国内旅行

No.184:試し歩き2

   昨年秋に続いて2回目の東海道試し歩き、日帰りで32キロ歩いて、15日で伊勢神宮までの距離(459km)というのが今回の目論見でしたが、結果は1日22キロ歩いて16日で名古屋の熱田神宮までの距離(347km)どまりとなりました。初日の25キロあたりから腰が痛くなり、2日目は10キロほどから強い腰痛、3日目には14キロで腰痛でギブアップ、電車で帰る、というスタートでした。そこでやめればいいものを、「たかが10キロ程度で腰痛なんて」とても納得できず、歩き続けました。

   1日の距離を短くしたり、睡眠を十分とったり、途中1日休んだり、と何とか腰痛なしで歩けないか、と歩き続けたのですが、腰痛がなかったのは1日か2日で、腰痛で疲れて、楽しくもなんともありません。疲れのためか、やがて体が傾いたときもあって、疲れはさらにひどくなります。もうやめよう、もうやめよう、と思いながらも熱田神宮までの距離を歩いてしまいました。

   昨年秋は1日32キロを5日間歩いて何事もなかったのに、どうしたことでしょう。東海道歩き旅、楽しくなければもうやる意味はありません。来年、行くべきか否か迷うところです。

喜多方しだれ桜のトンネル<写真へのクリックで拡大できます>

   先月、喜多方に桜見物に出かけました。廃線となった日中線跡地が3キロほどの遊歩道となり、道両側に並ぶしだれ桜が桜のトンネルを作っています。JRのパンフレットで知り、JR東日本4日間乗り放題の切符を使っての日帰り旅行でした。3キロの遊歩道を歩いて行くと、次第に家々がまばらとなり、田園風景が広がって、残雪の山々を遠くに望みながらのお花見となります。道端には美しい水仙も咲き、まさに雪国の春、都会では味わえない、のどかな心地よさです。

   その後、蔵通りを見物し、その一角にある蔵屋敷で喜多方ラーメンと田楽をいただきました。札幌ラーメン、博多ラーメンと並ぶ日本三大ラーメンと言われるだけあって、さっぱり味の美味しいラーメンでした。水の美味しい喜多方に行かないと味わえない美味しさなのかもしれません。

   4日間乗り放題なので、1日は長野善光寺へ、ちょうど7年に1度の御開帳でした。ここでは当然善光寺蕎麦、美味しかったです。1日は小田原、地魚の寿司をいただき、小田原城を見物しました。残り1日は出勤、いつもは私鉄と地下鉄ですが、今回は往復JRです。乗り放題で活動しようという気力が凄い!!と友人に言われましたが、今回2人で5万円弱のお得、このお得感で、ない気力をふり絞っての行動となりました。まさに「お得感」は強し、です。

の記事

No.192:年末年始は京都 (2023年01月31日)

 ちらついていた雪がすっかりやみ、陽が差してきた長野善光寺参道、隣で妻が食べるアップルパイの甘い香りの中、私は野沢菜おやきをいただきました。この日は誕生日、おそばを食べ、栗おこわを買い、信州の美味しさでのお祝いとなりました。あと4年で80歳、80歳の誕生日もこのように旅先で迎えることができるのでしょうか。

No.191:鹿児島・宮崎旅行 (2022年12月31日)

 今年は8回も国内旅行に出かけました。盛んに旅行したアメリカ駐在時代にもなかった頻度です。家を売って気が大きくなったわけではありません。コロナ禍前の年2回ほどの海外旅行よりも少ない出費です。旅行支援も背中を押してくれました。

No.189:ひたち海浜公園コキア (2022年10月31日)

 秋の行楽シーズン、紅葉したコキアを観に国営ひたち海浜公園に行きました。コキアは和名がほうき草、乾燥させてほうきにします。真っ赤に紅葉した、まるまるモフモフの可愛らしい、3万3千本ものコキアが丘一面に広がる様は圧巻です。雨模様が続く日々のなか、せめて曇りの日に、と出かけたのが日曜日、大変な人出でした。でもこれ以上はないという秋晴れに恵まれ、大満足の観光となりました。

No.188:伊香保温泉 (2022年09月30日)

 今月は伊香保温泉に行きました。群馬県温泉人気第2位で、両側に宿や店が並ぶ365段の階段街が有名です。階段中央には湯樋が埋められ両側の宿に源泉を引湯しています。戦国時代の1576年、武田勝頼が負傷兵の湯治のために造成したもので、わが国「温泉都市計画第一号」との碑石が階段途中にありました。山形県山寺、香川県金毘羅と並ぶ日本三大名段だそうです。登り切ったところには伊香保神社があり、ここでは冷えたジンジャ(神社からの)エール(応援)が売られていて、疲れた体を癒してくれます。ちなみに群馬県温泉人気第1位は草津温泉です。草津温泉同様にここでも若者が多く訪れていました。

No.186:北海道旅行 (2022年07月31日)

 コロナ感染の第7波急拡大で、8月8日~9日の勉強会合宿が延期となりました。「勉強会」は大学同期の行楽付飲み会で、名称のとおり向上心あふれる??仲間の集いです。定年を機に集まり始めたのでもう15年、多いときは年4回ほど集まっていましたが、コロナ禍で2年半以上集まっていません。

No.185:草津温泉 (2022年06月30日)

 4月に家を売却したお金をどうするか、夫婦で考えましたが、なかなか思いつきません。投資して増やすのは、減るリスクもあり、時間も労力も必要で面倒、この歳になったら投資よりも消費だろう、ということなのですが、お金を使い慣れていないので、これが難しいのです。さしあたり旅行、それに美味しいものを食べよう、ということになりました。

No.180:年末年始は京都でした (2022年01月31日)

 20年ほど住んでいた京都ですが、お正月を過ごした覚えがありません。そのため、年末年始の京都、とても楽しみでした。12月31日朝早くから家を出て、1月5日夜に帰宅、5泊6日の比較的ゆったりした京都滞在です。いたるところが観光スポットで、行くところに困ることは無く、美味しいものもたくさんあります。

No.179:沖縄旅行 (2021年12月31日)

沖縄は妻も私も初めてです。ツアーなので気楽、前準備もほとんどせず、その分印象の少ない旅行だったかもしれません。「憧れの沖縄リゾートステイ4日間」という新聞折込チラシを見て、コロナ感染が落ち着いているうちに、と申込みました。

No.178:1年ぶりの旅行 (2021年11月30日)

 コロナ感染の第六波が来ないうちに温泉に行こうと友人夫妻と出かけました。旅行は1年ぶり、同じメンバーです。1年前は、旅行から帰ったとたんに第三波が急激に立ち上がり、ぎりぎりのタイミングでした。その後第四波、第五波と立て続けに襲来し、やっと落ち着いてきたので出かけたのです。

No.166:GoTo中山道 (2020年11月30日)

 店頭のメニュー板にある「うまい五平餅」のとおり、美味しい五平餅でした。中山道・奈良井宿「かなめや」さん、宿場町の見物中に出会った地元の中年女性が勧めてくれた店です。築140年以上とのこと、テーブルにもなる幅広木枠の囲炉裏、むき出しの黒く太い梁、貫禄ある古民家でした。


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