「巣ごもり生活はいかがですか。私はだいぶ慣れてきたような気がします」とメールすると、「巣ごもりの日々、全く馴染みません アハハ!Hさんは順応性が高くて羨まし!」との返信がありました。この順応性の高さこそ私の強みだったのかもしれません。アメリカ駐在にしても、製造業から広告業という全く異なる会社への出向にしても、それなりに楽しくやってこれたのも、この資質が大きな力となったのでしょう。
コロナ騒ぎでの巣ごもり生活は、ウォーキングとオンラインでの飲み会、お茶会、囲碁などで過ごしています。飲み会は中・高、大学、会社の仲間たちと、囲碁は、友人と、それにオンラインでの囲碁講座やゲームなどとなります。囲碁関連が最も時間を費やしていますが、一向に上達しません。友人との勝負では完敗が続いています。
囲碁力の圧倒的な差だけではなく、私の資質そのものに問題がありそうです。囲碁は地取りゲームですが、地を取ることばかりに集中して、他のところが疎かになり、取られて、相手の地を増やしてしまいます。一つのことを考え始めると、他のことが眼に入らなくなる、そんな資質が災いしているにちがいありません。
一向に上達しない囲碁の腕に、勝負相手の友人は、ワクチンや治療薬ができてコロナ不安が解消されるころまでには何とかなるのでは、と年単位での忍耐強さで対応してくれています。ありがたいことです。まあ、友人も巣ごもり生活で時間はありそうですが。
中断している地域の囲碁サークル、ほとんどが年寄りなので再開は難しそう。そこで、オンラインで再開しようと画策中です。みなさんがオンラインに馴染めるか心配ですが、私としては貴重な修行の場、何とか再開させたいと願っています。
医療従事者への感謝を込めて、ブルーインパルスが東京上空を飛行しました。マンション最上階でみんなが見守る中、すぐ近くまで飛んできて、全員大喜び、大きな歓声が上がりました。すっきりしない非常事態宣言解除ですが、素直に喜べる一瞬でした。ブルーインパルス、ありがとう。