Mさんのページ −多彩な趣味をもつ友人Mさんのページ−自由研究 No.221-240 |
目次No.240:ウォーキング 7月 No.239:タイサンボク No.238:クジャクサボテン No.237:ホタルブクロ No.236:ウォーキング 6月 No.235:カエデ No.234:スズメ No.233:シュロ No.232:ウォーキング 5月 No.231:フクロウ No.230:シャガ No.229:夏の星座 No.228:浅間山の夕日 No.227:ウォーキング 4月 No.226:トビの飛行 No.225:電子工作(3) No.224:インターバル撮影 No.223:ウォーキング 3月 No.222:電子工作(2) No.221:ルーリン彗星 |
ウォーキング 7月アザミはスコットランドの国花になっている。その昔スコットランドに攻め入った敵がアザミのトゲに刺されて退却し、国が救われたという伝説に基づいているそうだ。道端のアザミのトゲは確かに草むらに踏み込むのを拒んでいるように見える。(累計 1786 km) |
タイサンボク近くの小学校の校庭にあるタイサンボクの花が満開になった。花の直径が20cm近くもある。漢字では泰山木あるいは大山木と書くので中国産のようだが北米原産である。原産地はともかく雄大なイメージをよく表している。このタイサンボクは卒業記念で植樹されたのだろう。根元には子供達が将来への思いを刻んだレンガを積んで囲いが造られている。 |
クジャクサボテン20年近くクジャクサボテン(*)を栽培しているが白い花しか見たことがなかった。赤い花が咲く株があったはずなのだが咲いたことがなく、そのうち他の株と混じってしまいすっかり忘れていた。 昨年の秋久々に土を入れ替えて肥料を施した。そのせいか例年になく殆どの株が蕾を付けた。その中に他より赤みの濃い蕾が付いている株がある。見ていると日を追う毎に赤みが増してくる。ひょっとして赤い花が咲くのでは、と楽しみに待った。 蕾の先が僅かに開き、中に白いめしべが見えだしたのでカメラをセットして待ち構えた。夕方から徐々に開き始め、午後10時を回る頃に見事な真紅の花が満開になった。 サボテンも世話をすると応えてくれる。鉢に目印でも付けて大切に育てて行こう。
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ホタルブクロ庭の片隅でホタルブクロが咲いた。この花の名前の由来については、Uさんがホームページ『楽しい自然ウォッチング』(*)で詳しく紹介している。ホタルを入れるという発想をした人はすばらしい。実際に入れて光らせたらさぞかし幻想的だろうと思う。 ホタルは無理なので代わりに白色のLEDを入れて光らせてみた。自然のシャンデリアが出来た。
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ウォーキング 6月梅雨の晴れ間にあちこちの麦畑で煙が立ち上っている。麦わらを燃やしてその灰を肥料にするためだ。必要な麦籾だけを収穫してあとは全て土に返す、これこそ理想的なリサイクルだろう。通りすがり農作業中の人にご苦労さまの声をかけた。(累計1654km) |
カエデ近くの神社の境内でカエデの実を発見した。赤い羽根のトンボがとまっているようだ。植物は種を遠くに運ぶためさまざまな手段を用いている。カエデの実がいつどうやってこの羽根を手に入れたのか興味深い。 |
スズメ今の季節野鳥たちは子育てに忙しい。我が家の庭でもスズメが餌をあさっている。保存しておいた小鳥の餌を皿に入れて庭石の上に置くとたくさん集まって来た。中には子連れもいて見ていると面白い。 親スズメより一回りも大きくなった雛が皿の上で羽を震わせながら、チッ、チッ、と鳴いて餌をねだっている。足元にはいくらでも餌があるのに自分で取ろうとしない。まだ取り方を知らないようだ。親スズメは餌を一粒ずつついばんでは口移しで与えている。 この雛もやがて厳しい生存競争の中を生きて行かなければならない。簡単に餌にありつけると思ってしまうと不幸な結果になる。小鳥の餌も数日で無くなったので生態観察も終わりにした。 |
