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Mさんのページ −多彩な趣味をもつ友人Mさんのページ−


自由研究 No.301-320


目次

No.320:ウォーキング 1月  No.319:スカイツリー  No.318:トビ  No.317:天王星  No.316:千枚漬け  No.315:メジロ  No.314:ウォーキング 12月  No.313:月面の地球照  No.312:ジョウビタキ  No.311:ひこばえ(その後)  No.310:ウォーキング 11月  No.309:ハートレイ彗星  No.308:スカイツリー遠景  No.307:ノスリ  No.306:ウォーキング 10月  No.305:ジョロウグモ  No.304:ひこばえ  No.303:彼岸花  No.302:アマガエル  No.301:ウォーキング 9月

ウォーキング 1月

 晴れた日の夕方、太陽が沈んで間もなく東の空を見ていると濃い紫色の幕が徐々にせり上がってくる。東の空に映った西の地平線の影だ。毎日見ていると天候によって微妙に変化する。今日は冬型の気圧配置が強まり大気が澄んでいるせいかひときわ鮮やかだ。(累計4190km)

ウォーキング 1月 堤の上で見た地平線の影<写真を拡大>

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スカイツリー

 建設中のスカイツリーが先日500mを超えた。我が小山市からは、ほぼ真南、直線距離にして65kmある。地球が完全な球体として単純計算すると約280mより高い部分が地平線の上に見えるはずだ。

 空気の澄んでいるこの時期なら見えるかもしれないとコンパスと望遠レンズを持って市内を探し歩いた。その結果、南の方向が見通しの良い堤の上で対岸の林の上にわずかに出ているスカイツリーを発見した。

 完成した時にライトアップされた姿がどう見えるか、楽しみだ。

スカイツリー 小山市から見たスカイツリー<写真を拡大>

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トビ

 河川敷の高空をトビが悠々と飛んでいる。

 トビは、海岸から市街地や山間部の農耕地までほぼ日本中に生息し、トンビの俗称で親しまれている最も身近なワシタカ類だ。あまり羽ばたかずに上昇気流に乗って上手に帆翔する。視力が優れていて高空にいても地上の小さな獲物を見つけることができ、トンビに油揚げ…、ではないが公園で食べているお弁当までさらわれることがあるそうだ。

 ピーヒョロロと鳴きながら輪を描く姿は、歌謡曲で歌われたり、どこか郷愁をそそられる。

トビ星 青空に輪を描くトビ<写真を拡大>

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天王星

 木星のすぐそばで天王星が青緑色に輝いている。

 天王星は、1781年にイギリスの天文学者ウィリアム・ハーシェルにより発見された太陽系7番目の惑星だ。地球の4倍ほどの大きさで、ほとんどがガスと氷でできている。青緑色に見えるのは上層大気に含まれるメタンによって赤色光が吸収されるためらしい。太陽からの距離は29億km、公転周期は84年、自転軸が公転面に対して98度も傾いていて、ほとんど横倒しの状態で太陽を回っている。

 太陽系の惑星はそれぞれ特徴があって不思議がいっぱいだ。
撮影日時:2010/12/31 20:20
撮影条件:NikonD90,Sigma500,1.4Telecon,VixenGP-2,700mm,f/9,6.5sec,ISO1000
PhotoshopEL8にて画像処理&周辺トリミング

天王星 木星のかなたで輝く天王星<写真を拡大>

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千枚漬け

 知り合いから大きなカブ(聖護院大根)をいただいたので千枚漬けを作ってみることにした。

 最大の問題はこの大きなカブをどうやってスライスするのかであった。包丁では直径が大き過ぎ、しかも硬くて歯がたたない。スーパーで買ってきた千枚漬けをよく調べるとカブを横方向に一定の厚みで均一にスライスしている。ノギスで測るとその厚さは1.5mm。ハムをスライスするような機械を使っているのだろうか。いろいろと考えた末、カツオブシを削るようなカンナを試作してみることにした。

 このカブをスライスするために必要な刃渡りは22cmになる。ホームセンターで3.5mm厚の鋼板を手に入れ、グラインダーで荒削りしたあと砥石で仕上げた。本体は物置にあった合板とアルミ材を使い、ネジで刃の高さを調節できるような構造にした。かくして、巾23cm、長さ45cmの巨大なカンナが完成した。

 実際にスライスしてみると思ったように行かない。丸くスライスできず半月状に途中で切れてしまう。刃の高さを調節したり、カブを押し当てる力を加減したり、試行錯誤の結果何とか丸く均一にスライスできるようになった。試作品にしては大成功である。

