ページヘッダ

Mさんのページ −多彩な趣味をもつ友人Mさんのページ−


100作になった自由研究


 このHPの片隅を借りて掲載している『自由研究』が100作になった。 HPを開設したがコンテンツが少ないので書いてみないか、という友人の勧めで2005年1月から書き始めた。 最初のころは、他人のHPにタダで居候している身の遠慮もあって、2〜3作をそっと出して済ませるつもりでいたが、ここまで続くとは思ってもみなかった。 最近は書くことがひとつの趣味になってしまった。その背景には、自分の薀蓄を語れる満足と快感があり、 何よりも見ていただいた人から来る、今回の作品はMさんらしくてなかなかいいねぇ、なんていう反応があって、 それらに後押しされたからだと思う。とは言うもの、実のところは、難しいHPの管理は経験豊富な友人に任せっきりで、 書いて送ったあとは、早くアップしろと言わんばかりにインターネットエクスプローラーのアイコンを何回もクリックしながら待つだけ、 という気楽さの方が大きかったかもしれない。

メモリースティック 電子辞書 Photo-1/2 : 読み返しにメモリースティックと電子辞書を活用

◇ 自由研究をテーマに日頃見聞きしたことを手当たりしだいに題材にしてきたが、毎週欠かさず投稿するにはそれなりの苦労があった。 新聞や雑誌のコラムなどからヒントを得たこともある。昔を思い出して書いたこともある。 でも、書き続けていると今まで気にも留めなかったことにまで興味や疑問を持つようになり、題材には事欠かなくなってきた。

 即興的に書き上げることもあるが、思いついたネタを20作位は常にメモしておいて、 図鑑や百科事典などでいろいろ調べながら7〜8作を並行して書き進め、2〜3作はすぐに出せるように仕上げておく。 これらをPCからメモリースティックに書き込んで持ち歩き、通勤電車の中などで電子辞書を使って何回か読み返す。 缶ビールなどを飲みながら気分を変えて読んでみると直したくなる部分が結構出てくる。 あまり表現にこだわらずに自然体で書こうと心がけているがなかなか難しい。

 こうして書きあげた作品がアップされてしまうと、管理人さんには申し訳ないが、内容を確認する程度であまり見ていない。

月下美人 Photo-3 : 一夜の命、深夜まで何回も撮りなおした → No.041
飛行機雲 Photo-4 : たった一度のシャッターチャンスだった → No.072

◇ 必ず自分で撮影した写真を添付している。その写真にも次第にこだわるようになった。 一度HPに掲載された写真が気に入らず、管理人さんにお願いして入れ替えていただいたこともある。

 最近は1作あたりの平均撮影枚数は10数枚にもなり、その中から選んでいる。特に花の写真は表現が難しい。 月下美人などは深夜まで何回も撮り直して40〜50枚になってしまった。逆に、僅かなシャッターチャンスをうまく捉えた写真もある。

 カメラアングルやピントの合わせ方、色調やガンマ値の補正、さらにトリミングの技術など、 自分で実際に苦労してみると、普段見ている新聞や雑誌の写真などからも様々なプロのテクニックが学べるものである。 時々フリーズする遅いPCで300万画素デジカメの画像を処理しているが、そろそろ新しいPCと一眼レフが欲しくなった。

観音様 Photo-5 : 見てきた観音様を同じ方向からイメージする
工具 Photo-6 : 用途に合わせた工具作り、これも楽しみ

◇ このHPに投稿している仲間とよく会合を持つ。ときにはアルコールの力を借りて酷評し合ったりもする。 これがまた楽しく、お互いの励みになる。こんな仲間の影響を受けて今まで経験したこともない仏像彫りなどにチャレンジし、 はるばる地方の古寺まで見に行ったり、彫る形状に合わせて自前の工具を作るほどすっかり填まり込んでしまった。 反射望遠鏡も、最初のころは苦労して車で運んでいたが、HPを見た旅行仲間の勝手気ままなご意見のおかげで次々とアイデアが浮かび、 小型のスーツケースに収納できるまでコンパクトに改良できた。 (テレスコープ技報-5) 夢は海外遠征、ハワイのマウナケア山麓での星空観測だ。

 このように、HPという共通の場を通して仲間との付き合いもより一層親密になり、自分の趣味も広がった。

◇ ある著名な方が人生を快適にする3つの方法をエッセイに書いている。
 1.体を動かす:スポーツやウォーキングなどをして汗をかく。
 2.頭を動かす:新しいことを学んだり創作したり、知的な活動をする。
 3.心を動かす:映画や音楽、美術品などを鑑賞して感動する。

 このHPに投稿しながら、これらの大切さをしみじみと感じる。 これらの活動が日常生活の中にあるから書き続けることができ、書き続けるためには意識的に活動しなくてはならない。

 人生を快適にする機会を提供してくれたHPの管理人さん、そして愚作にもかかわらず読んで意見を寄せてくれた皆さん、ありがとう。 世間一般にいわれているリタイアは間近になってしまったが、人生のリタイアはまだまだ遠い先のこと。 これからも楽しく書き続けますのでよろしく。

2006年11月 M

ページのトップへ

©リタイア間近組 ホーム