暮し

No.066:ゆとりのとき

 「梅ちゃん先生」、いいですね。みんなひたむきで可愛い、お父さん2人も。家族の核となって、子どもたちを甘やかすことなくしっかり見守っている、信頼され頼りにもされている。最近のいじめ報道では学校側ばかりが問題のように言われていますが、こんな家庭ならいじめる子にはならないし、いじめられてもちゃんと親に相談する子になるように思うのですが。

ゆとりのとき
「梅ちゃん先生」はビデオで見てます。

 テレビはほとんど見ないのですが、今年になって朝ドラを見るようになりました。それまでは、「え!『ゲゲゲの女房』見てないの。あの国民的番組を!」と小ばかにされたりしましたが、これでやっと人並みということでしょうか。働いている個人事務所でのサイト構築や物品販売がひと段落して、今年からゆとり生活なのです。それで「カーネーション」の後半から見始めて、その面白さで「梅ちゃん先生」も、という流れになっています。

 いままでに見た朝ドラは「ひらり」と「さくら」、それ以外にも見ているのかもしれませんが、タイトル一覧を見ても他の内容は思い出せません。この2作、どのような時期に見ていたのかが気になって調べてみました。「ひらり」は20年前の1992年10月から、「さくら」は10年前の2002年4月からで、おお、10年毎に朝ドラを見てるんだ、と思いつつ、どんな時期だったのかと考えると、そのときも結構ゆとり生活だったのです。

 「ひらり」は、20年ほどの京都勤務から横浜勤務となった1991年4月の1年半後、数年にわたる大きな開発が終了し、TOEICアップ目指して英会話を勉強していたときです。「さくら」では、30年ほどのメーカー開発業務から広告代理店広告制作業務に出向となった2000年1月の2年後、広告代理店にも慣れて、「編集・ライター養成講座」を受講していました。そして、このときの勉強がその後の転機のきっかけとなっています。英語の勉強がアメリカ駐在につながり、講座の受講がいまの個人事務所勤務につながった、とも言えるからです。そう考えると、いまのゆとり生活で何かをやれば先々チャンスを掴めるかもしれません。あらためてパソコンの勉強を始めていますが、もう歳が歳なので、さてどうなることか。

 新聞も読むようになりました。まだ見出し読み程度ですが、朝刊小説だけだったいままでからすると進歩です。これもちょっと人並みに。小説もいままで以上に読めるようになりました。朝刊小説の「等伯」が面白かったので、その流れで同じ安部龍太郎作品の「信長燃ゆ」を図書館から借りていま読んでいます。これも同じ新聞の朝刊小説なので読んだはずですが、あまり記憶にありません。1999年7月から2000年5月の連載で、広告代理店への出向前後でゆとり時期ではなかったためでしょう。この「信長燃ゆ」も期待を裏切ることなく面白いので、他の作品も安心して読めそうな予感がします。どの作品でもあるレベル以上は確実、という作家は少なく、安心して読める作家が見つかれば、こんな嬉しいことはありません。もしそうだとすると、ゆとりのおかげでいい出会いがあった、ということになりそうです。

の記事

No.214:80歳の壁 (2024年11月30日)

 会社仲間の集い、あわら温泉での宴の翌日、車3台で観光に出かけました。一緒に宿を出たのですが、内1台が集合場所に現れません。電話で、「どこにいるの?」と尋ねると、「第1駐車場」との答、ここの駐車場は1つ、第1も、第2もありません。結局、「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」集合を「一乗谷朝倉氏遺跡」集合と思い込んでいたようです。事前に決めた行程が狂い、「行程表を見ていない」と、幹事は少々お怒りでした。

No.207:睡眠スコアその後のその後 (2024年04月30日)

 大谷翔平さんは睡眠を大切にしていて、遠征に寝具を持ち込んだり、日々の睡眠データを計測しているそうです。超ビッグな大谷さんを引き合いに出すのはおこがましいのですが、私も睡眠データを計測しています。私のデータは、睡眠の質を示すスマートウォッチの睡眠スコアです。それが、30日移動平均で、昨年7月28日の、100点満点中83をピークに、どんどん低下し、今年3月19日には70にまで下がってしまいました。

No.203:人生の転機となった学校 (2023年12月31日)

 「授業中もぼんやりしていることが多い」とか、「教科書を忘れて来る」、「えんぴつも持たずに登校する」とかを小学校の通信簿連絡欄に書かれていた私ですが、中学に入ってからは少しまともになりました。

No.198:睡眠は改善したものの・・・ (2023年07月31日)

 スマートウォッチによる睡眠の質が「良し」となる「睡眠スコア80以上」の日が続いています。記録し始めた昨年7月から、30日移動平均が75から80の間で上下していましたが、今年6月から80超えで安定し、現在82超えとなっています。ですから免疫力には少々自信があったのですが、7月に帯状疱疹になってしまいました。年金生活者にとって、健康維持は大切なお仕事、お務めのようなものですが、いろいろ努力しても歳には勝てない、ということなのかもしれません。

No.197:帯状疱疹になりました (2023年06月30日)

 痛みが一日中治まらず、夜眠れずに痛み止めを飲みました。原因は帯状疱疹だったのですが、痛み出してから1週間ほど経って首に発疹が出て初めて分かったのです。眠れないほどの痛みは数日でしたが、一日中の痛みは3週間ほど続き、その後も若干の痛みが1週間ほど続きました。

No.193:睡眠スコアその後 (2023年02月28日)

 今月、スマートウォッチの睡眠スコアが63になった日がありました。89~80が「(睡眠の質が)良い」で、79~60は「やや低い」、59~は「低い」なので、「低い」に近いスコアです。気のせいかもしれませんが、スコアが高いと体調が良いし、低いと寝不足感があります。

No.187:睡眠スコア (2022年08月31日)

 睡眠の質が「良い」の睡眠スコア80を越える日が増えました。睡眠スコアはスマートウォッチを着けて寝ることで測定します。今月前半2週間では、80を超えたのが2日、平均74.6でした。それが、後半2週間では80越えが6日あり、平均80.3と、平均で5.7ポイント上がりました。前半2週間は暑さのため昼間のウォーキングをやめており、後半2週間は、ジムマシンでの屋内昼間ウォーキングを始めています。運動量の違いが、睡眠の質の違いになった、ということだと思います。

No.183:帝国ホテル特製フレンチトースト (2022年04月30日)

 京都、横浜、シカゴ、銀座など、「おしゃれ」を連想させる地域が勤務地でした。そして今、内幸町の帝国ホテル東京となり、「高級」という響きが加わりました。おしゃれや高級とは最も縁遠い私が、そんなところで働くなんて、不思議なめぐり合わせです。最近暑くなってきて、半そでTシャツでの出勤、そんな恰好だと帝国ホテルに入れてもらえないわよ、と妻に言われながら出かけます。

No.182:マンションの売却 (2022年03月31日)

 貸していたマンションを売却しました。入院中の長兄が自宅を売ろうとしたのですが、そのうち物事の判断ができなくなり、売るに売れない状況になりました。家が売れたのは長兄が亡くなってからです。そんなことがあって、80歳までには売却しておきたいと考えていました。

No.181:勤務先は帝国ホテル (2022年02月28日)

 事務所のボスが事務所兼自宅を売却して新しいマンションを購入しました。マンション完成まで2年弱あるので、それまでを帝国ホテル東京で過ごすと決め、昨年の12月からホテルに住んでいます。このため、私の勤務先が帝国ホテルとなり、それまで歩いていた自宅から新宿が、自宅から内幸町となりました。


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