昨年秋に続いて2回目の東海道試し歩き、日帰りで32キロ歩いて、15日で伊勢神宮までの距離(459km)というのが今回の目論見でしたが、結果は1日22キロ歩いて16日で名古屋の熱田神宮までの距離(347km)どまりとなりました。初日の25キロあたりから腰が痛くなり、2日目は10キロほどから強い腰痛、3日目には14キロで腰痛でギブアップ、電車で帰る、というスタートでした。そこでやめればいいものを、「たかが10キロ程度で腰痛なんて」とても納得できず、歩き続けました。
1日の距離を短くしたり、睡眠を十分とったり、途中1日休んだり、と何とか腰痛なしで歩けないか、と歩き続けたのですが、腰痛がなかったのは1日か2日で、腰痛で疲れて、楽しくもなんともありません。疲れのためか、やがて体が傾いたときもあって、疲れはさらにひどくなります。もうやめよう、もうやめよう、と思いながらも熱田神宮までの距離を歩いてしまいました。
昨年秋は1日32キロを5日間歩いて何事もなかったのに、どうしたことでしょう。東海道歩き旅、楽しくなければもうやる意味はありません。来年、行くべきか否か迷うところです。
先月、喜多方に桜見物に出かけました。廃線となった日中線跡地が3キロほどの遊歩道となり、道両側に並ぶしだれ桜が桜のトンネルを作っています。JRのパンフレットで知り、JR東日本4日間乗り放題の切符を使っての日帰り旅行でした。3キロの遊歩道を歩いて行くと、次第に家々がまばらとなり、田園風景が広がって、残雪の山々を遠くに望みながらのお花見となります。道端には美しい水仙も咲き、まさに雪国の春、都会では味わえない、のどかな心地よさです。
その後、蔵通りを見物し、その一角にある蔵屋敷で喜多方ラーメンと田楽をいただきました。札幌ラーメン、博多ラーメンと並ぶ日本三大ラーメンと言われるだけあって、さっぱり味の美味しいラーメンでした。水の美味しい喜多方に行かないと味わえない美味しさなのかもしれません。
4日間乗り放題なので、1日は長野善光寺へ、ちょうど7年に1度の御開帳でした。ここでは当然善光寺蕎麦、美味しかったです。1日は小田原、地魚の寿司をいただき、小田原城を見物しました。残り1日は出勤、いつもは私鉄と地下鉄ですが、今回は往復JRです。乗り放題で活動しようという気力が凄い!!と友人に言われましたが、今回2人で5万円弱のお得、このお得感で、ない気力をふり絞っての行動となりました。まさに「お得感」は強し、です。