趣味

No.105:大きな課題が残った東海道歩き旅

 名古屋港湾岸を走る伊勢湾岸自動車道、片道3車線の広い産業道路、夜10時過ぎ、周囲に民家は無く、人通りも全く無いなか、次から次へと迫ってくる車のヘッドライトを見ながら、草の生えた狭い歩道を一人歩いていました。

 排気ガスを避けて、農道などで回り道する箇所なのですが、一刻も早く宿に着きたかったのです。この日、10kmほど歩いたところで身体が左に傾き始め、夕食をとった35km付近では完全に傾いてほとんど歩けなくなりました。宿まであと10km、100歩歩いては休み、100歩歩いては休みの、今まで経験したことのない苦しい歩きとなりました。でも宿に着くためには歩くしかありません。結局10kmに5時間ほど、いつもの2倍もかかるという、辛い体験となったのです。

 東海道歩き旅、足のマメが悪化して3日で中断した春、残りを歩いたこの秋もまたまた3日で中断して、すごすごと戻ることとなりました。1日目は、早朝の新幹線と在来線、バスで自宅から伊勢神宮まで移動し、そこから松阪までの25kmほどを歩きました。秋晴れのなかを気持ちよく歩いたのですが、宿に到着してから、25kmにしてはちょっと疲れたな、という感じでした。2日目は鈴鹿サーキットに近い白子までの32km、途中20kmほどのところから身体が左に少し傾き始めました。最初は、あれ、何だろう、どうしたんだろう、と思っていただけでしたが、傾きが次第に大きくなり、歩くと疲れるようになったのです。3日目は名古屋までの45km、10kmぐらいから傾き始め、35kmほどの長島スポーツランドではかなりの傾きとなりました。長島で夕食と休憩をとり、歩き始めたのが午後6時、そこから10km先の宿まで5時間ほどが、最初に述べた夜の苦行となったのです。

 4日目朝、名古屋から帰宅し、1週間ほど休憩、疲れもとれたので、試しに1日32kmを2日連続で歩いてみました。なんともありません。2日目から身体が傾き出したのはいったいなんだったんだ、と思いながら、残りを歩こうと、翌々日の朝1番の新幹線で名古屋に出かけました。どおりで帰ってからリュックを片付けないと思った、と妻が呆れていましたが。

モンブランケーキ「朱雀」
最後の力を振り絞って渡った大井川、GPS器には4時55分、264km(秋2回の合計距離)とあります。

 1日目の岡崎までの33km、2日目の浜名湖までの55kmは順調でしたが、3日目の掛川までの45kmで、最初の15kmあたりから身体が左に傾き始めたのです。結局3日目は予定を変えて袋井までの37kmとし、できるだけ身体を休めることとしました。4日目は島田までの28km、春の中断地点で、今回のゴールです。十分に休んだためか、最初は順調、気持ち良い歩きのときすらあったのですが、10kmほどから傾き始め、15kmほどのところではかなりの傾きとなってしまいました。東海道三難所「小夜(さよ)の中山」に入る手前では、後ろから自転車で来た高校生とおぼしき男の子がわざわざ立ち止まって、大丈夫ですか、と声をかけてくれるほどに悲惨な歩きとなっています。中山峠を越えて、長いながい、1km以上もある大井川の橋をやっとのことで渡り切り、島田駅に到着したときはもうヘロヘロでした。

 一応お伊勢さん歩き旅は完結しましたが、新たな、大きな課題が残りました。これが解決しないと来年以降の歩き旅はありません。いまは原因が分からないので手の打ちようがないのですが、とにかくどないかしないといけません。実はもう一つ、買ったばかりのスマホを落として壊してしまいました。泣く泣く同じものを注文、明日届く予定です。これはお金で解決できることではありますが、大きな痛手です。とほほ・・・・。

の記事

No.177:試し歩き (2021年10月31日)

 コロナ禍で2年間中断している東海道歩き旅、来年春には行けそうなので、事前の試し歩きをしてみました。毎日、日帰りで32キロ、5日間、雨のため1日だけ23キロだったので合計151キロ、自宅から静岡までの160キロの少し手前相当の歩きとなります。歳と共に低下する体力、それに加えての長い自粛生活でどうなるのか心配でしたが、何とか来年行けそうな感じです。

