Mさんのページ −多彩な趣味をもつ友人Mさんのページ−自由研究 No.121-140 |
目次No.140:地動説 / Copernican theory No.139:槿(ムクゲ) No.138:アリゾナ記念館 No.137:夢の星空観測 No.136:ジャガイモ / POTATO No.135:アマリリス No.134:アジサイ No.133:殯の森 No.132:ジャガイモの花 No.131:ラジコンヘリ No.130:鷺 / Herons No.129:尾瀬 No.128:金星 No.127:夢の飛行機 No.126:牡丹 / Botan No.125:クマンバチ No.124:タンポポ No.123:ツクシ No.122:フキノトウ No.121:菜の花 / Rape Blossoms |
地動説 / Copernican theory宇宙ステーションが地球を回り、惑星探査が行われる時代になっても地動説というのはどうも信じ難い。 地球が自転している姿を自分の目で直接確かめたわけではないので無理もないことかもしれない。 カメラを北極星に向け、バルブ設定で10分程度シャッターを切ると星の日周運動を捉えることができる。 このようにして自分で撮った写真を見ていると確かに地球は自転しているような気がしてくる。
Aim a camera to the polestar in the bulb mode, then expose about ten minutes. The rotation of constellations will come out on a photograph. Such my own starry picture convinces me that the earth is rotating indisputably.
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槿(ムクゲ)庭のムクゲが咲き乱れている。いつ頃から庭にあるのか記憶は定かでないが、母が知人から譲ってもらったものだ。 朝鮮語では無窮花(ムグンファ)、韓国の国花だ。しばしば韓国の象徴として国章などの意匠に使われている。 花はたった1日でしぼんで散ってしまうが次から次とつぼみが開き、9月中旬まで咲き続ける。韓国ではこの生命力を民族の歴史としたたかさに例えているそうだ。 樹皮を乾燥したものは抗菌作用があり水虫薬などに配合され、花は乾燥すれば胃腸炎、下痢止めなどの生薬としても珍重されている。 毎朝新しい花が開き、真夏の炎天下を1日精一杯咲いて、次のつぼみに明日を託すように散ってゆく。まさに民族を象徴するような情熱的な花である。 |
アリゾナ記念館パールハーバーのアリゾナ記念館を訪れた。朝早く行ったのだが入館を待つ人で既に140〜150mもの列ができていた。 殆どがアメリカ人、しかも子供連れが多い。対岸には太平洋戦争の降伏調印が行われた戦艦ミズーリが係留されている。 入館を待ちながら日系の方に聞いたら列はこれでも短い方だそうだ。ハワイに来る日本の観光客は多いのだがここを訪れる人は少ない。 アメリカ人が来るのは、過去の戦争でアメリカ本土が直接攻撃されたのは唯一ここだけ、その犠牲者への追悼と愛国心からではないですかとも話していた。 入館するとまず日本海軍による奇襲攻撃の記録映画を見る。そしてフェリーで半旗の掲げられたアリゾナ記念館へ渡る。 海底に沈んだ戦艦アリゾナからは今も油が漏れ出している。海面に広がり、虹色の光を放ちながら風に吹かれて戦艦ミズーリの方へと流れていた。 この開戦がやがて沖縄の地上戦、東京大空襲そして広島、長崎の原爆投下へと悲惨な結末につながる。 海面を漂う油膜は訪れた人それぞれに何かを語っているように見えた。 |
夢の星空観測ハワイのマウナ・ケア(海抜4,200m)は晴れる日が多く、大気が安定しているため山頂には各国の望遠鏡が設置されている。 日本が誇る世界一の反射望遠鏡、『スバル』はその中のひとつである。これを見学し、さらに星空観測をするツアーがあることを知り、家内と参加した。 スバル望遠鏡の巨大さには驚いたが、特にマウナ・ケア山腹のオニズカビジターセンターでの星空観測はすばらしい体験であった。 ツアーの参加者はプロのカメラマンや天文マニアなどその方面のベテランの皆さん。 それぞれ持参した撮影機材を思い思いの場所に設置して深夜の2時過ぎまで黙々と星空を狙っていた。 こちらは駆出し、ベテラン諸氏からいろいろアドバイスをいただきながら天の川を中心に撮影した。 帰国後、PCで細かい画像処理をすると滔々と流れるような天の川が現われた。自分で撮った写真に感動、これは病み付きになりそうである。 次はどこに行こうか、全天が写せる魚眼レンズも欲しくなった。 * 撮影データ |
