友人 国内旅行

No.196:伊豆大島G7

   今月、伊豆大島にG(爺)7が集結しました。大学同期の部活仲間7人、島を観光し、椿油での贅沢なフォンデュをいただき、濃厚な大島牛乳やそのアイスを味わい、夜の勉強会では2人の真剣な議論を子守歌に4人が眠りに陥りました。昨年11月の新潟県松之山温泉での53年ぶりの合宿、その楽しさがまたまた再現されたのです。

   無線研究部というお堅い部活、もの作りに熱中し、同じような興味、価値観を学生のときに共有した仲間だけに、後期高齢者となっても一緒にいる楽しさは変わりません。気取ることなく、ありのままの自分でいられる、リラックスできる仲間だからこその心地良さと楽しさだと思います。

   今回は首都圏在住者だけでなく、はるばる島根県松江からの参加があり、計7人、G7となりました。幹事の知人の株主優待で、船代と宿代が40%以上割引という嬉しい合宿です。この幹事あってこその仲間集結で、その面倒見の良さに、全員感謝、感謝なのです。松江からはこのためだけに出てきています。

   伊豆大島は大学時代にこの仲間の何人かで衝動的に出掛けたことがあり、半世紀以上を経て同じ仲間と再度出かけるなんて、何かの巡り合わせでしょうか。ちなみに、そのとき、夜行船で到着後すぐに、港の食堂でいただいた朝食のアジの干物、その美味しさを味わって以来好物となりました。それぞれにそれぞれの島への思いがあっての巡り合わせなのかもしれません。

日本唯一の砂漠・三原山「裏砂漠」<写真へのクリックで拡大できます>

   到着した夜の勉強会の翌日、まず火山博物館で火山の勉強をして、その後、美しい縞模様からバームクーヘンと呼ばれている地層大切断面、火口湖が津波によって決壊し海とつながり港となった波浮港(はぶみなと)、国土地理院地図に唯一「砂漠」と表記されている三原山「裏砂漠」、などを車で回りました。

   火山博物館を見学したときは、館内からわざわざ出てきて駐車場所を教えてくれたり、展示物を説明してくれたり、カメラのシャッターを押してくれたり、波浮港で大島牛乳アイスを食べたときは、そこのおばあさんが港のことを話してくれたりして、島の人とのちょっとした交流もありました。

   夕方、出発地の竹芝に戻り、反省会と称した飲み会後に解散となりました。お互いに思いやる気持ちが強く、楽しく過ごせる貴重な仲間、これからも末永く楽しい時間を一緒に過ごしたいものです。

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No.205:長崎ランタンフェスティバル (2024年02月29日)

 旧正月を祝う長崎ランタンフェスティバルを見物してきました。旧正月のランタンフェスティバルといえば台湾、無数のランタンが夜空に舞い上がる風景が有名ですが、長崎も負けてはいません。無数の光るランタンが広場や通路の頭上にあり、人物や動物のオブジェや高さ10mにもなる大型オブジェが市内中心部のいたるところで輝いています。

No.204:年末年始は今年も京都 (2024年01月31日)

 年末年始は京都でした。3年連続ですが、どこを歩いても楽しく、街歩きに飽きることはありません。今回は、嵐電1日パスでの名所巡り、大津、宇治に足を延ばしての「紫式部ゆかりの地」巡りでした。6日間で11.5万歩、二人でぶらぶら歩いた楽しい旅でした。

No.202:北陸の旅 (2023年11月30日)

 カニ漁の解禁が今月初め、しかも今年は豊漁とのこと、カニへの期待を膨らませて金沢に3泊した旅でした。ズワイガニを目の前で茹でててくれる居酒屋でいただきましたが、期待が大きすぎたためか、少し物足りなさを感じました。カニといえばカニカマ、という普段の生活なので、あの大きさと食感がないと満足できないようです。でも、お寿司屋さんでは、のどくろやガスエビといった北陸の美味しさに大満足、同じ店に2日出かけ、「たくさん食べていただきありがとうございます」とお礼を言われました。美味しいお寿司をたくさん頂きました。

No.201:14回目の会社同期会 (2023年10月31日)

 同期入社を中心とした、かつての遊び仲間が岐阜・下呂温泉に集まりました。関西在住6名、関東在住6名の12名のうち、今回は8名、同伴奥さん4名で計12名の参加でした。会社在籍中から家族ぐるみでの付き合いです。

No.200:恐山と奥入瀬渓流 (2023年09月30日)

 友人夫妻との旅行、今回は恐山と奥入瀬渓流でした。我々夫婦だと電車、バス、徒歩での旅行なので、車を運転する友人との旅行は、車でしか行けないところ、あるいは車でないと便が悪いところ、となります。今回は、新幹線と在来線で下北半島のむつ市に、そこからレンタカーで、霊場恐山、本州最北端大間崎、下風呂温泉、車で南下して、ミシュラン・グリーンガイド二つ星の奥入瀬渓流、カルデラ湖の十和田湖、田沢湖近くの国見温泉、そして盛岡から新幹線で東京、という行程でした。

No.199:今年の夏は大花火大会 (2023年08月31日)

 長岡まつり大花火大会を見物しました。日本一の花火大会と言われるだけあって、全国からたくさんの人が押し寄せ、宿が取れません。そこでバスツアーに参加、花火終了後の宿は遠く離れた越後湯沢で、大会終了後の混雑もあって、ホテル到着が夜12時半、寝たのが午前2時でした。そんなハードなツアーでも行った価値は十分ありました。

No.198:睡眠は改善したものの・・・ (2023年07月31日)

 スマートウォッチによる睡眠の質が「良し」となる「睡眠スコア80以上」の日が続いています。記録し始めた昨年7月から、30日移動平均が75から80の間で上下していましたが、今年6月から80超えで安定し、現在82超えとなっています。ですから免疫力には少々自信があったのですが、7月に帯状疱疹になってしまいました。年金生活者にとって、健康維持は大切なお仕事、お務めのようなものですが、いろいろ努力しても歳には勝てない、ということなのかもしれません。

No.195:春、日本のベストシーズン (2023年04月30日)

 風邪をひき、1週間おとなしくして、やっと回復しました。その間、かなり弱気になっています。月並みですが、健康のありがたさ、大切さを改めて感じました。健康第一、と考え、出来るだけのことはしていても、病気になるときはなるものです。

No.194:旅は2泊3日がちょうどいい (2023年03月31日)

 今月は、広島原爆ドーム、厳島神社、錦帯橋、足立美術館、出雲大社を「3日間でじっくり巡るツアー」に参加しました。いつかは訪れたいと思っていた名所ばかりで、しかもそれぞれに時間をかけての見物で、盛りだくさんの慌ただしいツアーにはない、充実感がありました。

No.192:年末年始は京都 (2023年01月31日)

 ちらついていた雪がすっかりやみ、陽が差してきた長野善光寺参道、隣で妻が食べるアップルパイの甘い香りの中、私は野沢菜おやきをいただきました。この日は誕生日、おそばを食べ、栗おこわを買い、信州の美味しさでのお祝いとなりました。あと4年で80歳、80歳の誕生日もこのように旅先で迎えることができるのでしょうか。


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