国内旅行

No.195:春、日本のベストシーズン

   風邪をひき、1週間おとなしくして、やっと回復しました。その間、かなり弱気になっています。改めて、健康のありがたさ、大切さを感じました。健康第一、と考え、出来るだけのことはしていても、病気になるときはなるものです。

   健康なうちに、ということでもないのですが、今月も出かけました。風邪をひく前に、別府温泉と由布院温泉にそれぞれ1泊、風邪が治ってから、ひたち海浜公園とあしかがフラワーパークにそれぞれ日帰りで。

日本初の観光天然地獄「血の池地獄」<写真へのクリックで拡大できます>

   別府温泉の見どころは何といっても地獄めぐり、七つのこの世の地獄を見物しました。「熱泥で稲が育たず、暮らしもできない地獄の地が、明治になって地獄見物として人気がでた」とのこと、観光を盛り上げようと、日本初の女性バスガイドによる「地獄めぐり」など、工夫を重ねてきた観光地だけあって、楽しい観光となりました。

   由布院温泉は、「じゃらんnet」での「全国あこがれ温泉地ランキング」(まだ行ったことはないが「一度は行ってみたい」温泉地)に(2018年時点で)13年連続で1位に選出されています。行ってみると温泉以外は何もないところで、イメージ先行での人気か、と思いきや、辻馬車にゆられながら田園風景をゆっくり楽しみ、両側にお店が立ち並ぶ湯の坪街道で食べ歩きをして、結構楽しい一日となりました。

   ひたち海浜公園は、「丘一面を青一色に染める約530万本のネモフィラ、空と海と丘が渾然一体になるパノラマシーンは圧巻」との謳い文句に引かれて出かけました。確かに見事、さすが写真集『死ぬまでに行きたい!世界の絶景』に取り上げられているだけのことはあります。この風景は、秋のコキアが終わると同時に始まる、人々の努力と思いによるものなのです。

   あしかがフラワーパークは樹齢160年の大藤で有名ですが、その他にも数々の藤があり、ツツジなどの春の花も満載で、かなり見応えがありました。花を楽しむための工夫があちこちにあり、CNN「2014年世界の夢の旅行先10カ所」に選出されるにふさわしいパークでした。しかも、藤の最も美しい時期で、うすべに藤、むらさき藤、白藤の3色の藤色が楽しめ、天候にも恵まれて、大満足の一日となりました。

   春、日本のベストシーズンに、世界に誇れる風景を、最高のタイミングで楽しむことができました。時間的にゆとりがあるおかげです。

の記事

No.199:今年の夏は大花火大会 (2023年08月31日)

 長岡まつり大花火大会を見物しました。日本一の花火大会と言われるだけあって、全国からたくさんの人が押し寄せ、宿が取れません。そこでバスツアーに参加、花火終了後の宿は遠く離れた越後湯沢で、大会終了後の混雑もあって、ホテル到着が夜12時半、寝たのが午前2時でした。そんなハードなツアーでも行った価値は十分ありました。

No.198:睡眠は改善したものの・・・ (2023年07月31日)

 スマートウォッチによる睡眠の質が「良し」となる「睡眠スコア80以上」の日が続いています。記録し始めた昨年7月から、30日移動平均が75から80の間で上下していましたが、今年6月から80超えで安定し、現在82超えとなっています。ですから免疫力には少々自信があったのですが、7月に帯状疱疹になってしまいました。年金生活者にとって、健康維持は大切なお仕事、お務めのようなものですが、いろいろ努力しても歳には勝てない、ということなのかもしれません。

No.196:伊豆大島G7 (2023年05月31日)

 今月、伊豆大島にG(爺)7が集結しました。大学同期の部活仲間7人、島を観光し、椿油での贅沢なフォンデュをいただき、濃厚な大島牛乳やそのアイスを味わい、夜の勉強会では2人の真剣な議論を子守歌に4人が眠りに陥りました。昨年11月の新潟県松之山温泉での53年ぶりの合宿、その楽しさがまたまた再現されたのです。

No.194:旅は2泊3日がちょうどいい (2023年03月31日)

 今月は、広島原爆ドーム、厳島神社、錦帯橋、足立美術館、出雲大社を「3日間でじっくり巡るツアー」に参加しました。いつかは訪れたいと思っていた名所ばかりで、しかもそれぞれに時間をかけての見物で、盛りだくさんの慌ただしいツアーにはない、充実感がありました。

No.192:年末年始は京都 (2023年01月31日)

 ちらついていた雪がすっかりやみ、陽が差してきた長野善光寺参道、隣で妻が食べるアップルパイの甘い香りの中、私は野沢菜おやきをいただきました。この日は誕生日、おそばを食べ、栗おこわを買い、信州の美味しさでのお祝いとなりました。あと4年で80歳、80歳の誕生日もこのように旅先で迎えることができるのでしょうか。

No.191:鹿児島・宮崎旅行 (2022年12月31日)

 今年は8回も国内旅行に出かけました。盛んに旅行したアメリカ駐在時代にもなかった頻度です。家を売って気が大きくなったわけではありません。コロナ禍前の年2回ほどの海外旅行よりも少ない出費です。旅行支援も背中を押してくれました。

No.189:ひたち海浜公園コキア (2022年10月31日)

 秋の行楽シーズン、紅葉したコキアを観に国営ひたち海浜公園に行きました。コキアは和名がほうき草、乾燥させてほうきにします。真っ赤に紅葉した、まるまるモフモフの可愛らしい、3万3千本ものコキアが丘一面に広がる様は圧巻です。雨模様が続く日々のなか、せめて曇りの日に、と出かけたのが日曜日、大変な人出でした。でもこれ以上はないという秋晴れに恵まれ、大満足の観光となりました。

No.188:伊香保温泉 (2022年09月30日)

 今月は伊香保温泉に行きました。群馬県温泉人気第2位で、両側に宿や店が並ぶ365段の階段街が有名です。階段中央には湯樋が埋められ両側の宿に源泉を引湯しています。戦国時代の1576年、武田勝頼が負傷兵の湯治のために造成したもので、わが国「温泉都市計画第一号」との碑石が階段途中にありました。山形県山寺、香川県金毘羅と並ぶ日本三大名段だそうです。登り切ったところには伊香保神社があり、ここでは冷えたジンジャ(神社からの)エール(応援)が売られていて、疲れた体を癒してくれます。ちなみに群馬県温泉人気第1位は草津温泉です。草津温泉同様にここでも若者が多く訪れていました。

No.186:北海道旅行 (2022年07月31日)

 コロナ感染の第7波急拡大で、8月8日~9日の勉強会合宿が延期となりました。「勉強会」は大学同期の行楽付飲み会で、名称のとおり向上心あふれる??仲間の集いです。定年を機に集まり始めたのでもう15年、多いときは年4回ほど集まっていましたが、コロナ禍で2年半以上集まっていません。

No.185:草津温泉 (2022年06月30日)

 4月に家を売却したお金をどうするか、夫婦で考えましたが、なかなか思いつきません。投資して増やすのは、減るリスクもあり、時間も労力も必要で面倒、この歳になったら投資よりも消費だろう、ということなのですが、お金を使い慣れていないので、これが難しいのです。さしあたり旅行、それに美味しいものを食べよう、ということになりました。


タイトルとURLをコピーしました