住んでいた若いころ、日本海での蟹といえば、蟹、蟹、蟹の蟹尽くしのイメージがあって、しかも、今回のメンバー5人全員が会社の元同僚で、内2人は私と同じ大学、これは行かなくては、と即決しました。

No.201:14回目の会社同期会 (2023年10月31日)

 同期入社を中心とした、かつての遊び仲間が岐阜・下呂温泉に集まりました。関西在住6名、関東在住6名の12名のうち、今回は8名、同伴奥さん4名で計12名の参加でした。会社在籍中から家族ぐるみでの付き合いです。

No.200:恐山と奥入瀬渓流 (2023年09月30日)

 友人夫妻との旅行、今回は恐山と奥入瀬渓流でした。我々夫婦だと電車、バス、徒歩での旅行なので、車を運転する友人との旅行は、車でしか行けないところ、あるいは車でないと便が悪いところ、となります。今回は、新幹線と在来線で下北半島のむつ市に、そこからレンタカーで、霊場恐山、本州最北端大間崎、下風呂温泉、車で南下して、ミシュラン・グリーンガイド二つ星の奥入瀬渓流、カルデラ湖の十和田湖、田沢湖近くの国見温泉、そして盛岡から新幹線で東京、という行程でした。

No.196:伊豆大島G7 (2023年05月31日)

 今月、伊豆大島にG(爺)7が集結しました。大学同期の部活仲間7人、島を観光し、椿油での贅沢なフォンデュをいただき、濃厚な大島牛乳やそのアイスを味わい、夜の勉強会では2人の真剣な議論を子守歌に4人が眠りに陥りました。昨年11月の新潟県松之山温泉での53年ぶりの合宿、その楽しさがまたまた再現されたのです。

No.161:会社仲間とのオンライン飲み会 (2020年06月30日)

「この中で、誰が一番早く(10万円の特別給付金を)受け取るか、楽しみだ」、行政の効率の悪さ、IT化の遅れをみんなで嘆いていたときの一言です。会社仲間とのオンライン飲み会でのこと。毎週金曜日、夜6時から10時頃までの4時間ほど、いろいろな...

No.159:オンライン飲み会 (2020年04月30日)

 人から人に感染する新型コロナウイルス、無症状の感染者がいるので、自分も含めて、人はコロナ、だと思っての行動が必要です。このため、日々のウォーキングで人と1m以内ですれ違うときは息を止めています。数秒で、ソーシャルディスタンスの2mは確実に離れます。ジョギングしている人のときはもう少し長く息を止め、かつ道の反対側に移動します。

No.154:勉強会 (2019年11月30日)

 幹事会開催の案内メールが届きました。大学卒業50周年記念部活同期会の世話役だった3人で飲もうという誘いです。同期会に一番熱心だった友人からで、東京での市民大学講座のために栃木から出て行くので付き合え、ということなのです。日程調整の結果、講座最終日に新宿で飲むこととなりました。

No.145:卒業50周年記念同期会 (2019年02月28日)

 大学を卒業して今年で50年、この節目を迎えての部活同期の集いを開催することとなりました。積極的に、「やろう!!」いう面倒見の良いのが1人いて、それに引っ張られるように私ともう1人、計3人の世話役トリオでまず連絡先調査から始めました。同期は14名、たかだかこの人数の集まりなのに、事前打合せを3回も、開催当日は2時間前に世話役トリオで集まって最終確認、という念の入れようでした。そのおかげか、14人中12人が参加して、楽しい時間を過ごすことができました。

No.140:浅草木馬館大衆劇場 (2018年09月30日)

 「きれいだねぇ」、うっとりした口調で隣の女性がつぶやきました。浅草木馬館、絢爛豪華な衣装をまとい、美女に変身した男性が妖艶な舞踊を披露しています。美しい顔立ちと美しい身のこなし、夢中になる女性がいるのも不思議ではありません。166席の小劇場は満席、通路に追加された小さな丸椅子も満席、ほとんどが女性で、30歳台から70歳台と幅広く、お洒落をしての観劇です。


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