Mさんのページ −多彩な趣味をもつ友人Mさんのページ−自由研究 No.261-280 |
目次No.280:ノスリ No.279:ジョウビタキ No.278:ウォーキング 4月 No.277:ハクレン No.276:カワセミ No.275:ウォーキング 3月 No.274:イタチ No.273:オリオン座大星雲 No.272:コミミズク No.271:ウォーキング 2月 No.270:流星の色 No.269:館山の星空 No.268:ワカサギ釣り No.267:ウォーキング 1月 No.266:しぶんぎ座流星群 No.265:元日の月食 No.264:カゲツ(花月) No.263:カノープス No.262:ふたご座流星群 No.261:ウォーキング12月 |
ノスリ河川敷の木の枝でノスリがするどい目つきで辺りを見回している。獲物を探しているようだ。 ノスリはタカ科の猛禽類で、北海道から四国にかけての森林で繁殖し、河原や干拓地など比較的開けた場所で狩りをする。 杭や木の枝、電柱などの見晴らしの良いところにとまり、ネズミやモグラ、カエルなどさまざまな生き物を待ち伏せして捕える。滑空しながら獲物を探すこともあり、見つけると急降下して襲う。 この時期カラスと空中戦を交えているところをよく見かけるがお互い子育てが始まったのだろう。 |
ジョウビタキ雑木林の中を歩いていたらジョウビタキと出会った。翼の白斑と胸から下腹部にかけてのオレンジ色が特徴的で、綺麗な野鳥だ。 ジョウビタキは、ロシアの沿海地方や中国東北部で繁殖し、日本へは冬鳥として渡来する。田畑や林の縁など比較的開けた場所を好み、我が家の庭先にも時たま飛んで来る。 そろそろ大陸に戻る時期だろう、枝の間を飛び回りながら餌を探している。 |
ウォーキング 4月今年は記録的に早いとの開花予報であったが、4月に入って寒い日が続いたせいかほぼ平年並みで満開となった。ここ桜並木だけはウォーキングもスローテンポになる。(累計 3146km) |
ハクレン渡良瀬遊水地の谷中湖で釣りをしていたら湖の中ほどで突然巨大な魚が跳ね出した。ハクレンだ。何かに驚いたのだろうか。一斉に空中高くジャンプする姿はイルカのショーでも見ているようだ。 ハクレンは、中国大陸原産の外来種で、食用としてソウギョなどと共に国内各地に移入されてきた。卵は川底を転がりながら孵化するが、日本の川は短いため卵や稚魚はそのまま海まで流されてしまい、殆ど生存できなかった。この中で唯一下流に豊かな水郷地帯を有する利根川だけに定着できたそうだ。 ここ谷中湖には利根川から渡良瀬川経由で入ってきたのだろう。成長が早く、5年で1mほどに育つらしい。このままで生態系が崩れないのか心配になる。 |
カワセミ近くの田んぼの水路で時おりカワセミを見かける。毎日ほぼ同じ時間に現れるようだ。写真を撮ろうとカメラを持って近づくと低空飛行で逃げ、すぐに姿を見失ってしまう。何日か通ってやっと撮影することができた。 草むらの上からじっと水路の中を見ている。鋭い目に大きなくちばし、飛ぶ宝石といわれるだけあって瑠璃色の羽が美しい。水中の獲物を狙っているようだ。 長年この土地に住んでいるが今まで見た記憶がない。水路に餌となる小魚などが増えたのだろうか。我が家の周りにもこんな綺麗な野鳥が棲んでいるとは、しばらく観察を続けてみよう。 |
ウォーキング 3月ここ何日か暖かい日が続いている。清掃センターの煙突からの水蒸気もまっすぐ空に昇りのどかな陽気だ。ウォーキングにも心が弾む。(累計3026km) |
イタチ野鳥を撮ろうと思ってデジカメ片手に歩き回っていたら突然イタチと出くわした。上半身を起してじっとこちらを見ている。レンズを向けシャッターを切ると警戒するような低い姿勢をとり、サッと草むらの中に消えてしまった。 一時期ほとんど姿を見なくなったが近年数が増えているようだ。餌が豊富になったのかもしれない。昔は沢山いた。小学生のころ学校で飼育していた小鳥が一夜にして全滅、鳥小屋の金網に引っかかっていた茶色い毛からイタチが犯人であることが分かり大騒ぎした記憶がある。先日佐渡のトキ保護センターのトキを襲ったのもイタチか仲間のテンではないかと言われている。 憎まれ役の小動物だが良く見ると可愛い目をしている。いたずら盛りの子供のようだ。 |