シュロシュロの木に花が咲いた。垂れ下がった黄色い房は巨大なカズノコのようだ。やがて秋になると濃い紫色の実を結び、殆ど野鳥に食べられてしまう。最近、雑木林や森林公園などで自生のシュロが増えているが野鳥によって運ばれた種が芽生えたのだろう。我が家の庭でも思いがけない所でシュロの幼木を見つける。増える原因としてシュロはもともと熱帯産であるため気候の温暖化も影響しているのかもしれない。 |
ウォーキング 5月草むらでカラスムギの穂が揺れている。このカラスムギ、昔は飢饉の時などに食料にされたこともある。ところが名前に「カラス」をつけられ役に立たない雑草として見られている。カラスにしてみればそんな意味に用いられるのは不愉快だろうし、カラスムギだってそうに違いない。堤の上を歩きながらふと思う。(累計1,538km) |
フクロウバードウォッチングをしているJ.Iさんから、野木神社の森に住むフクロウがそろそろ巣立ちするはず、との情報をいただいた。野木神社は我が家からすぐ近くである。早速デジカメと双眼鏡を持って出かけた。 最初の日はケヤキの巣穴の中に雛の頭がわずかに見え隠れするだけだった。通い続けること5日、ついに微笑ましいフクロウの親子を見ることが出来た。時々落ちそうになりながら枝を登って行く雛を親鳥が上でじっと待っている。 我が家の周りにもこんな自然が残っていることに感動、雛が無事に成長することを祈った。 |
シャガ庭の木陰でシャガが咲き出した。 シャガは古い時代に中国から持ち込まれた帰化植物である。種子を作らないし球根も作らないので鉢植えなどで運ばれて来たようだ。アヤメ科の植物には珍しく常緑で生命力が大変強い。暗い場所でも地下茎を伸ばしながら雑草を押しのけるように増えて行く。我が家の庭でも木陰に沢山の株が増え、毎年花を咲かせている。ランにも似た美しさがあるのだが短命で翌日にはしぼんでしまう。 |
夏の星座前線を伴った低気圧が去り、夕方からきれいに晴れ上がった。月も出ていないので近くの堤に星空の写真を撮りに行った。田植えを待つ水田には夜景が映り山間の湖のようだ。午後11時を回る頃には東の空にサソリ座、こと座、そして白鳥座など夏の星座が昇って来る。自作のリモコンを使い、30秒露出で40枚ほど自動撮影してみた。それら40枚の写真を比較明合成のソフトを使って画像処理すると水田の上に昇る星座の光跡がきれいに浮かび上がった。 *NikonD80,Nikkor18-135,f18mm,F3.5,ISO800,20min,PhotoshopE7,2009/4/26 |
浅間山の夕日約120km先の浅間山に沈む夕日を自作のリモコンを使って連写してみた。 最も難しかったのは撮影ポイント探しであった。日没の方位と時刻を調べ、送電線などの邪魔物が視野に入らない場所を選んでカメラを構えるのだが、なかなかぴたりと当たらない。この時期は夕日と浅間山と重なる撮影ポイントは毎日1000m近くも南へ移動して行く。さらに日中は春霞で浅間山の姿は殆ど見えない。結局4日も地図を見ながらウロウロしてしまった。 次第に赤みを増しながら沈んで行く太陽に浅間山のシルエットが浮かび上がった時の胸の高鳴りは忘れられない。 *NikonD80,Nikkor70-300,f200mm,F4.8,1/640-250 at 2 minutes intervals,2009/04/10. |
ウォーキング 4月いつも歩いている堤の思川桜が見ごろになった。淡いピンクの花を咲かせるこの桜は1954年に小山市で発見され、市内を流れる思川にちなんでこの名前が付けられた。市の花にも制定されている。開花はソメイヨシノより2週間ほど遅く4月の中旬である。最近は様々な種類の桜が市内の公園などに植えられ、次々と開花して行く。それを見て回るウォーキングも楽しい。(累計1381km) |
