安倍総理大臣が主催する新宿御苑での「桜を見る会」、朝8時半開場なので軽く食べて出かけ、会場の軽食をしっかりいただきます。その後に見物場所を確保、良い場所を取ろうと昨年よりも早めに出かけました。
それでも入口はもうたくさんの人です。招待状を見せて妻と二人で入ろうとすると私たちだけ別の受付に連れていかれ、総理との懇談がございますのでご案内いたします、と告げられました。招待を受けたのは我が事務所のボスで我々ではないので少々慌て、いえ、代理ですので、と言ったのですが聞いてくれません。どうしよう、このままでは朝食にありつけない、などとしょうもないことも頭に浮かびます。でも幸いなことになかなか行こうとしません。そこで、分かってますから(ご案内不要です)、と逃げ出し、大勢の流れの中にまぎれ込みました。
今年は八重桜が見事な満開でとても綺麗、雲一つない青空と御苑の芝生や木々の緑と相まって、まさに「桜を見る会」日和です。早速、焼き鳥や巻き寿司をいただき、安倍総理が挨拶されるメイン会場前に陣取りました。昨年は、メイン会場につながる通路の一つだったので、全ての有名人を見ることができませんでした。今年は、メイン会場で総理と懇談する全ての有名人をゆっくり観賞できる、ひょっとしたら「あまちゃん」や「ごちそうさん」の面々が来るかもしれない、そんな期待をしたのです。
ところがメイン会場に集まったのは政治家ばかり、芸能人は別のところで、いま輝いている人たちを見たい、という期待は見事に外れました。まあ、後でニュースを見る限りでは、どうしても見たかった芸能人はいなかった、ということではありますが、残念です。その代り、いま勢いのある政治家をたくさん見ています。みんなが盛んに握手を求めていました。日本を背負っている方々ですから、こちらも輝いてはいるのですが、ときどき事務所に来られる方も多く、感激はあまりありません。
もの足りないので、新たにオープンした大きな温室を見物することに、その後御苑を出ました。スタバで休憩し映画館へ、TV番組を映画化した「猫侍」を観ることに。TVとは違うストーリーですが、同じようにコミカルな時代劇、映画も久しぶりで、楽しむことができました。「桜を見る会」後に飲まず食わずで帰宅した昨年とは違い、スタバに行き、映画を観て帰った今年は丸1日のお楽しみとなったのです。二人とも少し疲れましたが。
後日、友人との飲み会で「桜を見る会」が話題となり、一人が、「安倍晋三 (自民党)総裁選決起集会」(2012年9月)に参加し安倍さんと握手までしたのにの招待状が来なかった、とぼやきました。まあボヤキではなく、ボケかもしれませんが。こんなところでも楽しい話題を提供してくれる「桜を見る会」、来年もチャンスがあればぜひ行ってみたいものです。