私のガラケーはディスプレイが無いので、出ることができなかったときに誰からの電話だったのか分からず不便な思いをしていました。今月になってやっとディスプレイ付の携帯を購入し従来からの便利さを取り戻しています。といってもガラケーはもう販売していないので、ガラホという、形や操作はガラケーで、中身はスマホという携帯です。
携帯といえばスマホの時代、あえてガラホとしたのは通話機能以外はあまり必要ないからです。もちろんスマホとしても使えます。それなのにスマホよりも通信基本料金が安い、通信方式や内容に違いは無いように思うのですが、不思議です。不思議と言えばもう一つ、今回の契約では2年間基本料金0円なのです。端末代を一括で支払ったのでこうなるのですが、その仕組みがなかなか理解できません。更にはキャッシュバックなるものがあって、端末代も結局負担0円でした。料金体系が分かりにくい、不透明だと言われるのも無理ありません。まぁ、安いんだからいいか、と割り切ってはいますが。
ネット検索や地図はスマホのほうが断然操作しやすいので、旅行、特に海外旅行にはスマホが必要ですが、日々の外出にはガラホで十分です。自宅パソコン内のスケジュールやメールを確認でき、LINE無料通話やモバイルスイカにも対応しています。スマホを落として壊したことがあるので、ストラップを付けることができるのもありがたく、差し込み難い小さな充電コネクターでなく、充電台に置くだけなのも便利です。
電車内で、周りのほぼ全員がスマホに没頭しているのを見ると、この便利なツールがいかに浸透し、当たり前になっているかを思い知ります。そんななかでガラホ路線で行くのはちょっと勇気がいりますが、オーバーに言えば、自分を信じて我が道を行く、しかありません。数年後にはガラケーが使えなくなります。そのときはみんな疑うことなくスマホとするのでしょうが、いやいや、それまでガラケーで十分ならガラホのほうがいいですよ、と私は言いたい。誰も聞いてくれそうになく、そのときになっても少数派でいることになりそうですが。