今月は伊香保温泉に行きました。群馬県温泉人気第2位で、両側に宿や店が並ぶ365段の階段街が有名です。階段中央には湯樋が埋められ両側の宿に源泉を引湯しています。戦国時代の1576年、武田勝頼が負傷兵の湯治のために造成したもので、わが国「温泉都市計画第一号」との碑石が階段途中にありました。山形県山寺、香川県金毘羅と並ぶ日本三大名段だそうです。登り切ったところには伊香保神社があり、ここでは冷えたジンジャ(神社からの)エール(応援)が売られていて、疲れた体を癒してくれます。ちなみに群馬県温泉人気第1位は草津温泉です。草津温泉同様にここでも若者が多く訪れていました。
泊まった福一は創業430年の老舗旅館、行き届いた接客でリッチな気分を味わうことができました。県民割のおかげでお得に泊まることができ、さらに、電車で行ったので、エコ割3千円クーポンまでありました。宿泊料金の割引に加えて、地域限定クーポンが2人で1万円にもなるので、買い物をあまりしない我々にとっては爆買、とも言える買い物となりました。
今回もJR東日本4日間乗り放題の旅です。今年度は、いつもの3回発売にスペシャル2回が加わり、5回発売、いずれも連休や夏冬休みの混雑時を避けた、我々にはぴったしの設定となっています。今回も散々乗って、乗車距離1,349km、特急料金を含めた運賃が44,080円相当で、2人で5万8千円のお得となりました。春に続いての今年度2回目利用となりましたが、発売があと2回あるので、内1回は利用したいと考えています。
1日目は群馬・伊香保に宿泊、2日目は新潟・越後一宮弥彦神社を参拝して、弥彦山から越後平野と佐渡島を眺めて帰宅、3日目は静岡・熱海、神奈川・小田原で海の幸を、最終4日目は長野・小布施で栗三昧と盛りだくさんでした。海外旅行では、1カ所を拠点にあちこちの遠方に出かけていますが、日本では自宅が拠点です。
乗り放題なのでついつい張り切ってしまいますが、体力的に、そのうちもっと緩やかな、歳相応の旅になるのだと思います。それまでは張り切ることになりそうです。性格として・・・。