趣味

No.147:10回目の東海道歩き旅

 今年で10回目となる東海道歩き旅、川崎の自宅から伊勢神宮まで、512kmを79万6千歩で完歩しました。ここ数年、気持よく歩ける日が少なくなり、歳とともに体力の衰えを実感するようになっています。

 掛川から浜松までの1日30kmほどの行程では、10kmも行かないのにしんどくなって、休み休みの歩きとなり、20kmあたりで、もう歩くのはいやだ、と思うくらいのしんどさとなりました。伊勢までのほぼ中間地点、1日40km代の日もまだ何日かあり、完歩できる自信を失いかけました。ところが、翌日の40kmの行程では、しんどさはあまりなく、普通に歩き通すことができたのです。

 しんどかった原因は、どうやら寝不足だったようです。浜松が午後から雨の予報だったので、午前中に到着しようと午前2時半過ぎに掛川を出発、睡眠時間が5時間ほどでした。浜松には、雨が降る前の午前中に到着し、ホテルで12時間近くの睡眠をとったので、翌日は普通に歩けたようです。

 掛川では、静岡からの52km、午前3時から午後7時半までの歩きのため午後9時ごろの就寝となり、睡眠時間が5時間ほどとなったのです。3日前の終日雨での遅れを取り戻すためでした。このような歩きはいままで何回もあり、その都度しんどかったのかもしれませんが、60代では乗り切れたことが、70代では乗り切れなくなった、ということなのでしょう。


伊勢神宮に無事到着<写真へのクリックで拡大できます>

 疲れの原因は自律神経機能の低下にあるとのことですから、前日に16時間以上歩いて酷使した交感神経を、十分に休ませるための睡眠が必要だったようです。2年前から1日50km以上の行程を組まないようにしていたのですが、これからは睡眠時間も考慮した行程としなくてはなりません。

 浜松以降は、睡眠時間を最優先にして、食事や洗濯の時間をできるだけ短縮したので、ほぼ普通通りの歩きとなり、伊勢神宮到着の最終日は、むしろ気持よく歩いた日となりました。来年も頑張れそう、という気になっています。

 今年もこの時期に、退職した会社の同期会があり、会場である伊東を経由しての歩き旅となりました。このため、箱根峠は通らず、熱海峠を越えています。参加したのは15名、関西在住と関東在住が半々で、お互い1年ぶりとなる友人もいて、大いに盛り上がりました。2日前に足を骨折した奥さんが怪我をおして参加、何が何でも参加したい、そんな友人たちの楽しい集まりです。来年は奈良、このため東海道歩き旅は自宅から京都までとなるでしょう。歩けそうであれば、ですが。

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No.177:試し歩き (2021年10月31日)

 コロナ禍で2年間中断している東海道歩き旅、来年春には行けそうなので、事前の試し歩きをしてみました。毎日、日帰りで32キロ、5日間、雨のため1日だけ23キロだったので合計151キロ、自宅から静岡までの160キロの少し手前相当の歩きとなります。歳と共に低下する体力、それに加えての長い自粛生活でどうなるのか心配でしたが、何とか来年行けそうな感じです。

No.171:アンクルウエイトを重くしました (2021年04月30日)

 歩くときのアンクルウエイトを片足0.5kgから1.5kgに変更しました。1.5kg2個が入った袋を持った妻は、「こんな重いものを足に付けたら田園調布の坂を越えられないわよ」と心配しています。田園調布の住宅街は高台にあり、川崎の自宅からはそこそこの坂を上るのです。

No.169:コロナ禍最強の趣味 (2021年02月28日)

 「やることがなくて毎日が辛い。(あなたは)どうしてる?」と勤務先事務所のボス、「散歩と囲碁で過ごしています」と答えると、「そう・・・」と羨ましそうな感じでした。緊急事態宣言で在宅勤務、というよりも、仕事がないので勤務はなく、単なる在宅となっていて、ボスとは電話でときどき話をします。人好き、話好きなボスのこと、ストレスがかなり溜まっていることでしょう。

No.164:新たな囲碁の先生 (2020年09月30日)

 囲碁の先生が一人増えて二人になりました。新しい先生からのメールには、私のレベルに合った、大切と思われる詰碁問題と共に「目で5~10秒以内くらいで解ける」ように、との指示が付いています。つまり、詰碁が解けるだけでは駄目で、完璧に身に着けろ、ということなのです。囲碁も武術や柔術のように鍛錬こそ大切、ということでしょうか。

No.163:夏休みは囲碁三昧 (2020年08月31日)

 突然のこと、事務所のボスが2週間のホテル住いとなりました。どうやら、都心にある超一流ホテルに避暑、ということのようです。その間、私も思いがけない夏休み、どこかに行こうかと一瞬考えましたが、所詮はコロナ禍、結局囲碁三昧となりました。

No.162:オンライン囲碁対局 (2020年07月31日)

 地域の囲碁サークルで毎週日曜日にオンライン囲碁対局を始めて8週目となりました。皆さんご高齢なので参加されるか否か、提案者としては不安でしたが、始めてみるとみなさん熱心で、毎回10名ほどが参加されています。いままでの実対局でも、8名から多くても15名の参加でしたから、まずまずの成功、と言えます。

No.153:囲碁サークル (2019年10月31日)

 「上達しましたね」と私の囲碁対局を取り囲む人たちが口々に褒めてくれました。毎週日曜日の囲碁サークル、終了時間間近で他の対局はすでに終わって、メンバー全員が見守るという中で勝利したのです。ルンルン気分で帰宅しました。この日は2勝1敗、1年間続けて初めての勝ち越しです。9目という大きなハンディをもらっての勝利なのですが、それでも勝てなかった今までと比べると大進歩です。「勉強してますね」とも言われました。

No.146:囲碁サークル (2019年03月31日)

 趣味は「旅行」と「ウォーキング」です。最近、それに「囲碁」が加わろうとしています。実益など求めず、ただただ楽しむ、それが本来の趣味というものなのかもしれませんが、私の場合は実益のない趣味は考えられません。貧乏性なのです。「旅行」は妻と二人、一緒に暮らす智恵を授けてくれます。一人旅はしません、実益が見いだせないのです。毎年の「東海道歩き旅」は一人ですが、これは毎日のウォーキングの励みの元になる、という実益があります。

No.135:東海道歩き旅で転倒しました (2018年04月30日)

 一瞬、何が起きたのか分かりませんでした。あっ、という間の転倒、自転車とのすれ違いざまでのことです。なかなか起き上がることができず情けなく、立止まった自転車の女子高校生から「大丈夫ですか」と声を掛けられ恥ずかしくもありました。

No.126:夏のウォーキング (2017年07月31日)

 真夏日が続き、猛暑日の日もあって、2時間半の毎日ウォーキングは汗だくになります。あまりの暑さで、人影も少なく、いつも出会っていた保育園児たちの行列も見かけなくなりました。そんな中、私と同年代と思われる男性3,4人のグループは変わりなく集まっています。小さな川沿いの、桜の木々に囲まれた、木陰の野外テーブルベンチで、持参のペットボトルのお茶などを飲みながら話しをしています。横を通るときに、楽しそうな笑い声が聞こえたりします。ご近所さんで、幼馴染なのかもしれません。楽しそうな雰囲気です。


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