オリオン座大星雲オリオン座大星雲は、地球から1600光年ほどの距離にある散光星雲で約33光年の広がりを持つ。肉眼でも三ツ星の下にぼんやりとした光のシミのように見える。最近ハッブル宇宙望遠鏡などの高性能望遠鏡による観測でこの星雲の中に塵の円盤に包まれた星が多数発見されている。これらは将来太陽のように周囲に惑星を持つ星に進化して行くと考えられている。 冬型の気圧配置になり綺麗に晴れ渡ったので裏の空地に撮影機材を設置してこの星雲を狙った。今回の目的は、赤外線フィルターの改造をしたカメラの性能確認でもある。カメラやレンズの設定をいろいろと変えながら撮影を試みた結果、星雲の中心部から宇宙空間に薄く広がるガスの流れを捉えることができた。漆黒の宇宙に羽を広げた蝶のようだ。 写真データ:2010.2.8.pm11:30,IR改造D40,Sigma500×1.4Telecon, PhotoshopEL7,180秒露出3コマを加算平均&ガンマ補正 |
コミミズクフクロウ科の鳥でユーラシア大陸や北アメリカの温帯から寒帯にかけて広く分布、繁殖し、日本には冬鳥として渡って来る。河川の葦原などに棲み、ネズミやモグラ、昆虫などを捕食する。 野鳥の会で活動しているQGさんに誘われ、このコミミズクを観察しに茨城県五霞町の利根川の堤に行った。堤の枯れ草の上でキョロキョロと辺りを見回している。人なつっこいのか人間を恐れないのか近づいても逃げようとしない。時には羽を広げてすぐ頭の上をゆっくりと旋回したりする。 こんな可愛らしい野鳥が私達の身近にいることに改めて感動した。 |
ウォーキング 2月いつも渡る橋の上から富士山が見える。日々異なった姿を見せてくれるのでウォーキングの楽しみのひとつになっている。今日は紅く染まった夕焼け空にシルエットが美しい。(累計2861km) |
流星の色肉眼で見る流星は殆ど白に近いが、デジカメの写真では光り始めから消滅までの間に色が微妙に変化していることが分かる。写真はふたご座流星群のときに捉えた色の変化である。流星は写真の右上から左下の方向へ流れた。 流星は秒速30〜40kmという猛スピードで大気圏に突入して来る。地上から見える流星の光跡は、大気との摩擦熱で大気中の原子が電離した時に放つ光だ。酸素、窒素やナトリウムなどの原子は、それぞれ固有のスペクトル(O:緑、N:赤、Na:オレンジ)を持ち、高度によって密度が異なる。そのため流れる間に色が変わる。また、流星群は年に何回か現れるが、それぞれ色が異なる。流星の粒子の大きさや大気圏への突入角度の違いも色の変化に影響しているようだ。 デジカメを使った流星観測もいろいろな発見があって面白い。 写真データ:ふたご座流星群参照、PhotoshopEL7にてカラー強調 |
館山の星空南房総を旅行したとき*に一泊した館山の海岸からは、遥か80km先の羽田空港を離発着する航空機の光が見え、中天にはペルセウスやカシオペア、北斗七星などの星座が煌々と輝いていた。突堤の上にカメラを設置して延べ45分ほどのバルブ撮影をしてみた。館山ならではの星空の写真を撮ることができた。 数年前星空観測のツアーに参加した際、同行したプロのカメラマンから「星空の写真にはできるだけ地上の情景を入れるといいですよ。」とアドバイスを受けた。確かに地上の情景を入れると時間と場所の情報が加わり、オリジナリティのある写真となる。 最近は行く先々での星空撮影が旅行の楽しみのひとつになった。 写真データ:2010.1.18.pm9:08-10:02,D80,Nikkor18-135,f18mm,F/3.5, PhotoshopEL7,90秒×30枚を比較明合成
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ワカサギ釣り近くの渡良瀬遊水地の谷中湖にワカサギを釣りに行った。 子供の頃から釣りはいろいろとやったがワカサギは初めてである。市内の釣具店に行き、仕掛けの作り方や餌の種類などを教えてもらいながら替えバリや小物類を買い揃えた。 朝9時頃に行ったら良さそうな場所は殆ど占められている。仕方ないので一番端に陣取って釣り糸を垂れた。しかし、なかなか思っていたように釣れない。隣で釣っていた筑西市から来たというオジサンがタナの取り方やアワセのタイミングなど親切にアドバイスしてくれた。コツを覚えると面白いように釣れる。時には2匹、3匹と連なって掛かる。 夕方4時頃まで頑張り百数十匹を釣りあげた。初回としては満足できる釣果である。3分の1ほどをテンプラにして残りは軽く焼いて甘露煮にした。自分で釣った魚の味は格別だ。 |
