「授業中もぼんやりしていることが多い」とか、「教科書を忘れて来る」、「えんぴつも持たずに登校する」とかを小学校の通信簿連絡欄に書かれていた私ですが、中学に入ってからは少しまともになりました。
中高一貫校の工業高校で、高校を卒業したら電気屋をやらせる、というのが親の狙いだったのですが、中高で勉学に目覚め、大学、大学院と進学し、会社員となりました。
中高の同期4人での飲み会が年何回かあり、先日の忘年会で、大学で教鞭を取っていた一人が、中高で受けた教育内容への不満を口にしていました。理学博士で専門は数学なのですが、優秀な数学者と交わるなかで、彼らがいかに充実した中高教育を受けてきたかを知り、我々がいかにいい加減な教育を受けたかを語ったのです。
小学校と違い、中学校は私にとって居心地の良いところで、それで勉学に目覚めたと言えるのですが、いい加減な教育だったので居心地が良かったのか、と考えさせられました。でも、不満を述べる彼は好きな数学の道に進み、それで家族を養うことができたのですから、いい加減な教育だったのかもしれませんが、進みたい道を自ら見つけ、それに向かって進むことができた、いい学校だったのでは、とも思うのです。
一人ひとりの個性を認め、肯定し、やりたいことを尊重する学校だったのでは、だから私のような生徒でも居心地が良かったのではないか、と思うのです。読んではないのですが、「窓ぎわのトットちゃん」にとってのトモエ学園のような学校だったのでは、と。人生の転機となった、私にとってはいい学校でした。
今月は、アップルパイを食べに弘前に行きました。大人の休日倶楽部パスでの旅行なので、4日間をフルに消化しようと上田と小田原にもそれぞれ日帰りで、遠方の弘前は1泊2日、金沢旅行の翌週だったので、せわしない、怒涛の4日間となりました。いずれも城下町で、城があり、レトロな家々があり、そして美味しいものがあります。上田ではクルミおはぎ、小田原では薄皮アンパン、そして弘前ではアップルパイをいただきました。
りんご生産量日本一の弘前にはアップルパイの店がたくさんあり、アップルパイ・マップもあって、44種類も掲載されています。4種類食べました。2日しかないのでそれが限界、全てを食べることができる弘前の人は幸せです。
今年の総決算です。
1.家族
残っている兄弟3人、兄の家でのクリスマスで久々に顔を合わせました。3人の会話を聴いていた姪の旦那に「(兄弟)仲いいっすね!」と言われました。
2.友人たち
中高校の同期との飲み会、大学の同期との伊豆大島旅行や飲み会、会社の友人との温泉旅行や友人宅での食事会がありました。いずれも一緒にいて楽しい仲間です。事務所のボスに「(大学同期との夜の)飲み会ですが昼12時集合です」と言ったら、「いい人生ね」と言われました。
3.趣味
囲碁は、4人の上級者にお願いしているオンライン対局のみで、サークルでの実対局には行かなくなりました。また、ある程度予習してから対局に臨んでいたのですが、最近は予習なしのいきなり対局となっています。以前ほどの熱意はなくなりましたが、老後の趣味として、細々と続けてはいけそうです。
昼間のウォーキングをジムでのウォーキングに切り替えて16ヶ月、ジムで5キロ、夕食後のウォーキングで4キロ歩いています。スマートウォッチ集計で1,848キロ、1日平均は5.1キロでした。2009年から始めた東海道歩き旅は10回で終了、その間は1日平均13~10キロほどでしたが、これからは1日平均5キロペースとなりそうです。なお、ウォーキング以外の移動も含めた総歩数は1年間で413万歩、1日平均11,352歩(8キロ相当)でした。
4.旅行
国内23都府県を旅しました。北は大間崎から南は別府温泉まで、城下町、温泉街、神社仏閣、花火大会、などなどです。
5.日々の思い
マンション理事の順番となり、6月から理事会出席、イベント主催などで少し忙しくしています。でも、理事長がとても熱心なので、どちらかといえばついていくだけで、楽をしています。
6.日々の暮らし
昨年に続き今年も旅行三昧でした。日本全国、いたるところに観るべきものと美味しいものがあり、旅のネタは尽きません。まあ、お金と体力が尽きる心配はありますが。
7.仕事
勤務先事務所が帝国ホテルから赤坂の高級マンションへ、そして今年は超高級マンションに変わりました。地下鉄駅の真上、私も駅隣接マンションでかつ直通で行けるので、今までで最も便利な通勤です。大手不動産のフラグシップ・マンションで超高級なのですが、出会う人は若い人ばかり、いったいどんな仕事をしている人たちなのでしょうか。