今月、伊豆大島にG(爺)7が集結しました。大学同期の部活仲間7人、島を観光し、椿油での贅沢なフォンデュをいただき、濃厚な大島牛乳やそのアイスを味わい、夜の勉強会では2人の真剣な議論を子守歌に4人が眠りに陥りました。昨年11月の新潟県松之山温泉での53年ぶりの合宿、その楽しさがまたまた再現されたのです。
無線研究部というお堅い部活、もの作りに熱中し、同じような興味、価値観を学生のときに共有した仲間だけに、後期高齢者となっても一緒にいる楽しさは変わりません。気取ることなく、ありのままの自分でいられる、リラックスできる仲間だからこその心地良さと楽しさだと思います。
今回は首都圏在住者だけでなく、はるばる島根県松江からの参加があり、計7人、G7となりました。幹事の知人の株主優待で、船代と宿代が40%以上割引という嬉しい合宿です。この幹事あってこその仲間集結で、その面倒見の良さに、全員感謝、感謝なのです。松江からはこのためだけに出てきています。
伊豆大島は大学時代にこの仲間の何人かで衝動的に出掛けたことがあり、半世紀以上を経て同じ仲間と再度出かけるなんて、何かの巡り合わせでしょうか。ちなみに、そのとき、夜行船で到着後すぐに、港の食堂でいただいた朝食のアジの干物、その美味しさを味わって以来好物となりました。それぞれにそれぞれの島への思いがあっての巡り合わせなのかもしれません。
到着した夜の勉強会の翌日、まず火山博物館で火山の勉強をして、その後、美しい縞模様からバームクーヘンと呼ばれている地層大切断面、火口湖が津波によって決壊し海とつながり港となった波浮港(はぶみなと)、国土地理院地図に唯一「砂漠」と表記されている三原山「裏砂漠」、などを車で回りました。
火山博物館を見学したときは、館内からわざわざ出てきて駐車場所を教えてくれたり、展示物を説明してくれたり、カメラのシャッターを押してくれたり、波浮港で大島牛乳アイスを食べたときは、そこのおばあさんが港のことを話してくれたりして、島の人とのちょっとした交流もありました。
夕方、出発地の竹芝に戻り、反省会と称した飲み会後に解散となりました。お互いに思いやる気持ちが強く、楽しく過ごせる貴重な仲間、これからも末永く楽しい時間を一緒に過ごしたいものです。