ウォーキング 1月暦の上では大寒というのに堤の斜面にはもう菜の花が咲き出している。寒い日もあるが平均的には暖冬のようだ。上下ウインドブレーカーを着て歩くと汗ばむ。(累計2763km) |
しぶんぎ座流星群毎年ほぼ決まった日時に出現する流星群の中で代表的なものに、しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群、ふたご座流星群などがある。これらは三大流星群と呼ばれ、沢山の流星が観測できるのでよく話題になる。 そのひとつ、しぶんぎ座流星群が1月4日の早朝に見られた。あいにく月齢18日の月が煌々と夜空を照らしていて撮影条件は悪かったが赤外線改造カメラと魚眼レンズで夜明け前の北の空を流れる流星を捉えることができた。 写真データ:2010.1.4.am3:50〜5:00,D40-IR,Fisheye10.5mm,30sec,PhotoshopEL7にて画像処理+比較明合成 |
元日の月食元日の朝西の空で部分月食が見られた。欠けたのは満月のわずか8%にすぎないが今年初の天文現象である。 今年は月食が3回起きる。元日と6月26日の部分月食、そして12月21日の皆既月食である。一方で日食は、1月15日に金環食が東南アジアで、7月12日には皆既日食が南太平洋で見られる。天文ファンの一人として楽しみの多い年になりそうだ。 写真データ:2010.1.1.am04:22,D80,500mm+1.4x,1/400,PhotoshopEL7で画像処理&周辺トリミング |
カゲツ(花月)分厚い丸い葉が硬貨に似ていることから“金のなる木”、英語では“dollar plant”などと呼ばれている。南アフリカ原産でベンケイソウ科の多肉植物だ。縁起の良い名前から五円玉をいくつも枝にはめて栽培しているのをよく見かける。 去年の暮から淡いピンクの花を枝いっぱいに咲かせている。何年も育てているが花が咲いたのは初めてである。枝を剪定する時期が良かったのだろうか。今年は何かいいことがありそうだ。 |
カノープスカノープスは、りゅうこつ座の恒星でマイナス0.7等星、シリウスについで全天で2番目に明るい。赤緯は−52度42分なので単純計算すればカノープスが見える北限は北緯37度18分となる。だが実際には、大気の屈折により地平線近くの星は少し浮き上がって見えるため、新潟市から福島県の相馬市を結んだ線あたりが北限となる。小山市付近でも気象条件が良ければ12月下旬から1月上旬にかけて午前0時ころに南の空低く見ることが出来る。 からっ風が吹く中、防寒具で身を固めて近くの太平山(346m)の展望台に行った。関東平野の夜景が素晴らしい。約80km先の東京タワーの上にひとつだけぽつんと寒そうに輝いているカノープスを捉えることが出来た。 写真データ:2009.12.21,NikonD80,135mm,F5.6,ISO400,10sec, PhotoshopEL7で画像処理、周辺トリミング |
ふたご座流星群ふたご座流星群が12月14から15日にかけてピークを迎える。16日が新月のため月明りもなく観測条件は最高だ。撮影機材を車に積んで渡良瀬遊水池の堤に行った。 この流星群は小惑星ファエトン(小惑星No.3200)が放出したチリが地球の軌道と交差することによって起きる。ファエトンは、もともとは彗星だったが、公転軌道がかなり歪んだ楕円で、太陽に最も近づいた時は水星の軌道よりも遥かに内側に入り込むため、強烈な太陽光を受けて揮発成分が無くなってしまったらしい。 午前2時過ぎから撮影を始めた。かなり強い閃光を放ったり、出現から消滅までの間で微妙に色が変わる流星もある。大気の密度と関係しているのだろうか。幻想的な流星群に時間が経つのも忘れて明け方まで見入った。 写真データ:2009.12.15.am02:30〜, NikonD80, Fisheye10.5mm, F/3.5, ISO800, PhotoshopEL7で画像処理,露出50秒の画像4コマを比較明でコンポジット. |
ウォーキング12月冬至前のこの時期は一年中で最も日没が早くなる。暦を調べると、小山市付近では12月6日が最も早く、午後4時25分だ。実際には地平線に山や雲があるため4時を過ぎると間も無く沈んでしまう。家に帰る頃は真っ暗、ライトを持ってのウォーキングだ。(累計2516km) |
2009年12月- M |
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