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自由研究 No.241-260


目次

No.260:電子工作(デジカメのリモコン) No.259:鮭  No.258:しし座流星群  No.257:ウォーキング 11月  No.256:登山靴  No.255:オリオン座流星群  No.254:ハヤトウリ  No.253:ウォーキング 10月  No.252:デジカメ改造  No.251:ジンジャー  No.250:アレチウリ  No.249:ウォーキング 9月  No.248:トンボ  No.247:ユリ  No.246:トレニア  No.245:遅い夏  No.244:ウォーキング 8月  No.243:ブラックベリー  No.242:ナナフシ  No.241:コバンソウ

電子工作(デジカメのリモコン)

 前に自作したリモコンをD40にも使えるように改造することにした。

 D40にはリモートコードの接続端子が無く、アクセサリーとして出されている赤外線リモコンML-L3を使う仕様になっている。ML-L3の回路を調べてみると、タイミング合わせのバッファー回路を追加すればマイコンで制御できそうである。赤外線LEDはシュノーケルの先に取り付けカメラのアクセサリーシューにマウントできるようにする。必要な部品を秋葉原で買い集め、暫し電子工作を楽しんだ。

 オリオン座やしし座流星群の時はこのリモコンを使い流星が流れる様子を捉えることができた。流星群だけでなくさまざまな写真撮影に力を発揮してくれそうだ。

*参考:電子工作-3

電子工作(デジカメのリモコン) リモコンユニットに組み込まれた追加基板
電子工作(デジカメのリモコン) D40にマウントした赤外線LED

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 この時期市内を流れる思川で鮭の遡上が見られる。年々数が増えているらしい。

 思川は20kmほど下流で利根川に合流している。太平洋を回遊し、銚子の河口から小山市まではるばる200km近くも遡って来るのだから鮭の生命力には驚く。

 近年地元のボランティア活動で川のクリーン作戦が展開されたり、子供たちも参加して稚魚の放流なども行われている。先週は市の観光協会の主催で鮭祭りが開催され、多くの人たちで賑わった。

 鮭が遡って来るのは自然が回復した証だろう。

鮭 元気よく遡上する鮭
鮭 産卵を終えて自然に帰る鮭

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しし座流星群

 11月18日未明にピークとなるしし座流星群を観測するため、仲間と撮影機材を担いで伊豆大島に行った。

 この流星群はテンペル・タット彗星が1533年の回帰時に放出したダストの中を地球が通過することによって起き、1時間あたり100個内外の流星が見られると予想されている。

 17日は夜半まで雨で流星観測は半ばあきらめてかけていたが幸運にも18日の午前3時を回る頃から綺麗に晴れ渡った。海岸に撮影機材を設置して観測を開始。東の空が白み出す頃まで、様々な明るさの光跡を引いて流れるいくつもの流星を見ることができた。

写真:2009.11.18,am05:20,D80,10.5mmFisheye,ISO800,25sec.

しし座流星群 夜明けの流れ星<写真を拡大>

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ウォーキング 11月

 いつも途中で立ち寄る神社の木々がきれいに色付いている。今年は台風の影響が少なかったせいか取分け鮮やかだ。誰もいない境内でこの紅葉を独り占め出来るのは気分がいい。(累計2,386km)

ウォーキング 11月 境内の紅葉<写真を拡大>

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登山靴

 長年使っていた登山靴の底が剥がれてしまったので近くのアウトドア用品の店に家内と見に行った。最近は軽くて履き易い新素材の靴がいろいろと出ている。防水性と透湿性に優れたゴアテックス製の靴をペアで買って来た。どの山に登ろうか、地図を見ながら会話が弾む。

登山靴 新調した登山靴

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オリオン座流星群

 流星群は彗星が放出した塵の群れを地球が横切る際に見られる。オリオン座流星群は約3000年前にハレー彗星が放出した塵によるものであることが最近の観測で分かったそうだ。毎年10月21日頃がピークになり、今年は1時間あたり50から60個は見えると予報が出されている。今回は自作のリモコンを使い自動撮影にチャレンジしてみた。

 流星群の撮影は初めての経験であった。流星はオリオンが振り上げた棍棒あたりを中心に放射状に流れる。しかし空のどこから現れるか予測できない。とりあえずデジカメをオリオン座の3つ星あたりに向け撮影をスタートした。しばらく肉眼でも見ていたが全く流れない。流星は予報された数よりはるかに少ないようだ。空を見ていると首が痛くなるので観測はデジカメに任せて車の中でラジオを聴きながら寝ていた。時々起きてデジカメの状態を見に行くとバッテリー切れやレンズが夜露で曇るなどのトラブルが発生している。何回か真っ暗闇の中での悪戦苦闘を強いられた。

