国内旅行

No.204:年末年始は今年も京都

   年末年始は京都でした。3年連続ですが、どこを歩いても楽しく、街歩きに飽きることはありません。今回は、嵐電1日パスでの名所巡り、大津、宇治に足を延ばしての「紫式部ゆかりの地」巡りでした。6日間で11.5万歩、二人でぶらぶら歩いた楽しい旅でした。

   年始はお休みの店が多く、食事に困るのですが、3年目となると要領がだいぶ分かってきました。ホテルも割高なのですが、華やかな気分が味わえるぶん、仕方ありません。とにかく、行くところに困らないのが最大の魅力です。朝食のときに、今日はどこに行こうか、と相談します。その結果が嵐電と紫式部でした。

   食事では、三嶋亭のすき焼きは外せない、としながらも、1年目は高島屋店で閉店直後、2年目は高島屋店で「すき焼き膳」、これが期待外れ、3年目の今年は大丸店で「上すき焼き膳」、これでやっと美味しいすき焼きにありつけました。三嶋亭で食べるのであれば、「すき焼き膳」ではなく「上すき焼き膳」でなければだめ、というのが結論です。本店は高くてとても手が出せません。

   京都のうどんも美味しく、これも外せません。パンも食べたいのですが、美味しいと言われている個人のパン屋さんはほとんどお休みです。今年は、3年目にして初めて壱銭洋食をいただきました。南座近くにあり、通るたびに「食べてみよう」と毎年言っていたのです。元旦、嵐電1日パスで目一杯遊び、夕食時になって、元旦でも開いている旧阪急百貨店のレストラン階に行くと外国人で大混雑、そこで壱銭洋食となりました。まあ、一度食べれば十分、という感じです。

   名所はどこもたくさんの外国人、平等院では、台湾の人が我々2人の写真を撮ってくれました。「台湾には10回ほど行きました」と自慢すると、「日本は15回目です」と言われてしまいました。距離も気持ちも近い国です。

京都駅近くの渉成園(しょうせいえん)では、広大な庭園を散策した。<写真へのクリックで拡大できます>

   今年も京都在住の友人夫妻と会い、京都駅近くの渉成園(しょうせいえん)を一緒に散策し、お互い元気であることを確認しました。我々が京都に住んでいたころ、最も世話になった友人です。何人かの友人が住んでいる、というだけでも、行ってみよう、と思う京都です。

   以下は11.5万歩の足跡です。

   1日目は大晦日、烏丸御池のホテルから三条通りを抜けて八坂神社へ、辰の大きな絵馬を見て、除夜の鐘の知恩院を参拝しました。2日目は元旦、嵐電1日パスを使って、広隆寺で国宝「弥勒菩薩」を拝観、蚕ノ社で三柱鳥居を見て、車折神社の芸能神社を参拝、鹿王院を見て、渡月橋のたもとで桜餅をいただき、妙心寺退蔵院で国宝「瓢鮎図」を観賞、ここの庭を見物しているときに能登半島地震が起きました。歩いていたので気付きませんでした。

   3日目は京都在住の友人夫妻と会って、渉成園(しょうせいえん)を案内してもらい、戒光寺で全高10mの木像「丈六釈迦如来像」 (通称 丈六さん)を拝観、泉涌寺(せんにゅうじ)にも立ち寄りました。4日目は、寺町通りを北上、本堂に梵鐘がある矢田寺、市役所、本因坊発祥の地、紫式部邸宅址地にある廬山寺(ろざんじ)、梨木神社前で一服、出町の飛び石を渡って、鴨川沿いを歩いて四条、そして京都国立博物館へ、5日目は、紫式部ゆかりの地、三井寺、石山寺、6日目も源氏物語の舞台となる宇治へ、平等院も訪れました。

の記事

No.214:80歳の壁 (2024年11月30日)

 会社仲間の集い、あわら温泉での宴の翌日、車3台で観光に出かけました。一緒に宿を出たのですが、内1台が集合場所に現れません。電話で、「どこにいるの?」と尋ねると、「第1駐車場」との答、ここの駐車場は1つ、第1も、第2もありません。結局、「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」集合を「一乗谷朝倉氏遺跡」集合と思い込んでいたようです。事前に決めた行程が狂い、「行程表を見ていない」と、幹事は少々お怒りでした。

No.213:大人の休日倶楽部パスの旅ーその後ー (2024年10月28日)

