週2回の出勤日は勤務先事務所まで3時間半以上歩きます。しかし、真夏日や猛暑日が続いた今月はさすがに途中の渋谷まで2時間半ほどとする日がありました。暑い日は、Tシャツ全体が汗びっしょりで事務所に着き、事務所のボスから「何なのそれ!」と呆れられるので、できるだけ汗の目立たない明るい色のTシャツで行くようにしています。
日々のウォーキングも欠かしませんが、気象庁観測史上初めて都内での40℃超えを記録した「大暑」の日、歩きを控え、家でおとなしくテレビを見ていました。どの局も話題は連日の猛暑、”命にかかわる危険な暑さ”と警告しています。
暑いとなぜ疲れるのか、という話題もありました。人の動作に必要な酸素量や心拍速度を調整している自律神経、この機能が低下すると「疲れ」を感じる、つまり「疲れ」た状態になるそうです。命を守るための仕組みなのでしょう。同じ運動量でも、暑いと自律神経を酷使するので機能が低下し疲れる、とのこと、更には、この自律神経機能、60歳代になると20歳代の25%にまで低下するので老人は疲れやすい、と。私のように70歳代になると16%にまで低下するそうです。低下した自律神経機能を回復させるには「良質な睡眠が最善の解決策」とのことでした。
友人の奥さんから暑中見舞メールが届き、「毎日暑い日が続いています(中略)何をするのも汗だくです(中略)ご主人は この暑さでも 歩いているのですか?(中略)この頃は昼過ぎからクーラー漬けです」とありました。妻の返信は「毎日暑いですね。私は日中外出しないようにしていますが、ご主人様は暑さを気にしながら歩いています。我が家は高齢者がおりますので(本人が言っています)、一日中エアコンついています」でした。
”命にかかわる危険な暑さ”ではまさか歩いていないだろう、ということなのでしょうが、しっかり歩いています。当然暑さは気になるので、塩飴をポケットに入れて。まあ、熱中症の危険を忘れない「おまじない」のようなものですが、今のところはこの「おまじない」が効いているようです。また、夏のウォーキングの「疲れ」をとるためには、24時間冷房による快適睡眠、快適居住空間が必要なのです。
このメールがきっかけで、「暑気払い」と称して夫婦2組での昼食会となりました。11時半にレストランに入り、2次会のカフェを出たのは18時少し前、美味しい昼食と6時間以上の四方山話、この楽しい時間で自律神経機能も大いに高まったことでしょう。良い「暑気払い」となりました。