 結局車の中で寝ていたこともあって流星はひとつも見ずに終わった。写真は殆ど諦めていたのだが、後で230枚ほどの写真を入念にチェックしたところ流星を捉えているショットを見つけ感激、記念すべき1枚となった。

 11月18日にはしし座流星群、12月14日にはふたご座流星群がピークになる。共にちょうど新月で月明かりもなく条件が良い。これらの流星群も楽しみだ。

写真:2009/10/20,am02:46.14,IR改造D40,f18mm,F3.5,ISO800,35sec.

オリオン座流星群 オリオン座と流星の光跡<写真を拡大>

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ハヤトウリ

 今年は家庭菜園でゴーヤの代わりにハヤトウリを育ててみた。

 ハヤトウリはウリ科の多年草で原産地はメキシコ南部、大正時代に鹿児島へ導入され、全国に広がって行った。『ハヤトウリ』の名前は『薩摩隼人』に由来しているそうだ。

 昨年親戚から野球のボールほどもある種瓜を3個いただいた。5月初旬、教えてもらったとおり種を出さずに丸ごと植え付けた。夏にかけて猛烈な勢いでツルが伸び、近くにある庭木のてっぺんまで這い上がった。9月下旬、花が咲き出すとスズメバチが何匹も飛んで来る。蜜を集めに来るスズメバチはあまり攻撃しないそうだ。でも何となく怖くて近づき難い。このスズメバチが受粉してくれたおかげで沢山の実がなりだした。大小200個近くはあるだろうか、日を追って大きくなってゆく。

 毎朝ひとつかふたつ取ってきてサラダや浅漬けにして食べている。シャキシャキとした食感がいい。おでんの具やキンピラにしても旨いと近所の人が教えてくれた。保存がきくのでしばらく食卓を賑わしてくれそうだ。

ハヤトウリ 蜜を集めに来たスズメバチ
ハヤトウリ 大豊作のハヤトウリ

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ウォーキング 10月

 最近地元の人たちのボランティア活動で農道やあぜ道にさまざまな草花が植えられるようになった。今はコスモスが満開だ。花の声援に答えながら歩く。(累計2168km)

ウォーキング 10月 道端のコスモス

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デジカメ改造

 赤外線領域で天体を撮影してみようとD40を特注で改造した。デジカメに使われているCCDやCMOSなどのイメージセンサーは人間の目では見えない赤外線領域の光まで捉えることが出来る。しかし一般のデジカメでは、赤外線は画質に影響を及ぼすためフィルターを入れてカットしている。この赤外線カットフィルターを外した。

 改造前後の性能を確かめるため、青、緑、赤、赤外線(波長940nm)のLEDを並べて発光させ、撮影してみた。改造前はかすかにしか写らなかった赤外線LEDの光が明るく写り、この波長までカバーしていることが分かる。写真を見ると赤外線LEDの色は予想に反して白に近い。イメージセンサーの3原色カラーフィルターの分光特性によるものなのか興味をひかれる。さらにこの赤外線LEDを照明にすると暗視カメラのように暗闇の中でも撮影ができる。

 天体からは紫外線から赤外線までさまざまな波長の光が届いている。特に、水素原子の輝線スペクトル、Hα線(656.28nm)のフィルターを通して撮影すると太陽や星雲がどんな姿を見せてくれるか楽しみだ。

デジカメ改造 赤外線で撮影した不動明王
デジカメ改造 外した赤外線カットフィルター(左)、性能比較(IR:赤外線)(右)

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ジンジャー

 一昨年ハワイで買ってきたジンジャーの花が咲いた。熱帯産なので日本の気候には合わないのでは、と心配していたが順調に育ってくれた。我が家の庭には旅行先で買ってきた何種類かの草花が育っている。酔芙蓉、チューリップ、コスモス、ジンジャー、それぞれ旅の思い出をよみがえらせてくれる。

ジンジャー ジンジャーの花

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アレチウリ

 アレチウリが堤の斜面を猛烈な勢いで這い上がり、ガードレールを乗り越えてアスファルトの歩道にまで押し寄せている。

 アレチウリ、学名Sicyos angulatus、ウリ科の一年生植物で原産地は北アメリカ。日本へは輸入穀物に混じって入ってきたらしく、国内では昭和27年頃に静岡県の清水港付近で生育が確認されている。平成18年に特定外来生物の適用を受け、その駆除が求められるようになった。

