今年は8回も国内旅行に出かけました。盛んに旅行したアメリカ駐在時代にもなかった頻度です。家を売って気が大きくなったわけではありません。コロナ禍前の年2回ほどの海外旅行よりも少ない出費です。旅行支援も背中を押してくれました。
今月は鹿児島と宮崎、妻は南九州初訪問、私は高校の修学旅行以来58年ぶりです。霧島温泉に2泊、ダンロップゴルフトーナメントのフェニックスCC隣接のシェラトンに1泊、A&Sクラスのホテルに宿泊して錦江湾沿いを走る特急「指宿(いぶすき)のたまて箱」に乗車する、というのが売りのツアーでした。ツアーにお任せなので、どうしても印象の薄い旅行となりましたが、素晴らしい青空の毎日で、白煙を上げる桜島や鬼の洗濯岩が続く日南海岸を楽しむことができました。
特急「指宿のたまて箱」は、旅を彩る列車を数多く生み出してきた水戸岡鋭治さんデザインで、竜宮城とまではいかなくても、細部にわたりこだわった作りと乗務員のサービスで、心地よさを演出しています。沿線の人々が手を振ってくれるのも、歓迎されているようで、心地よさを高めてくれます。「九州新幹線全線開業CM」を思い起こしました。
ゴルフ場に隣接したシェラトンホテルは、お風呂が林の中にあり、そこまで外の通路を200メートル以上歩きます。それで湯冷めしたためか、帰宅した翌日夕方に37.6℃の発熱がありました。その後夕方になると37.1℃程度の微熱が10日ほど続き、友人から「コロナ感染に間違いない」と言われました。でも発熱以外これといった病状はなく、妻も何事もなかったので、コロナだとしたらかなりひ弱なコロナだったようです。普段朝8時前後の起床なのに、毎朝6時前に起きなくてはならないツアーだったので疲れもあったかと思います。早起きツアーとシェラトンホテルはこれからは避けたいところです。
今年の総決算です。
1.家族
残っている兄弟3人、コロナ禍もあって、今年は会う機会が1回もありませんでした。
2.友人たち
中学・高校の友人とほぼ3年ぶりにリアル飲み会、大学の友人とも3年ぶりのリアル飲み会、しかも1泊なので53年ぶりの合宿、会社の友人とは1人だけですがお正月に会え、友人宅でご馳走になりました。
3.趣味
町内会に代わる地域コミュニティの活動に参加したのですが、ストレスになるのでやめました。無理してまでやることではない、と。これに関連して囲碁サークルにも出席しなくなりました。いまは囲碁サークルのメンバーとオンラインで対局しています。
夏の暑い盛りに歩いて、体がふらついたのを機に、昼間のウォーキングをジムでのウォーキングに切り替えました。マシンでの筋トレもできるし、シャワーですっきりもするので、早くジムにすればよかった、と思っています。歩きは、ジム通い以前の8月15日までが、1,854キロ、ジム通い以後がスマートウォッチ集計で713キロ、計2,567キロ、年間の1日平均は7.0キロでした。昨年から1日平均10キロを切っており、これからはこんなペースになりそうです。
4.旅行
年末年始が京都で観光、4月が喜多方でしだれ桜、6月が湯河原と草津で温泉・旅行支援付き、7月が北海道でラベンダー、9月が伊香保で温泉・旅行支援付き、10月がひたち海浜公園でコキア、12月が鹿児島・宮崎で温泉・旅行支援付き、と8回旅行しました。11月に私だけ、大学時代の仲間と新潟県松之山温泉・旅行支援付きに出かけています。
5.日々の思い
地域コミュニティでの活動の難しさを知りました。ホームページ制作でお役に立つのではと始めたのですが、テストサイトを作っても反応に乏しく、役立っているという実感が得られません。また、会議では、ホームページだけでなく、多岐にわたる課題にどう発言し対応したらよいかわからず、ストレスが高まり、これは無理してまでやることではない、と思うようになりました。いまはあまり近寄らないようにしています。
6.日々の暮らし
今年は旅行三昧でした。旅行支援がそれを後押ししています。貸していたマンションを売却し、ひとつの節目の年ともなりました。手放す寂しさもありましたが、いつかは売らなくてはいけないので、借主が買う気になってくれた良い機会だったと思います。
7.仕事
勤務先事務所が帝国ホテルから赤坂の高級マンションに変わりました。床から天井までの大きなガラス窓は、近づくと足元に8階下の地上が見えて怖いくらいです。南側窓からはさんさんと陽がそそぎ、外には100メートル以上先まで緑の公園が広がっています。もう一つの大きなガラス窓の外にはホテルの庭園が広がっていて眺望は共に最高です。サントリーホールやホテル、大使館などに隣接した都心の一等地でありながら、これだけの眺望のマンションはないでしょう。駅からすぐで便利、勤務地にはいつも恵まれています。