Mさんの自由研究

メジロ

 赤く熟した柿の実をついばみにメジロが飛んでくる。チーチーというやさしい声で鳴きながら枝の間をちょこちょこと動き回っている。名前のとおり白く縁取りされた目、黄緑色の小さな体、身近で親しみのあるかわいい野鳥だ。

メジロ 柿の実をついばむメジロ<写真を拡大>

の記事

ツバメの子育て (2011年06月27日)

 電線にツバメの雛が3羽とまっている。まだ巣立ちしたばかりなのだろう、親ツバメがしきりに虫をくわえて来て与えている。見ていると、親は空中で羽ばたきながら虫を口移しで渡そうとするのだが雛も羽をばたつかせて暴れるので時々失敗して落としてしまう。  親ツバメは雛たちに与える分と自分が食べる分の虫を捕獲しなくてはならない。ツバメの世界も子育ては大変なようだ。

赤外線撮影 (2011年06月19日)

 一見雪景色のようでもあるが赤外線で見た初夏の風景である。  赤外領域で星空を撮影する目的で改造したD40に赤外フィルター(Fuji Film IR96:960nm以上の波長を透過)を装着して撮影した写真だ。可視光は完全にカットされているため肉眼で見たような色は付かない。  植物の葉、特に若葉は熱に弱いため太陽光の赤外線をより多く反射して身を守っている。従ってこの時期に赤外線で撮影すると、萌えるような若葉、という表現がそのまま当てはまるようなイメージの写真が撮れる。もし赤外線が見える動物がいたらこのような世界を見ているかもしれない。

我が家の地下構造 (2011年06月09日)

 隣接する土地に深さ30mほどの井戸を掘った。その際に出てきた土を順番に透明のプラスチックの筒に詰めて地層のサンプルを作った。いわゆるボーリングコアである。  表層の黒土が約2m、その下に関東ロームと砂礫の層が幾重にも重なっている。砂礫は層によって粒の大きさや色が違う。長い間に何回も洪水が起きたり、川の流れが変わったことが想像できる。  市の学芸員さんに聞くと、表層の黒土は、枯れた植物などが2万年ほど掛かって堆積したもので、その地層から縄文土器が出て来るそうだ。関東ローム層は、1万年から40万年前の間に日光連山をはじめ関東平野の周囲の火山が何回も噴火し、その時に噴出した灰が降り積もってできた。  これらの地層は下に行くほど年代が古い。ということは30m下の砂礫の層は何年前にできたのだろう。  3月の大地震以来テレビなどで日本列島の地下構造がたびたび紹介され、興味をひかれるようになった。  ボーリングコアを見ていると我が家の下はどうなっているのか、次々と疑問が湧いてくる。

ムクドリ (2011年06月06日)

 橋の欄干でムクドリの幼鳥を見つけた。まだ警戒心も少なく近づいても逃げようとしない。ムクドリは全国各地に留鳥として生息する身近な野鳥だ。最近は都市部にも街路樹などをねぐらに大群が棲みつき鳴き声や糞の害が問題になったりする。我が家の周辺でも時たま黒い雲が巻き上がるように飛ぶ集団を見ることがある。

3D撮影機材 (2011年05月25日)

 3D写真を撮るためにはいろいろと専用の機材が必要となる。カメラショップを回ったがなかなか目的にかなったものが見つからずいくつか自作した。

ウォーキング 5月 (2011年05月21日)

 田んぼのあぜ道にさまざまな色のジャーマンアイリスが咲き乱れている。農家の皆さんがボランティアで植え付けたジャーマンアイリスだ。ウォーキングをする人たちの目を和ませてくれる。(累計4509km)

3D写真 (2011年05月10日)

 最近3D映画がブームになり、専用のテレビなども各社から発売されている。電気屋さんの店先でよく3D映画のデモを見るが大画面で見る3Dはさすがに迫力がある。

ウォーキング 4月 (2011年04月20日)

 急に暖かくなったせいか桜をはじめ周りの植物が一斉に開花した。どこに行っても百花繚乱、道端のスイセンも競うように咲き誇っている。(累計4480km)

三毳山のカタクリ (2011年04月13日)

 三毳山のカタクリが見ごろを迎えた。山の斜面が紫色に染まるほど見事に咲いている。うつむき加減に開いた花は何とも愛らしい。  カタクリは、ユリ科に属する多年草だ。昔は、鱗茎(球根)から抽出したデンプンを片栗粉として調理に用いていた。また、種子にはアリが好む物質が付いていてアリに運んでもらうことによって勢力範囲を広げて行く。スミレなども同じようにアリの働きを借りている。  三毳山は我が家から近いので毎年見に行くが年々数が増えている。地元の皆さんの苦労もあるが、その下でアリも協力していたとは...、自然界の不思議さを感じる。

谷中湖の異変 (2011年04月04日)

 ワカサギ釣りで連日通った渡良瀬遊水地の谷中湖が地震でどうなったか心配になり見に行った。そこには目を疑うような光景が広がっていた。


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