 この一帯ではつい数年前まで見たことがなかった。野鳥あるいは増水した川の流れで種が運ばれて来たのだろうか、急速に勢力範囲を広げている。河川敷や堤の雑草は定期的に機械で刈っているがアレチウリが他の雑草より早く成長するため結果的に繁殖を促進することになってしまう。天敵もなく、除草剤も使えないため、駆除には原始的な抜き取りの方法しかないそうだ。

 セイタカアワダチソウなどと共に生態系を破壊する厄介な外来植物である。

アレチウリ 押し寄せるアレチウリ

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ウォーキング 9月

 黄金の穂が風に揺れ、稲刈りの季節になった。今年の夏の日照時間は平年の半分にも満たなかったが収穫高にどう影響しているだろう。(累計2023km)

ウォーキング 9月 実りの秋

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トンボ

 栗畑でイトトンボを見つけた。腹部に青色の斑があることからアオモンイトトンボの雄のようだ。近くに水田が広がっており、そこで繁殖したのだろう。最近我が家の周辺でいろいろな種類のトンボを見かけるようになった。トンボが増えるのは自然が回復している証し、大切に守って行かねばならない。

トンボ アオモンイトトンボ

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ユリ

 今年も庭のユリが咲いた。花びらに鹿の斑点のようなピンクのつぶつぶがあることからカノコ(鹿の子)ユリの名がついたそうだ。球根が残っていて毎年同じ場所に2〜3本芽を出し、今ごろ花を咲かせる。スケッチブックを取り出し写生してみた。

ユリ 庭に咲いたユリ

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トレニア

 トレニアはインドシナ原産で和名はハナウリクサ(花瓜草)、スミレに似た草姿からナツスミレとも呼ばれている。地植えにするとこぼれた種が芽を出していくらでも増える。我が家の庭でもちょうど今満開だ。いつの頃からか記憶は定かでないがもう30年近くも咲き続けている。トレニアが咲くともう夏も終わりだ。

トレニア 庭のトレニア

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遅い夏

 梅雨前線が平年より3週間近くも遅れて消え、ようやく夏の日差しがやってきた。じりじりと照りつける直射日光はさすがに強烈だ。でも澄み渡った青空に漂う飛行機雲は何となく秋の気配を感じさせる。大気の上層にはもう大陸から冷たい空気が流れ込んで来ているようだ。

遅い夏 飛行機雲

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ウォーキング 8月

 川の中で鮎釣りをしている。川原に下りてスケッチをしながらしばらく見ていた。突然竿がビュンとしなる。鮎が掛かった。竿を立てて逃げようとして暴れる鮎を慎重に引き寄せる。見ている方もドキドキする瞬間だ。(累計1864km)

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ブラックベリー

 鉢植えで育てていたブラックベリーにたくさんの実がなった。もぎ取って口に含むと酸味が強く、子供の頃よく食べた桑の実を思い出す。ジャムでも作ってみようかと家内と話していたのだが旅行で1週間ほど家を空けている間に大半が落ちてしまいアリが群がっている。地植えにして柵に這わせ大きく仕立ててみよう。

ナナフシ 酸っぱい実

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ナナフシ

 枯れた竹の小枝でも落ちているのかなと思っていたらのそりのそりと動き出した。ナナフシだ。小さな顔がなんともかわいらしい。ナナフシには翅が無く腹部は11、足にはそれぞれ3つの節がある。節が7つあるからではなく、たくさんあるという意味で7という数字が選ばれてナナフシムシ、それがナナフシになったそうだ。漢字では竹節虫と書く。名前のとおり不思議な形をした虫だ。

ナナフシ 竹の小枝? ナナフシ

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コバンソウ

 庭の草むしり中にコバンソウを見つけた。コバンソウはヨーロッパ原産で明治時代に観賞用として渡来し、穂が小判に似ていることからその名前が付けられた。ドライフラワーの素材などによく使われている。我が家の庭ではこれまで見たことがなかったのでどこかに捨てられた種が野鳥などによって運ばれてきたのだろう。風に揺れる穂を見ているとチャリン、チャリンと音が聞こえるようだ。抜いてしまうのはもったいないので残しておいた。

コバンソウ 風に揺れる小判

2009年7月-12月 M

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