先月、友人から「顔の右半分に何ヶ所か疱疹ができておりこれがかなり痛い」とのLINE報告、受診したとき「帯状疱疹ですか?」と訊ねると、「いえ、単純疱疹です」と明言されたとのこと。でも、1ヶ月経っても治まらないので別の病院で診てもらったら、「帯状疱疹です。いまからでは薬の効果はないので、自然治癒を待つしかありません」と言われたそうです。最短であと1ヶ月はかかるとも。
帯状疱疹は初期に投薬していれば治る病気なのですが、こじらすと後々まで痛みや痕が残る、と言われています。友人は憤っています。当然です。単純疱疹と診断されたとき、友人には「本当に?」という不安が少しあったようですが、お医者さんが言うのだから、ということで自分自身を納得させていたようです。
友人は一人暮らしなので、親身になってくれる人と話をしたり、問題を整理したりする機会がなかったのかもしれません。誰かがいつも身近にいれば、1ヶ月も経ってから帯状疱疹だと分かるようなことはなかったのでは、と思うのです。気楽な一人暮らしに潜むリスクを垣間見た思いがします。
別の友人仲間ですが、一緒に東京都庁45階の展望室に出かけました。飲み会が主目的ですが、ついでに、ということで。だれでも自由に弾けるピアノがあって、その生演奏を聴きながら東京の大パノラマ風景を楽しむことができます。中央にはギフトショップがあり、だるま、招き猫、扇子、キーホルダーなどがあって、外国人が買い求めていました。日本人はだれも近寄りません。カフェもあって、みんな思い思いにくつろいでいます。
JR新宿駅で集合し都庁に向かって歩き始めたとき、都庁行のバスを見つけました。事あるごとに歩くことを信条としている友人一人だけは、おれは歩く、と言うと思ったのですが、率先してりバスに乗り込みました。帰りもバスでした。理由は、災害級と言われる猛暑です。さすがの友人も猛暑には勝てません。我が家の夕食後の散歩も、涼しいモール内を1階から4階の各階をぐるぐる回って、4キロほど歩いています。あの二人は毎日来るけど何も買わない、と目をつけれているかもしれません。