人から人に感染する新型コロナウイルス、無症状の感染者がいるので、自分も含めて、人はコロナ、だと思っての行動が必要です。このため、日々のウォーキングで人と1m以内ですれ違うときは息を止めています。数秒で、ソーシャルディスタンスの2mは確実に離れます。ジョギングしている人のときはもう少し長く息を止め、かつ道の反対側に移動します。
今年の東海道歩き旅の代わりとして、伊勢神宮までの距離を自宅周辺で歩こうとしました。ところが、1日32km歩いて、170km、自宅から静岡の先の丸子宿までの距離を歩いたところで止めました。右足親指爪が紫色となり、かつ、緊急事態宣言が翌日(4月7日)発出されることとなったので。
このときは、32km歩いてもすれ違う人はせいぜい10人以内でした。ところが4月17日に緊急事態宣言が7都府県から全国に拡大されると、たかだか10数kmの歩きで、すれ違う人は10人~20人となり、それまで皆無だったジョギングの人が10人以上となりました。このため、息苦しく歩くときが増えています。散歩やジョギングはOK、と政府が言っているので、みなさん、散歩やジョギングで外出自粛のストレスを緩和しようとしているのでしょう。
オンライン飲み会なるものも盛んなようです。外出制限下でのメンタルヘルス管理として、WHOは「電子メール、携帯電話、ソーシャルメディアなどで他人とのつながりを維持する」ことを推奨しています。「その日課を続ける。新しい日課を作る」とも提言しています。
会社の同期に、ITに強く、面倒見の良いのがいて、その呼びかけでオンライン飲み会が始まりました。実際に会っているかのような臨場感があって、盛り上がります。関西在住と関東在住が半々なので、全員が集まれるのは年1回の同期会だけですが、オンラインであれば気軽に集まることができます。今月は3回も開催されました。
楽しいので、大学時代の仲間とも始めました。4時間近くの四方山話が終わってすぐに、「今日は楽しかったです。帰りの心配も無く、会費は・・・。会社のOB仲間とも開催してみようと思います。ありがとうございました」とのメールが届きました。オンライン飲み会の輪が広がっていく感じです。友人夫妻とのオンラインお茶会も始めました。
新型コロナの感染拡大が落ち着いても、ワクチンや治療薬がない限り、人と人との直接会話や接触は可能な限り避けなければなりません。死亡率が高い我々高齢者はなおさらです。オンライン飲み会やオンラインお茶会といった、新しい日課がしばらくは続くことになりそうです。