ジャガイモ / POTATO家庭菜園のジャガイモを掘った。 株を引っ張り上げると根にたくさんのジャガイモがぶら下がっている。さらに土を掘ると大きなジャガイモがごろごろと出てくる。全部で30Kgも収穫できた。 春先に植付けた種芋は1Kgほどだったのだが、初めてにしては大豊作である。ジャガイモは連作を嫌う。特に長雨にあったりすると種芋が育たずに腐ってしまう。 いい条件が重なったようだ。 花(No.132)がどんな実を結ぶのか楽しみにしていたが、どこにも見当たらない。花が咲いたあと注意して観察していればよかった。こちらは期待外れだった。
When a root is pulled up, it takes out a lot of potatoes. Furthermore, many big potatoes come out from the earth. Amount of harvest reached 30kg in all. The seed potato which planted in the early spring was approximately 1kg, but it is a bumper crop though the first time. The potato dislikes repeated cultivation. A seed potato does not grow up and will be decayed when caught in the long rain. Good conditions seem to have occurred at the same time. I looked forward to what kind of fruit a flower (No.132) links, but I cannot see it anywhere. I should have observed carefully after the flower. This was disappointing. |
アマリリス不思議な植物である。球根から太い茎がぐんぐんと伸びだしたと思ったら、まもなく先端に大輪の花を咲かせた。 アマリリスは南アフリカ原産の多年草で水仙などと共にヒガンバナ科の仲間である。江戸時代に伝来し、和名は白妙菊と呼んだらしい。 でも白妙菊というのは聞いたことがない。 当時は白妙菊のイメージだったが、品種改良でゴージャスな花を咲かせるようになり、イメージが変わってしまったからかもしれない。 花が終わるころになって茎の根元から葉が出てきた。この葉が夏から秋にかけて球根に栄養分を蓄えてくれる。 園芸の本には、その時期に肥料を与えるのがいい、と書いてある。今まで花が終わるとそのまま放置してしまうので2年続けて咲いたことはない。 今年は大切に育ててみよう。 |
アジサイアジサイの季節になった。街の中あちこちで様々な色の花を見かける。 我が家の庭では、柿の木陰でガクアジサイが咲いている。ガクアジサイはアジサイの原種で、 これを品種改良することによって球状に花を付ける様々な色のアジサイが生まれてきたらしい。 昔、化学の先生から、アジサイの色は土壌のpH濃度で決まり、酸性だと青、アルカリ性だと赤くなる、 という話を聞き、洗濯の水(当時の洗濯石鹸はアルカリ性だった)を撒いている家の花は赤いのかな、と思ったりもした。 でも、よく見ていると、つぼみのころは緑色、それが白くなり、咲くころには水色、または薄紅色、咲き終わりに近づくにつれ、しだいに色濃くなっていく。 土壌のpH濃度だけではないようだ。 しとしと降る雨に咲くアジサイ、まさに日本の梅雨の風景だ。 |
殯の森映画『殯(もがり)の森』を家内と見に行った。今年のカンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した作品だ。 33年前妻に先立たれた認知症の老人と息子を事故でなくした介護士との心の通い合いを描く。 鬱蒼とした森林の中をさまよい歩いてたどりついた妻のお墓で「長かった、… 」と土に頬摺りしながら静かに眠りにつくラストシーンは感動的だった。 この映画を見て父や母のことを思い出した。 我が家のお墓の納骨室には骨壷が無い。 父が生前、死んだら土に帰るのがいい、と話していたので母は遺骨を壷から出して納骨室の土の上に撒き、壷はお寺で処分していただいた。 37年前のことである。8年前に母が亡くなり、納骨室を開いた。中には湿った土があるだけで遺骨は殆ど無くなっていた。その上に母の遺骨を壷から出して撒いた。 受賞後に行われたインタビューで河瀬直美監督の弁、「日本人が今、最も大切にしなければいけないことを表現できたと思います」。 まさにそれを実感させられたすばらしい映画だった。 |