 家内がインターネットでレシピを調べ、樽に漬け込んだ。どんな千枚漬けができるか、楽しみだ。

千枚漬け 道具から作った千枚漬け<写真を拡大>

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メジロ

 赤く熟した柿の実をついばみにメジロが飛んでくる。チーチーというやさしい声で鳴きながら枝の間をちょこちょこと動き回っている。名前のとおり白く縁取りされた目、黄緑色の小さな体、身近で親しみのあるかわいい野鳥だ。

メジロ 柿の実をついばむメジロ<写真を拡大>

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ウォーキング 12月

 この時期朝早く堤の上を歩いていると川霧が見られる。川面にはもうもうと湯気のように立ち込め、堤防を乗り越えて畑の上を這うように流れて行く。大洪水を見ているような幻想的な光景だ。(累計4083km)

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月面の地球照

 風雨を伴った寒冷前線が通り過ぎ、夕刻からきれいに晴れ渡った。西の空には月齢2.4日の細い月が輝いている。大気が澄んでいるため反対側の夜の部分もくっきりと見える。

 これは地球照と呼ばれ、月の夜の部分が地球によって照らされて明るく見える現象である。このとき月面では満月のような地球が煌々と中天に輝いているに違いない。

*2010/12/08 17:37,NikonD90,Sigma500,Telecon1.4,f9,ISO800,5sec,PhotoshopEL8

ジョウビタキ 月齢2.4の月<写真を拡大>

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ジョウビタキ

 毎朝庭先にジョウビタキが来る。春先に近くの雑木林で見たきりしばらく見なかった。冬が近いので大陸から渡って来たのだろう。枝先にとまって、おじぎをするように頭を下げ、尾を細かく振りながらヒッヒッヒと澄んだ声で鳴いたり、クチバシでカタカタカタという音を出したりしている。縄張りを宣言しているようだ。

 ジョウビタキは、縄張り性が強く、車のミラーなどに写った自分の姿を攻撃したり、2羽が向かい合って鳴き交わしたり、追いかけ合いなども観察されるそうだ。

 野鳥たちの様々なしぐさは見ていて楽しい。

ジョウビタキ 庭に来たジョウビタキ<写真を拡大>

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ひこばえ(その後)

 稲刈りのあと切り株から伸びたひこばえに稲穂が実りだした。長年この地に住んでいるがここまで成長したひこばえを見た記憶がない。いつもの年なら秋になって気温が下げると枯れてしまう。稲刈りが例年より数週間も早かったことと、その後も気温が高い日がしばらく続いたことなどが影響しているのだろう。

 猛暑が稲作や野菜栽培にさまざまな影響を及ぼしている。今年は米粒にヒビが入り新米の等級が下がってしまったとニュースで報じていた。この猛暑が今年だけなのか今後も続くのか気になる。

ひこばえ(その後) ひこばえの穂:11月24日撮影

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ウォーキング 11月

 いつも前を通る小学校の銀杏がきれいに色付いている。道路も黄色いじゅうたんを敷いたようだ。夏が暑かったせいか今年の紅葉はどこを見ても鮮やかだ。(累計3988km)

ウォーキング 11月 色付いた銀杏

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ハートレイ彗星

 ハートレイ彗星は1985年に発見された周期彗星だ。10月20日には地球に約1800万kmまで接近した。11月6日がちょうど新月になるためその前後が観測の好機となる。今回は空気の澄んだ高原で撮影しようと車に撮影機材を積んで乗鞍高原に行った。

 彗星の明るさは4〜5等星、双眼鏡を使ってやっと見える程度だ。この明るさだと手動で望遠レンズの視野に導入することは極めて難しい。寒さの中防寒具で身を固め、赤道義を操作しながら孤軍奮闘、何とか青白く輝く彗星の姿を捉えることができた。

 同じころNASAの探査機が約700kmまで近づいて彗星の本体の姿を撮影している。その写真が新聞やwebに公開された。長さ約2km、小惑星「イトカワ」に良く似たピーナッツのような形で、太陽に照らされて激しく水分を含むガスや塵を噴き出している。

 こんな氷の塊が宇宙のかなたから飛んで来て美しい姿を見せてくれる。改めて宇宙の神秘さを感じる。

*2010/11/05am03:02,NikonD90,Sigma150-500,f-500mm,F9,ISO2500,露出128sec,VixenGP2自動追尾,PhotoshopEL8にて画像処理&周辺トリミング