トビの飛行海岸の崖で発生する上昇気流に乗ってトビがゆうゆうと滑空している。翼は広げたまま殆ど動かさず、尾羽を小刻みに動かして姿勢や方向をコントロールしている。翼端の反り返った羽は気流の乱れを抑え空気抵抗を少なくするウイングレットの役目をしているのだろう。最近ジャンボ機の翼にもウイングレットが付くようになったがトビは何万年も前からこの原理を使って飛んでいた。あらためて進化の不思議さを感じる。 |
電子工作(3)自作したインターバル撮影用のリモコンを使ってみるといろいろと改良したい点が出て来る。そのひとつにカウントダウン表示がある。自動で撮影している途中で気になって確認に行くのだが、撮影枚数はカメラの表示パネルを見れば分かるが、あと何秒で次のシャッターが切れるのか時間が分からない。 キッチンタイマーが使えないかとホームセンターで安い中国製を買って来た。分解して時計ICの各ポートの電圧を調べてみると1号機で使ったPICマイコンと組み合わせれば何とか実現出来そうである。 まず大まかな回路図を描き、詳細は実験を繰り返しながら詰めて行く。パルスのタイミング合わせや誤動作防止などで回路が複雑になってしまったが意図した機能をほぼ実現することが出来た。プラケースに回路基板を収納し、キッチンタイマーから外した液晶パネルと入力ボタンを上面に取り付けて全体をまとめた。材料費は1号機に比べ500円ほどコストダウン、頭の片隅にかすかに残っていた記憶を呼び戻してくれた電子工作であった。
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インターバル撮影自作したリモコンユニットの動作を確認するため庭のノースポールを自動撮影してみた。インターバル10分で約2時間、太陽が昇るにつれて次第に開いて行く花の姿を捉えることが出来た。 時間軸で見るとスチル写真では表現できない花の美しさが見えてくる。写真の楽しみが増えた。 |
ウォーキング 3月道端の垣根の上にモズを見つけ、思わず立ち止まってシャッターを切った。目の周りの特徴からアカモズのオスのようだ。 ウォーキングも季節によって様々な自然との触れ合いがあって楽しい。野鳥もそのひとつである。(累計1,227km) |
電子工作(2)ニコンの一眼レフD80にはインターバル撮影の機能が無く、アクセサリーも出ていない。一方でコンパクトタイプにはその機能が搭載されているモデルもある。どちらかといえばニーズは一眼レフの方が多いのではないかと思う。D80のリモコン端子の仕様を調べてみるとマイコンを使えば簡単に出来そうなので自作してみた。 仕様は、
秋葉原に行き、マイコンICやトランジスタ、リレースイッチなどこまごまとした部品を買い集めた。合計約4,000円。 昔を思い出しながらハンダゴテを使って万能基板に回路を組んだ。実際に動作させてみるとなかなか思ったように行かない。特に2つのリレースイッチの動作にどのくらい時間差をつければいいのか分からず、カメラとの接続テストを何回も繰り返しながら部品定数を選んだ。久々に時間が経つのを忘れるほど夢中になってしまった。 カシャッ、カシャッ、と自動で切れるシャッター音を聞いていると撮ってみたい被写体が次々と浮かんで来る。写真の世界が広がりそうだ。 |
ルーリン彗星ルーリン彗星は2月24日に地球に最接近している。ちょうど2月25日が新月で観測の好機となるため、仲間と撮影機材を携えて小笠原の父島に行った。東京から南へ1000km、もう初夏の陽気である。幸い天候にも恵まれ、青白く尾を引く幻想的な彗星の姿を捉えることができた。 写真:2009.02.24,22:45,NikonD80,Sigma500mm,F6.3,ISO1000,180sec,VixenGP2. |
2009年3月-7月M |
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