大谷翔平さんは睡眠を大切にしていて、遠征に寝具を持ち込んだり、日々の睡眠データを計測しているそうです。超ビッグな大谷さんを引き合いに出すのはおこがましいのですが、私も睡眠データを計測しています。私のデータは、睡眠の質を示すスマートウォッチの睡眠スコアです。それが、30日移動平均で、昨年7月28日の、100点満点中83をピークに、どんどん低下し、今年3月19日には70にまで下がってしまいました。
冬に下がっても春になれば回復するだろう、と思っていたのですが、春になっても回復の兆しが見えず、仕方なく運動量を増やしました。ジムでの歩きを5キロから9キロにしたところ、77にまで回復しました。
大谷さんの睡眠時間は1日8時間から12時間、藤井聡太さんは9時間、黒柳徹子さんは10時間から11時間、とのことです。黒柳さんは夜11時ごろに寝て、朝9時か10時に起きる、たまに朝4時ごろ目覚めるときがあるが、お湯を飲んでチョコレートなどを食べるとまたすぐ眠れる、とのことでした。90歳でのこの睡眠はすごいと思います。高齢になると、睡眠時間は短くなり、眠りも浅くなり、朝方眼が覚めるともう眠れなくなるのが一般的だと思うからです。
「徹子の部屋」に出演した国際統合睡眠医科学研究機構機構長の柳沢正史氏は、黒柳さんの脳年齢が若い理由の一つが、この睡眠にある、とおっしゃっています。
私は夜11時に寝て、朝8時過ぎに起きます。朝7時過ぎに目が覚めても、そのうち寝込んでしまい、目覚めると8時過ぎになっています。9時間は寝すぎでは、との不安があったのですが、黒柳さんの睡眠を知り、しかもそれを柳沢氏が肯定したことで、これでいいのだ、と自分に言い聞かせています。認知症予防になるという睡眠、これからも大切にしたいと考えています。
今月は高田城址公園観桜(かんおう)会に出掛けました。弘前公園、上野恩賜公園とともに「日本三大夜桜」の地であり、「さくら名所100選」にも選ばれています。陸軍第13師団の高田駐屯を記念して1909年(明治42年)に2200本の桜を植樹した後、1926年に第1回観桜会が開催され、今回で第99回目だそうです。満開の桜を昼と夜で楽しみ、日本海の幸を美味しくいただいた、日帰りの旅でした。