ハートレイ彗星 こいぬ座で輝くハートレイ彗星<写真を拡大> ハートレイ彗星 探査機エポキシが撮影した彗星の本体(NASAホームページより)

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スカイツリー遠景

 季節はずれの台風が去り、久しぶりに快晴となったので栃木市の太平山(346m)に登った。

 関東平野が一望に見渡せ、はるか80kmかなたの東京の高層ビル街、そして建設中のスカイツリーが見える。今日現在のスカイツリーの高さは497m、完成時のライトアップされた夜景が楽しみだ。

*2010/11/03,D90,Sigma150-500,f180mm,1/2000,ISO320,PhotoshopEL8

スカイツリー遠景 80kmかなたのスカイツリー<写真を拡大>

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ノスリ

 河川敷の上空をノスリが悠々と帆翔している。

 のどから胸にかけての白い羽毛や黄色味を帯びた虹彩から今年巣立った若鳥のようだ。春先に同じ場所で成鳥を見かけたが、その雛だったのかもしれない。

 猛禽類特有の鋭い眼差しと尖ったくちばし、若武者のような風貌である。

ノスリ ノスリの若鳥<写真を拡大>

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ウォーキング 10月

 河川敷がセイタカアワダチソウの花で見渡す限り真っ黄色だ。この辺一帯は、昔はススキが群生していたがいつの間にかこの外来種に占拠されてしまった。嫌われ者だが今ではしっかりと秋の風情のひとつになっている。(累計3905km)

ウォーキング 10月 セイタカアワダチソウ<写真を拡大>

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ジョロウグモ

 家の軒下にジョロウグモが巣を張った。巣の真ん中にメスがでんと居座り、ちょっと離れたところに小さなオスが居候のようにじっと控えている。獲物が巣にかかるとメスがさっと動いて捕獲し、オスは頃合いを見計らってそっと近づいて行く。

 ジョロウグモは漢字で「女郎蜘蛛」と書くが、名前の由来を調べてみると、意外なことに、遊女の女郎ではなく、身分の高い女官の上臈(ジョウロウ)になぞらえて付けられた名前だそうだ。メスの体型や動きを見ていると確かにその通りだと思う。では、その上臈が、いつ、どうして遊女に身を落としてしまったのだろうか。

 メスの腹部をよく見ると、はでな模様にどこか怪しげな美しさがある。女郎ではなく花魁と言った方が良いのではないかと思ったりもする。

ジョロウグモ ジョロウグモのメス(下)とオス(上)<写真を拡大>

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ひこばえ

 稲刈りが終わった田んぼが新芽で一面緑になってしまった。あたかも田植えのころ、初夏のような風景だ。例年見ているが今年は新芽の成長が特にいいようだ。

 稲の切り株から伸びた新芽を“ひこばえ”と呼ぶ。ひこばえが成長して2度目の稲穂をつけることもあるらしい。これも温暖化の影響だろうか。そのうち二毛作もできるようになるかもしれない。

ひこばえ 再び緑になった田んぼ

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彼岸花

 猛暑だったせいか彼岸花の開花が例年より2週間も遅い。市内の公園でもやっと咲き出した。先日開催された曼珠沙華祭も全く花の無いお祭りになってしまった。農作物にもさまざまな影響が出ているようだ。

 今年の猛暑が突発的なものか、地球の温暖化によるものか気になるところである。

彼岸花 やっと咲き出した彼岸花 : 2010.9.30 撮影

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アマガエル

 石塀の上に小石でも置いてあるのかなと思って近寄って良く見たら、何と、アマガエルだった。普段見かけるのは黄緑色でこのような色のアマガエルは見たことがない。てっきり他の種類のカエルかと思った。

 アマガエルが体の色を変えることは一般に良く知られている。しかし、ここまで周囲の色に同化できるとは、見事としか言いようがない。カメレオンも顔負けだろう。

 このアマガエル、すっかり石に変身したつもりでじっとしている。

アマガエル 葉の上のアマガエル<写真を拡大> アマガエル 石になった?アマガエル<写真を拡大>

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ウォーキング 9月

 猛暑が続いたせいか今年は植物の成長が早いようだ。田んぼの稲刈りは殆ど終わり、道端ではネコジャラシが風に揺れている。(累計3793km)

ウォーキング 9月 道端のネコジャラシ

2010年9月- M

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