大学のセミナーハウスに、大学の部活同期5人で宿泊しました。6月の湯西川温泉に続いて、今年2回目の合宿です。夜は「それぞれが興味のあることを話す」ということで、私は睡眠の話をしました。しかし、皆あまり興味がなさそうで、反応はいまひとつ。「睡眠なんて気にしてどうなる」「眠くなったら寝る、起きたくなったら起きる、それでいいじゃないか」といった感じです。睡眠の悩みとは無縁の、ある意味心強い仲間です。
スマートウォッチで計測した3年間分の睡眠データを見直し、自分なりに考察したので、私にとっては新しい発見もあり、とても有意義でした。睡眠を誘う2つの要素――メラトニンというホルモンの分泌と、就寝後の体温の低下――をどう促すかがテーマでしたが、確かにあまり面白い内容ではなかったかもしれません。
セミナーハウスは熱海駅から徒歩5分の場所にあり、とても便利です。大学創立100周年事業の一環として、昨年3月に開設されました。海を眺めながら温泉にゆっくり浸かり、地産食材による美味しい夕食をいただきました。何といっても格安で、家族でも利用できます。機会があればまた泊まりたいと思います。夕食の際、隣のテーブルの同年代のご夫婦から「仲がいいんですね」と声をかけられました。長い付き合いの仲間です。
ひとりが車で来ていたため、帰りは5人全員で小田原まで海岸沿いをドライブし、相模湾に小さく突き出た真鶴岬を見物しました。よく晴れた空と美しい海、そして海に浮かぶ「三ツ石」を背景に、みんなで写真を撮りました。
3人が小田原駅で降りたあと、車の友人と私の2人でミカンの直売所を探すことになりました。「ここ(小田原駅)で買っちゃおうよ」と私が言っても、「いや、ここまで来たのだから直売所で買いたい」と友人は譲らず、車をUターン。海岸沿いを真鶴近くまで10kmほど戻っても見つからず、スマホ検索でようやく直売所を見つけました。
家で食べるととても美味しく、妻が「こんな美味しいミカンを食べたら、スーパーのミカンが食べられなくなるね」と。小田原の温暖な気候と潮風が育んだ甘いミカン、よいお土産になりました。