 年3回発売されるJR東日本5日間乗り放題パス「大人の休日倶楽部パス」を初めて使ったのは2012年9月の角館でした。その後は毎年、最近は発売ごとに年に何回も使っています。お得なパスなので、行かなくっちゃ!!、ということなのですが、それだけではありません。

No.211:東北の祭 (2024年08月31日)

 高さ12m・重さ50kgの46個の提灯を吊るした竿燈280本が大通り一杯に揺らめく秋田竿燈まつり、幅9m・奥行7m・高さ5m・重さ4tの巨大灯籠「ねぶた」が大通りを練り歩く青森ねぶた祭、5つの絢爛豪華な吹流しで飾られた長さ10mの笹3千本が商店街を埋め尽くす仙台七夕まつり、この東北三大祭に加えて、高さ23m・重さ19tの巨大な立佞武多がゆっくりと進む五所川原立佞武多、棟方志功も描いたことがある弘前ねぷた、を一気に見物しました。5泊6日の欲張り旅でした。

No.209:「ありがとう 秀吉さん」の長浜 (2024年06月30日)

 今月は長浜へ、秀吉が初めて一国一城の主となり、城を造り、城下町を作りました。周辺から商人を集め、楽市楽座などの施策で町の経済を発展させた秀吉は、町衆に慕われ続けていたようです。天下人となって作った城下町、大阪の原点とも言える町なのでしょう。

No.208:名古屋観光 (2024年05月31日)

 今月は名古屋1泊での観光でした。名古屋と言えば名古屋城、そして金の鯱、本丸広場から大天守を見上げると、頂で黄金に輝く鯱が大天守を守っています。城に隣接した飲食店街・金シャチ横丁には実物大のレプリカがありました。本丸広場には、かつてそこにあった本丸御殿が、9年かけて復元され、6年前に完成公開されました。真新しく、美しく、きらびやかに、当時の姿を鮮やかに伝えています。

No.207:睡眠スコアその後のその後 (2024年04月30日)

 大谷翔平さんは睡眠を大切にしていて、遠征に寝具を持ち込んだり、日々の睡眠データを計測しているそうです。超ビッグな大谷さんを引き合いに出すのはおこがましいのですが、私も睡眠データを計測しています。私のデータは、睡眠の質を示すスマートウォッチの睡眠スコアです。それが、30日移動平均で、昨年7月28日の、100点満点中83をピークに、どんどん低下し、今年3月19日には70にまで下がってしまいました。

No.206:日本海に蟹を食べに行きました (2024年03月31日)

 「(福井県の)小浜に蟹を食べに行くけど・・・(行かないか?)」と京都在住の友人からメールが届きました。京都に住んでいた若いころ、日本海での蟹といえば、蟹、蟹、蟹の蟹尽くしのイメージがあって、しかも、今回のメンバー5人全員が会社の元同僚で、内2人は私と同じ大学、これは行かなくては、と即決しました。

No.205:長崎ランタンフェスティバル (2024年02月29日)

 旧正月を祝う長崎ランタンフェスティバルを見物してきました。旧正月のランタンフェスティバルといえば台湾、無数のランタンが夜空に舞い上がる風景が有名ですが、長崎も負けてはいません。無数の光るランタンが広場や通路の頭上にあり、人物や動物のオブジェや高さ10mにもなる大型オブジェが市内中心部のいたるところで輝いています。

No.202:北陸の旅 (2023年11月30日)

 カニ漁の解禁が今月初め、しかも今年は豊漁とのこと、カニへの期待を膨らませて金沢に3泊した旅でした。ズワイガニを目の前で茹でててくれる居酒屋でいただきましたが、期待が大きすぎたためか、少し物足りなさを感じました。カニといえばカニカマ、という普段の生活なので、あの大きさと食感がないと満足できないようです。でも、お寿司屋さんでは、のどくろやガスエビといった北陸の美味しさに大満足、同じ店に2日出かけ、「たくさん食べていただきありがとうございます」とお礼を言われました。美味しいお寿司をたくさん頂きました。

No.201:14回目の会社同期会 (2023年10月31日)

 同期入社を中心とした、かつての遊び仲間が岐阜・下呂温泉に集まりました。関西在住6名、関東在住6名の12名のうち、今回は8名、同伴奥さん4名で計12名の参加でした。会社在籍中から家族ぐるみでの付き合いです。


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