ジャガイモの花家庭菜園で栽培しているジャガイモの花が咲き始めた。 ジャガイモはナス科のため、花もナスによく似ている。18世紀ごろヨーロッパでは、食物というより鑑賞植物として栽培されていたらしい。 確かにきれいな花である。植物図鑑には、紫、白、黄、青系統など、品種によってさまざまな色の花が咲き、実を付けることも紹介されている。 8月には新ジャガが収穫できそうだが、どんな実がなるのか、その方が楽しみだ。 In a private vegetable garden, a flower of a potato blooms. A potato is eggplant department, so a flower resembles a flower of eggplant closely. In Europe at the 18th century, the potato was cultivated as a decorative plant, not as a food. It is really a beautiful flower. An illustrated book of flora is describing that the each potato has an own version color of flower, such as purple, white, yellow, and blue, and will bear a fruit. New potato will be crop in August. But I am looking forward to a fruit, rather than potato. |
ラジコンヘリ通販で電動のラジコンヘリを買った。機体の重量わずか60グラム、一回の充電で30分ほど飛ばせる。 昔、『子供の科学』に載っていた設計図を見ながらゴム動力のヘリコプターを作ったことがある。 舞い上がるのだが安定せず、すぐ横倒しになって落下してしまう。いろいろ調整しながら飛ばしているうちにローターが折れてしまった。 今回買ったラジコンヘリのローターと軸の結合部の構造をよく見ると、回転面に対し上下方向については柔軟性を持たせている。 この構造によってローターの回転中のバタツキが吸収され、機体の姿勢が安定に保たれているようだ。 今から思うに、あの設計図では確かローターと軸は細いピアノ線を介して結合し、ローターはピアノ線の弾力で上下にフラフラ動く構造になっていた。 当時ピアノ線が手に入らなかったため、太目の針金を使ってがっちり固定してしまった。 この理屈を知っていたらゴム動力ヘリももう少し安定して飛んだのかもしれない。 機体がクルクル回転してしまったり、天井や壁に激突したり、ヘリコプターの操縦は想像以上に難しい。 空中の機体の姿勢を見ながら2本のスティックをすばやく操作しなくてはならない。かなりの反射神経が必要だ。 だいぶ時間がかかったが何とか空中でホバリングできるところまで上達した。 |
鷺 / Herons田植えが終わり、我が家の周りの水田も一面緑色に染まった。 何羽もの真っ白な鷺が水田の中にじっと立って、時折水中のえさをつついている。 鷺は、お互いにある距離を保っていて、白鳥のように群れは作らない。それぞれが縄張りを持っているようだ。 しかし、他の鷺が割り込むと縄張りを主張して鳴くなどの威嚇する行動はせず、それまでいた鷺は別の所へ飛び去ってしまう。 鷺の姿は昔から見ているが、いまだに巣を見たことがない。今は子育ての真っ最中だろう。 Rice planting was finished, so the surrounding field of my house has changed color to green. Many white herons are standing in a rice field and occasionally peck bait in the water. They do not gather like swans and are keeping some distance each other. Herons seem to have a territory. But they do not fight for territory by crying or other behavior. If one heron cuts into other heron’s space, the heron who was occupying it gets away to other area. I am watching a heron since old days but saw a nest not yet. Now they may be in the middle of bringing up a fledgling. |
