妻と協議した結果、自由が丘にアップルパイを買いに行くこととなりました。お店は、自宅から歩いて1時間強のところにあります。緊急事態宣言で在宅(勤務?)となったため、通勤用回数券が有効期限切れとなるのです。
といっても残り1枚なので、往きは二人で歩いて行き、帰りは妻が回数券を使って電車、私が歩きとなります。友人は10枚以上の回数券を使わないまま有効期限切れとなっています。しかも片道510円、かなりの痛手です。でもコロナ禍ではしかたありません。私の200円1枚などかわいいものです。それでもしつこく使い切りました。このため、アップルパイ代が1,600円かかりましたが・・・。
テレビで紹介される人気店で、アップルパイは1人2つまで、との張り紙に、数量限定に弱いので、ついつい1人2つ、計4つも買ってしまいました。でも我々が買ったとたん、アップルパイはあと2つです、と店員さんが行列の人に大きな声で告げていて、家を出るのがもう少し遅かったら買えないところでした。ラッキーでした。
せっかく出かけたので、自由が丘のヴェニスを見物しました。町の一角に、西洋風建物に囲まれた広場があり、運河らしき小さな池があって、ゴンドラが浮かび橋が架かっています。ヴェニス気分を少し味わって帰宅しました。
いつもは「飲まず食わず」のお出かけが多いのですが、今回はアップルパイのお店でアイスクリームをいただきました。1本70円ですが、乳成分が「アイスクリーム」基準をクリアしている本物で、味もなかなかです。友人夫妻と旅行に行ったとき、お店の本拠地である甲府でいただいたことがあり、そのときは安くて美味しいので思わずもう1本、2本もいただきました。
緊急事態宣言下でのささやかなお出かけでしたが、美味しいアップルパイが入手でき、ヴェニスにまで行けて、楽しい1日となりました。たかがアップルパイで楽しめるのはコロナ禍だからこそでしょうか。たかがアップルパイ、されどアップルパイでした。