梅の枝を剪定するためここ数日畑に通っている。枝を切っていると一羽のモズがどこからともなく飛んで来て近くの枝にとまり、しきりに何かを探すようにきょろきょろと下の地面を見回している。どうも剪定しながら歩き回って根元の落ち葉を踏み散らかすのでその時に落ち葉の下から出て来る虫を探しているようだ。見ているとこちらの動きを見計らって根元に降り立ち、虫をくわえてまた枝に飛び上がる。人に慣れているのか近づいても逃げようとしない。よく田畑で土を起こしている耕運機の後をカラスが付いて回るのを見かけるがそれに似ている。
野鳥たちも生きるために様々なことを学習するがこのモズはどこで覚えたのだろう。