尾瀬登山仲間から尾瀬ハイキングの誘いがあり参加した。 若い頃は、大清水から三平峠を越えて尾瀬ヶ原に入り、山ノ鼻まで縦断し、さらに至仏山に登って尾根伝いに鳩待峠まで下るコースを1日で歩いたものだ。 今はさすがにそのコースは歩けない。戸倉からバスで鳩待峠まで行き、沢伝いに尾瀬ヶ原に出る一番楽なコースをとった。 5月24日に山開きが行われ、水芭蕉も見ごろになって、多くのハイカーが入山している。 若い人たちのグループはごく僅か、殆どのグループが我々と同じ、「夏が来れば思い出す、遥かな尾瀬、遠い空 … 」の世代だ。特に女性が多い。 地元のボランティアのガイドさんが付いて、植物や鳥など尾瀬の自然の説明を聞きながら歩いているグループもある。 山小屋には水洗トイレが備えられ、周辺にはゴミひとつ落ちていない。 一時期、山小屋から流される排水の栄養分で水芭蕉が異常に大きく成長するなど環境汚染が問題になったことがある。 売店には尾瀬のみやげ物がいろいろと並び、前のベンチではハイカーたちがジョッキで生ビールを飲んだり、ザルソバなどを食べながら休憩を取っている。 以前は見られなかった光景だ。 20数年ぶりに訪れ、尾瀬もずいぶん変わった。でもハイカーは昔と同じ“団塊”の人たちのようだ。 |
金星激しい雷雨を伴った寒冷前線が去り、きれいに晴れ上がった。 上空の大気がよほど澄んでいるのか青空の中に三日月とその横にポツンと金星も見える。 金星は数ヶ月前から宵の明星として西の空でひときわ明るく輝いている。 表面が厚い雲に覆われているため太陽の光を非常に良く反射し、最大輝度はマイナス4.6等星、全天一の明るさになる。 第2次大戦中、フランスの人達があまりにも明るいのでドイツ軍が飛行船からサーチライトで監視しているらしいと大騒ぎしたことがあったそうだ。 この時期金星は地球のすぐ内側の公転軌道上を急速に近づいている。8月16日に内合となり、その後明けの明星として輝くようになる。 |
夢の飛行機無線操縦の超軽量飛行機を紹介した新聞記事を見て、早速買って来た。 電波の代わりに赤外線でラダーとプロペラの回転数をコントロールして飛ばす。 発砲スチロール製の機体にモーターと受信機、バッテリーなどが搭載され、総重量はたったの3.5グラム。一回の充電で40〜50秒間の飛行が可能だ。 部品の小型化、軽量化はさることながら、これを千数百円のコストで実現した技術には驚く。 送信機を両手で持ちテレビゲーム感覚で操縦するのだが旋回が難しい。すぐに失速してきりもみ状態になって落ちてしまう。 旋回する時は揚力が下がるのでプロペラの回転数を上げて揚力を確保しなくてはならない。 こんな小さな飛行機でも操縦の理屈は本物と同じ、8の字飛行まではかなり時間がかかりそうだ。 一度は飛ばしてみたかった無線操縦機。子供の頃からの夢がかなったような気がする。 |
牡丹 / Botan牡丹の花が咲く季節になった。街のあちこちに見事な牡丹が咲いている。 品種改良でさまざまな色の牡丹が栽培されるようになった。我が家では純白、ピンク、臙脂の3色が毎年咲く。 これらは母が暮れ市の苗木屋さんで買い求め、育てていた牡丹だ。 苗木の殆どは芍薬の台木に接木されている。時々台木から出た枝の方が元気良く伸び、そこに芍薬の花を咲かせたりする。 台木から出ている枝は早めに切ってしまう必要がある。 牡丹の花は雨に濡れると散りやすい。杭に縛りつけた傘で覆っている家をよく見かけるが風に飛ばされるのでやったことはない。 せっかく咲いたのに3日目に雨が降り、散ってしまった。 The season of Botan bloom has come. We can see many wonderful flowers in the town. Various colors came to be cultivated by selective breeding. In my garden, a snow white, pink and dark red, three kind of color bloom every year. These are Botans that my mother bought from Year-end- market and she had grown them. Almost young plant of Botan is grafted on a stock of Shakuyaku. Sometimes the branch which appeared from a stock lengthens lively and then will bloom Shakuyaku flower. Therefore the bud which appears from a stock must be cut soon. When a flower is drenched by rain, it will scatter easily. I often saw the people who use an umbrella fixed on a stake. But I have not tried, because it may blow off by the wind. Though bloomed beautifully, it rained on the third day and has been scattered. Scientific name : Botan = Paeonia suffruticosa, Shakuyaku = Paeonia lactiflora |