No.171:アンクルウエイトを重くしました (2021年04月30日)

 歩くときのアンクルウエイトを片足0.5kgから1.5kgに変更しました。1.5kg2個が入った袋を持った妻は、「こんな重いものを足に付けたら田園調布の坂を越えられないわよ」と心配しています。田園調布の住宅街は高台にあり、川崎の自宅からはそこそこの坂を上るのです。

No.169:コロナ禍最強の趣味 (2021年02月28日)

 「やることがなくて毎日が辛い。(あなたは)どうしてる?」と勤務先事務所のボス、「散歩と囲碁で過ごしています」と答えると、「そう・・・」と羨ましそうな感じでした。緊急事態宣言で在宅勤務、というよりも、仕事がないので勤務はなく、単なる在宅となっていて、ボスとは電話でときどき話をします。人好き、話好きなボスのこと、ストレスがかなり溜まっていることでしょう。

No.164:新たな囲碁の先生 (2020年09月30日)

 囲碁の先生が一人増えて二人になりました。新しい先生からのメールには、私のレベルに合った、大切と思われる詰碁問題と共に「目で5~10秒以内くらいで解ける」ように、との指示が付いています。つまり、詰碁が解けるだけでは駄目で、完璧に身に着けろ、ということなのです。囲碁も武術や柔術のように鍛錬こそ大切、ということでしょうか。

No.163:夏休みは囲碁三昧 (2020年08月31日)

 突然のこと、事務所のボスが2週間のホテル住いとなりました。どうやら、都心にある超一流ホテルに避暑、ということのようです。その間、私も思いがけない夏休み、どこかに行こうかと一瞬考えましたが、所詮はコロナ禍、結局囲碁三昧となりました。

No.162:オンライン囲碁対局 (2020年07月31日)

 地域の囲碁サークルで毎週日曜日にオンライン囲碁対局を始めて8週目となりました。皆さんご高齢なので参加されるか否か、提案者としては不安でしたが、始めてみるとみなさん熱心で、毎回10名ほどが参加されています。いままでの実対局でも、8名から多くても15名の参加でしたから、まずまずの成功、と言えます。

No.153:囲碁サークル (2019年10月31日)

 「上達しましたね」と私の囲碁対局を取り囲む人たちが口々に褒めてくれました。毎週日曜日の囲碁サークル、終了時間間近で他の対局はすでに終わって、メンバー全員が見守るという中で勝利したのです。ルンルン気分で帰宅しました。この日は2勝1敗、1年間続けて初めての勝ち越しです。9目という大きなハンディをもらっての勝利なのですが、それでも勝てなかった今までと比べると大進歩です。「勉強してますね」とも言われました。

No.147:10回目の東海道歩き旅 (2019年04月30日)

 今年で10回目となる東海道歩き旅、川崎の自宅から伊勢神宮まで、512kmを79万6千歩で完歩しました。ここ数年、気持よく歩ける日が少なくなり、歳とともに体力の衰えを実感するようになっています。

No.146:囲碁サークル (2019年03月31日)

 趣味は「旅行」と「ウォーキング」です。最近、それに「囲碁」が加わろうとしています。実益など求めず、ただただ楽しむ、それが本来の趣味というものなのかもしれませんが、私の場合は実益のない趣味は考えられません。貧乏性なのです。「旅行」は妻と二人、一緒に暮らす智恵を授けてくれます。一人旅はしません、実益が見いだせないのです。毎年の「東海道歩き旅」は一人ですが、これは毎日のウォーキングの励みの元になる、という実益があります。

No.135:東海道歩き旅で転倒しました (2018年04月30日)

 一瞬、何が起きたのか分かりませんでした。あっ、という間の転倒、自転車とのすれ違いざまでのことです。なかなか起き上がることができず情けなく、立止まった自転車の女子高校生から「大丈夫ですか」と声を掛けられ恥ずかしくもありました。


タイトルとURLをコピーしました