クマンバチ庭の藤の花にクマンバチが群がり、ブーンと羽音をたてながら花の間を行き来している。 名前のとおりずんぐりとした子熊が黄色い毛皮を着て飛んでいるようだ。 体が大きく、羽音の印象が強烈なため危険な蜂として誤解されているが、ミツバチと同様攻撃さえしなければ人を襲うことは少なく、温厚なハチである。 見ていると、ただひたすら蜜を集めては飛び去って行く。背中の毛で花の受粉を助けているのだろう。藤の花もクマンバチの来訪を歓迎しているようだ。 |
タンポポ前の空き地にタンポポが花盛りとなった。殆どが西洋タンポポだがよく見ると日本タンポポも所々にかたまって咲いている。 花の根元にある緑色の苞片(ほうへん)が外側に反っているのが西洋タンポポ、反っていないのが日本タンポポだ。 日本タンポポは他の仲間の花粉をもらわないと種子ができない。そのため群生しなくては生き残れない。 一方、西洋タンポポは単為生殖で受粉しなくても種子ができる。種子の重さは日本のタンポポの半分ほどのため風に乗ってどこまでも飛んで行く。 しかもアルカリ性にも強いので、コンクリートの割れ目など僅かな隙間にも根をおろす。道路際などにぽつんと咲いているのは西洋タンポポだ。 タンポポの世界も外来種がぐんぐんと勢力範囲を拡大しているようだ。 ツクシ田んぼの畦道にツクシが沢山出ている。通学路を並んで登校する小学生のようだ。 ツクシ誰の子スギナの子などと言われているが、ツクシはスギナの地下茎から出る胞子茎である。茎は中空で節の部分は鞘状になっている。 子供の頃、一本だけ節の部分を引き抜いて元の鞘に戻しておき、何本か握った中からそのツクシを当てさせる遊びをしたことがある。 母が作った佃煮や油炒めを食べた記憶もある。 筆に似ているので土筆と書いてツクシと読ませるなど、親しみのある懐かしい植物だ。 |
フキノトウ今年も庭の片隅(No.76)にフキノトウが出た。蕾は何重にも苞に包まれ冬の寒さに耐えていたのだろう。春一番に芽を吹く我が家の山菜である。 フキノトウを見ると昔GWの休みに仲間と登った東北の春山を思い出す。 縦走を終えて山から下り、ふもとの山荘のオヤジさんとドブロクを飲みながら食べた天麩羅の味は忘れられない。 フキノトウは味噌汁の実にしたり、天麩羅にすると美味いが、やはりフキミソが一番だ。 みじん切りにしたフキノトウを味噌で練って小皿に塗りつけそのまま餅焼き網の上に伏せて弱火で焼く。独特の香りとほろ苦さが春の息吹を感じさせる。 |
菜の花 / Rape Blossoms近くの堤防の斜面が菜の花で一面黄色に染まっている。 菜の花は太い根が地中深く伸びて堤防の地盤を傷めるため除草剤が散布され、一時期ほとんど見なくなった。 最近、薬害のため除草剤を使わなくなったせいか再び増え、群生している。花芽は御浸しなどにすると美味い。 この時期、散歩がてら花芽を摘んでいる家族連れをよく見かける。 根の害はどうやって防ぐようにしたのだろうか。 いずれにしても自然が守られ季節感が楽しめることを歓迎したい。 A side slope of bank has changed color into yellow by rape-blossoms. This flower had almost disappeared once time by the scatter of a weed killer. The reason is because a big root damaged the ground of a bank. In late years the weed killer is not used because of side-effects, and rape-blossoms are increasing again. A sprout seasoned with soy sauce is very delicious. In this season, many families are picking up a sprout on the way of stroll. I am interested in how to guard the ground of a bank. In any way, it is a pleasure that the nature is protected and people can enjoy a season. |
2007年4月-8月 M |
©リタイア間近組
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